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帰ってきた 333 [オーディオ]

今日のお供は、S:Flo2 + tf10。
原田知世「music & me」の後半5曲からスタート。
今週は珍しく仕事で気疲れしてたので、ほのぼの路線から聴き始め。
気分がだんだん乗ってきたから、次はムラヴィンのショスタコ「革命」(84年ライヴ)。
3楽章の静かな曲想の背後にノイズが入っちゃってるのに気がついた。
ノイズが聴き取れると、嬉々として喜ぶのはオーディオ・マニアの性かな?

帰りに須山へ寄って、入院中の333を引き取る。
特定の曲で音割れが検知された右チャンネルはもうひとつ作製しなおしてくれたようだ。
その新品ユニットが付けられた333を店内で試聴してみたが、異常はなさそうだった。
しかし、どこが悪くて音割れが発生したのかは須山のラボでもよく分からなかったらしい。
今後の開発の参考にするため、音割れが検知されたソースや再生機器をヒアリングされた。
それで HM-801 のハナシになったが、ワタシ以外にもこれまでに HM-801 を持ち込んで試聴していたひとがいたらしく、入手先を聴かれた。
商品モニター用に HM-801 を買うつもりらしい。
それはそれでいいことなんだが、今後の須山の開発(音決め?)に HM-801 が使われるよーになんのかな?
なんか道(?)を誤りそうな気もするんだが……

帰宅後に、HM-801 + 333 で村治の「ポートレイツ」を聴く。
音割れに気付いたのが、このアルバムの1曲目「戦メリ」だったので、ホントに直ったのか確認してみた。
う~ん、作り直した右チャンネルでも音割れが聴こえる。
この「音割れ」の箇所を他のイヤホン(SA6、tf10)で聴いてみると、これらのイヤホンでも低音が歪んでいることが分かった。
ただ、低音部が歪んだだけなので、333の音割れほど耳障りではない。

さて、分かったこととそこから推測されることを整理してみよう。
1)333だけではなく他機種でも歪むが聴き取れたので、ソースに何らかの瑕疵はありそう
2)他機種よりも333での音割れがハッキリしているのは、333が他機種より高能率だからか?
3)他機種では「歪っぽい低音」ってだけなのに333では「音割れ」になるのは、他機種が333よりも低音方向のf特がダラ下がりだからなのか?
4)333の音割れは、特定の周波数でのみ発生しているようなんで、一種の共鳴なのか?
こーゆー推測を前提に考えると、この333の音割れは欠陥というよりも、仕様なのかもしれない。
そう思って、333の再修理は依頼しないことにした。
今回の音割れを防止するため、なにがしかの規格変更があったら、連絡をくれとお願いだけするにとどめる。

そんなわけで少々の不安(不満)を抱えつつ、333 は再び戻ってきた。
これで懸案事項の一つは片付いたわけだ。

懸案事項は他にもある。
PayPalにクレイムしたとたんに、それまで無視を決めこんできた態度を一変させ、インボイスの写しがメールされてきた HD-414 の行方である。
どうやら成田で通関待ちのままのようだが、多分土曜か日曜には入手できよう。
HD-414 をリケーブルしたり、バランス化したらどうなるのか、非常に楽しみだ。

今日の読書
乃南アサ「自白 刑事・土門功太朗」(文藝春秋)読了。
舞台が70年代~80年代に設定されており、しかも現在から回想しているのではなく、同時代のできごととして描いてるのが目新しい。
帯を見ると「新シリーズ」とあるから、本作同様に70年代・80年代における事件簿はまだまだ続くということか。
ちょっと愉しみだ。

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