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いまどきの「右翼」の主張 [世事]

体調はほぼ8割方復調したんで、昼飯は握り鮨を喰いに行った。
10%割引券の期限が今日までだったからってのも理由だが。

今日のお供は、HM-602+CX95。
何か狙いを持って組み合わせたわけではなく、この組合せって試したことがなかったから、やってみるかって程度の理由で選択。
パッと聴いたところでは音像が明確で、ピアノの音の粒立ちがよいよーに聴こえた。
だが、CX95のキャラとして、音がほぐれてくれないもんだから、10分も聴くと疲れてくる。
イヤホンを外すとホッとするなんてのは、すこぶるよろしくない。
CX95は上流が曖昧な音の場合(例えば、c200v2)には特効薬のように効き目があるが、それなりの上流を整えた場合には合わないのかもしれん。
と、文句を書きながらも、なんだかんだと1時間ほど聴いた(キース・ジャレット・トリオ「Whisper Not」、上原ひろみ「Place To Be」、ムターのメンデルスゾーンVn協、村治佳織「ポートレイツ」から数曲ずつ)。

帰りに、駅前に珍しく右翼の街宣車がいたので、数分だけだが立ち止まって、CX95を耳から外して、演説を聞いてみた。
そんとき気付いたことを箇条書き。
・一昔前の右翼(親米反ソ)と違って、主張の中に「反米」とゆー単語が混ざる。
・尖閣などの対支問題に触れず、北鮮の拉致を非難。
・看板に掲げたスローガンに「核兵器よりも強い武器は9条破棄」とあった。
・特攻服みたいな服装の人はおらず、フツーに背広を着て、フツーの口調で演説。
とまぁ、全体を通して、一般のノンポリの人にも受け入れてもらおうとする姿勢が垣間見えた。
よくよく考えてみれば、市民運動(活動)は左翼の専売特許ってわけでもなく、右の立場からの市民的な主張ってあったほうが健全な状況だと思う(すべての市民活動が右傾化するのも困るが)。

とはいえ、右翼は警察(公安)の監視対象のはずだよなぁなんて思いながら、周囲を見ると、少し離れたところに「柔道やってます」然とした体格のよい短髪の30代男性が立ってた。
片耳イヤホンだったので、iPodじゃなくて受令機なんでせうね。
ホントに監視するほどの危険性があるなら、トーシロのワタシが気付くよーな監視の仕方をするはずがないから、アレは半ば公然と観察している姿を見せて、牽制をかけてたってことかな?

まぁ、数分で飽きちゃったんで、再びCX95を耳につけると、なんとタイミングのイイことに村治佳織のギター曲は「インターナショナル」(武満「ギターのための12の歌」より)だった。
イヤホンでよかった。
今日のお供がヘッドフォンだったら、首にかけたヘッドフォンから小音量ながらも「インターナショナル」が流れてたら、団体の人か公安の人に呼び止められたかも(笑)

帰宅後、BS-hiで「坂の上の雲」(第6回。地上波よりも先行して放送)を視る。
う~ん、力作なんだが、なんか引っ掛かるところのないドラマだなぁ…。
毒が足りないんじゃなイカ(正岡子規の背中に孔があいて膿がジュクジュクしてるところ(脊椎カリエス)はグロかったが)。
まぁ、なんつーか、とても面白く記述された教科書を読まされてるよーな気分。
日露開戦すれば状況も少しは変わるか?

今日の読書
「伏 贋作・里見八犬伝」を半分まで。
劇中劇ならぬ作中作で、本作の登場人物・滝沢冥土(馬琴の息子とゆー設定)が書いた作品として「贋作・里見八犬伝」が出てくる(本作の1/3弱を占めるボリューム)。
これが、ナウシカ、もののけ姫っぽいとこがあったり、桜庭自身の作である「製鉄天使」を思い出させたりで、なかなか面白かった。
さて、後半はどーゆー展開になるか?
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