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手ごわかったストコの2枚 [オーディオ]

先週水曜から出社開始。
ポタ運用も開始。
で、水~金まで同じ曲を別のハードウェアで聴くとゆー3日間。
その曲はストコフスキーのチャイコフスキー交響曲5番とベルリオーズ幻想交響曲。
この2枚は高校時代(もう35年以上前のハナシだ)に腐るほど聴いてた。
勿論、当時のヴィニール盤LPは今もあるけど、メチャクチャ傷やら溝減りでノイジー。
年末にストコのDECCA録音箱(昨今のボックス流行りのなかでは5枚組は小箱というべきか)を購入。
よーやくリッピングしてポタ環境で聴けるよーになった。

水曜は手慣れた組合せでC4+ESW9LTD。
楽音の分解が大変よろしくて、最初は浮かれ気分で聴いてた。
そのうちに当時の録音のよろしくないところ(ピンポン録音といわれた左右の楽音割り振りとか、目立つパートを突然音量上昇を不自然なほど強調)が鼻につく。
でも、それも当時の録音のクセをよく再現してると思えば、我慢できる。
この組合せで何が気持ち悪いのかといえば、音のアラが目立たないのはイイとして、その引き換えに何とも腰の座らない軟弱な音だったのが気に食わない。
試しに村治のギター曲を聴くと大変イイ音で聴こえたので、コレはハードとソフトの相性が悪かろうと判断。

それではとゆーことで、木曜はハードを換えて、上記2曲を再聴。
今度は、iPod Touch6G(KaiserTone、4倍アップサンプリング)+CDM(2.5mmBalance出力)+PM-3。
CDMの力強さと、PM-3の音場感のよさを組ませて、前日の軟弱な音や不自然な音場を少しでも改善しようという意図。
目論見はそこそこ当たって、力強さは出てきた。
引き換えに、録音のアラ(フォルテシモでの音のつぶれ、腰砕け)もハッキリ出る。
音場の不自然さは、やっぱり頭内でピンポン録音の気持ち悪さは少し和らいだ程度。
ラウドスピーカーで聴いてるとピンポン録音も当時のステレオ感強調のための策として微笑ましく聴けるけど……

金曜は夜に宴席があったので、手軽にN5(2.5mmBalance出力)+SE846(estronリケーブル)。
面白いことにイヤホンで聴いたほうがピンポン録音の気持ち悪さは弱くなった。
どーゆー作用なんだろ。
イヤホンの方が頭内定位の崩れ方は目立つはずなのに。

帰宅後に、オープンエア型のヘッドフォンならどー聴こえるかも試してみた。
夜中だったんで、充電したり何だりの手間が面倒なもんだから、手近にあったK712pro をN5(3.5mm)に刺して聴いた。
K712pro に対してもN5ならゲインが足りてるのは有難い。
そうすると、水曜以来気になってた音場の気持ち悪さがほぼ気にならない程度に。
オープンエア型の開放感がうまく散らしてくれた感じかな。
同じくN5直刺しでNightHawkも。
これはK712proよりはピンポン感が残った音だった。
NightHawkがオープンエアを標榜しつつも、実態として密閉型の背圧抜きを大きくしたよーな性格であるところが忠実に現れたのかしらんとも思った。

とゆーことで、ストコの件の2枚は密閉型ヘッドフォンでは聴かんほうがよいよーだ。


先週の読書
左巻きな戦後史本の後半はペンディング。
数多久遠「深淵の覇者」(祥伝社)読了。
同じ著者の「黎明の笛」よりも軍事技術面でのハナシがよく出来てて面白かったが、中共の人民解放軍内部の失脚ネタはちょいと短絡的かも。
日本側の女性首相はSACシリーズの茅葺とダブってたんで脳内VOICE Casting。

続いて、濱嘉之「警視庁公安部・青山望 頂上決戦」(文春文庫)読了。
ちょっとこのシリーズもパターン化してきたとこなんで、新しい展開を望みたいところ。
ま、そのことを除けば本作も面白く読めたんだけどね。
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