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PONOで鳴らした色々のもの [オーディオ]

ここ1週間はDAP:PONOで固定して、いろんなヘッドフォン・イヤホンを使った。
以下、使用順でメモ。

1)ESW10(Balance)
この組合せは以前からお気に入り。
今回も記憶どおりに、とても聴きやすい。
ESW10は中低音が少々弱いのだけれど、PONOがそれを補い、帯域バランスに欠缺はない。
聴く音楽ジャンルによっては温和すぎるよーに聴こえるかもしれんが、アコースティックな楽音ならまず不満はない。

2)Fitear333(Balance、Black Dragon IEMリケーブル)
これも帯域バランス良好で、やや温和で聴きやすい。
だが、333の持味でもある高音のキレのよさの後退が気になってしまう。
PONO+ESW10の場合も高音を温和方向に変化させてるのかもしれないが、もともとESW10の高音はキレキレってわけじゃなかったから、さほど気にならなかったのだが。
また、333の高域のキレが後退したことに伴い、音場も狭くなったよーに思えた。

3)PM-3(シングルエンド、Silver Dragon v2リケーブル)
これも聴きやすい音だ。
PM-3をSilver Dragon v2にリケーブルすると子音がきつく聴こえる時がるのだが、それも回避される。
では、素直にイイ音と絶賛できる組合せなのかといえば、そーではない。
音場感に難がある。
PM-3独特の前方定位風に聴こえるところが薄れてしまう。

4)リモールドtf10(Balance、Roothリケーブル)
これは以前の記憶と印象が違った。
高音全体がハイ上がりとゆーことではないのだが、特定の音域だけピーキーに聴こえる。
そのピーキーなところがピアノを五月蝿くさせてしまう。

5)リモールドSE535(Balance、Roothリケーブル)
上記4)との比較のために聴いてみたのだが、ピーキーさがないのはよかった。
だが、なんか全体に窮屈な印象とゆーか、音色のグラデーションが足りない感じだ。

6)Lyra(シングルエンド)
Lyraは鳴らしやすいと思っていたので、PONOの馬力のある音が加われば、イイ音になるんだろーなと単純に思い込んで使ってみたのだが、実際には好みに全く合わない音だったんで吃驚。
Lyraはベリリウム振動板によるダイナミック型ユニットが使われている。
高音を温和にさせるPONOの音調は折角のベリリウム振動板のよさを消してしまい、ダイナミック型による低音の自然な音の広がりはPONOの馬力の強さで暴走気味。

7)Jupiter(シングルエンド)
上記6)との比較のために聴いたのだが、コレは大当たり。
JupiterのBA型ユニットの音をダイレクトに耳に流し込む構造はPONOの音調で崩されることはなかった。
さらに、Jupiterの広すぎるくらいの音場の広さはPONO(=音場少々狭め)と合わさり、聴き慣れた音場感になった。
PONOのBalance出力に合致するように、3.5mmTRS✕2のMMCXケーブルを入手して、Balance化してみたいと思わせるほどに気に入った。

8)K3003(シングルエンド)
K3003の純正のイヤチップが抜けやすくなってしまったので、Jupiterの付属品の黒いウレタンフォームチップに換装して聴いた。
イヤチップ換装の影響も込みでのことだが、キツい高音が適度に和らぐ。
とは言っても相当に辛口の高音でK3003の音の特徴は損なわれていない。
PONOの馬力感で低音の量感がアップしており、これも好結果に導く。
ただ、リケーブルできないので、ケーブル先をバラしてBalance対応にするのには躊躇してしまう。

とゆーことで、印象がよかったのは1)、7)、8)の3とおり。
この中で8)は家の中でのリスニングだったので、通勤のお供で使って追試することが必要かな。


先週の読書
三木原慧一「帝都鳴動Ⅰ」「同Ⅱ」(Cノベルス)読了。
今月末のⅢ巻が待ち遠しい出来だ。
堂場瞬一「蛮政の秋」(集英社)読了。
たいていの堂場作品は大好きなんだが、コレは特にコメントなしとゆーことで……
佐藤青南「白バイガール」(実業之日本社文庫)読了。
同じ著者の「消防女子」と同じ味付けで、ちょっとワンパターンかな?

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