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TriFiその後 [オーディオ]

少々クセの強いTriFiだが、だいたい調教も終わって、愉しい音をだしてくれるよーになった。

まずはリケーブル。
2つ前の記事で、アリモノの流用でBlackDragonIEMを使ってみたが、3.5mmTRRSでは使いにくい。
PHPAで運用するなら、多くのPHPAのヘッドフォン出力ではTRRSのプラグを突っ込んでもフツーに音が出てくれる。
だが、DAP一発で運用するなら、2.5mmバランスを使いたい。
2pin→2.5mmTRRSのケーブルの中から選ぶことになるが、正直言って、TriFiにそれほど高いケーブルは使いたくなかった。
となると選択肢はかなり限られてくる。
リケーブルに関するweb上の記事を漁ってみると、FitEar用のケーブルに関する記事だが、onsoの02シリーズを使うと音がスッキリしたというのを見つけた。
onsoの02シリーズには狙いの2pin→2.5mmTRRSのタイプもあるんで、コレに決めて入手。

使ってみると確かに音がスッキリする。
量を減らしたとゆー感じではなく、減衰が速いので、直前まで出てた音との重畳が少なくなった印象。
これでケーブルは確定。

次に工夫したのはイヤチップ。
デフォで付いてたシリコンイヤチップは密閉度が高すぎて、遮音性はよくても他に悪影響も。
左右の耳の穴の形状や鼓膜までの距離の違いがあるわけでもないだろーに、何やら位相が狂ったよーに聴こえる時があった。
適度に耳孔の中の空気が抜けたほうがイイのかなとゆーことで、フォームチップに換装。
ただ、フツーのフォームチップでは高音が吸音されて全体に丸いとゆーかダルい音になりがち。
今回は多摩電子のフォームチップ(Lサイズ)を使うことにしたが、その理由は多摩のフォームチップの穴が緩めだったからだ。
緩いがゆえに、TriFiのステムに突っ込むと、フツーの位置(ステム先端がチップとツライチ又は数ミリ奥)では止まらないで、もっと深く刺さる。
ステムの先端がチップから1〜2ミリ飛び出たところで安定。
この結果、高音がフォームチップで遮られることがなくストレートに出てくれる。
高音が丸くならず、また、シリコンチップ使用時に感じた左右で位相が狂ったよーに聴こえることもない。
オマケに多摩電子のチップは安いってこともイイ。

ケーブルとチップが決まったところでDAPの選択。
2.5mmバランス出力のある機種は手持ちの中では、N5とL3。
音をシャッキリさせるとゆー意味でL3かなと思ってたのだが、実際に聴いてみると、リケーブルとチップ交換で十分シャッキリ要素を備えることができたTriFiにはL3のシャッキリ感は余計だった。
変な音のしっぽがついちゃうとゆーか、リンギングのある映像みたいな音とゆーか……
N5のほうが自然に聴こえる。
これでDAPも確定だ。

onsoのケーブルは高いものではないし、多摩電子のイヤチップは格安だ。
だが、これらに辿り着くまでは、それなりに手間暇がかかった。
おかげで愉しいって言える状況に至ったので、その意味では結構なことなんだが、そーまでしてTriFiを使うのかって聞かれると苦笑いするしかないかもなぁ……


最近の読書
福田和代「生還せよ」(角川書店)読了
結城充考「アルゴリズム・キル」(光文社)読了
架空戦記3本読了
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