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MXH-MD5000を持ち出してみた印象 [オーディオ]

月・火とMXH-MD5000をお供に持ち出した。
ポタとして使うのにかなりよいと実感した。

折りたたみ機構がないところは持ち歩きにくいところだけれど、とても軽いことが折り畳めないことを補っている。
現状のままでもイイ音だと思うのだが、筐体を強化・ヘビー化したらどんだけの音になるのかと妄想もしてしまうが、まぁ、それは横においておくとして、実に軽い。

装着した直後はイヤパッドと耳の間が緩いよーに思えたが、数分もしないうちに頭の形状にフィットして密着。
これなら音漏れの心配もなさそうで、ポタ用途には安心。

能率も上々で、iPhone直刺しでも音量は足る(音質という意味ではキンキンした音になるので、iPhone直刺しは勧められないが)。
PHPAを持ち出さなくても十分鳴らせそうなんで、中級DAPのN5とL3で運用(ケーブルはSilverDragon v2でシングルエンド接続)。
L3では後述の硬質感が強調されすぎるかと思ったけど、フツーに音楽を聴く限りでは、それほどのこともなかった。
でも、古いClassicのアナログ録音に起因するヒスノイズがL3ではやけに強かったので、実際にはL3の高音強めのところはMD5000と組ませないほうが精神衛生上よさそうだ。
以下、N5のシングルエンドでの印象をメモする。

肝心の音のほうだが、購入直後の印象どおりに、かなり硬質な高音が印象的だ。
でも、高音に見合うだけの低音もシッカリと出ているため、思った以上に、聴感上の帯域バランスは良好。
俗に言うドンシャリと少々違うのは、低音の量感は多めなんだが、硬い質感の低音であるため鈍重さを感じさせないこと。
この低音から高音まで硬い音調で揃っているため、全体的な印象はスッキリしている。
注意深く聴けば、音場が大して広くないことが分かるのだが、スッキリ感のおかげで窮屈には聴こえない。

硬い高音はClassicの弦も、Classic・Jazzのピアノや金管もワタシ好みの音だ。
低音も量がたっぷりなので、Jazzのベースも聴き応えがある。
強いて言えば、VocalやClassicの木管は、もう少し血が通ったよーな聴こえ方が欲しいかなと思わんでもないけど、こーゆースッキリ感に支配されたVocalが好きなヒトがいてもおかしくないだらう。
好みの問題を超えて、ドンピシャだったのは、シンセ音楽(クラフトワーク)だ。
久々に「人間解体」をアタマから通してフルに聴いてもうたわ。
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