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バッテリー駆動のP5(その2ウォームな東芝006P) [オーディオ]

充電006Pを東芝のニッケル水素に交換して運用。
音のキレがリチウム006Pに比べて極端に悪くなることはないものの、音調がウォームに変化。
このウォームさはP5PS使用時のキレがあって、かつ、馬力のある音に比べると、やっぱり残念かも。
そもそも新しくアナログ接続のPHPAを調達した理由は、Lyraをうまく鳴らしたいなぁってとこが出発点。
東芝ニッケル水素使用時のP5はLyraと組ませると、Lyraの強めの高音をおとなしくさせる。
でも、正直言って、好ましい方向ではない。
Lyraの特徴を殺すのではなく、上手に出してほしいので。

それともう1つ問題がある。
200mAhの006P*2では2時間半~3時間弱しかもたない。
通勤の往復と昼休みを考えると3時間~4時間はもってもらわないと困る。
まぁ、P5PSでの運用(=屋内使用)で小さな据置機って位置づけでもイイけど、なんか口惜しい。
もうちょいバッテリー探しをしてみるかなぁ。
たぶん300mAh*2なら大丈夫だと思うんだけど。

006P交換のついでに、もう1つ試したことがあった。
送出しのDAPをCK4から同じiBassoのDX90jのラインアウトに変えてみたが、これは失敗。
DX90jのウォームな音調に支配されて、P5を噛ませた場合の出音も、DX90jのヘッドフォン出力の出音も大差ないとゆー困った結果になった。
とりあえず送出しはCK4で固定するしかなさそう。


最近の読書
月村了衛「影の中の影」(新潮社)読了。
これは帯に書いてある「ノンストップ・アクション」が文字どおり当てはまる。
一気読み必至。
ナカミは月村の過去の作品の「槐」や「土漠の花」にちょっと大沢の新宿鮫シリーズを混ぜた感じで、何処かで読んだことのあるよ~なとこも多々あるんだが、読んでるうちはそんな小賢しいことは気にならない。

佐藤大輔「地球連邦の興亡(1)オリオンに自由の旗を」(中公文庫)読了。
中公文庫での皇国の守護者既刊分リリースが終わってしまって寂しかったが、本シリーズの文庫リリースが始まって、非常に嬉しい。
諧謔的な味付けも非常に好みだ。

C4の音楽鑑賞的な側面 [オーディオ]

連休中はP5のお守りだけをしていたわけではないけど、特段遠出はせず。
BDレコーダのHDDのナカミの整理とか、まぁ連休じゃなくてもできるよーなことをしてノンビリ。
ときどきDAP+イヤホンで喫茶店リスニング兼読書。

その組合せは、C4+MH334とかC3+Lyraだったんだけど、ちょっと思うところあり(←少し大袈裟)。
P5とゆーいかにもオーディオ的な聴こえ方(音像クッキリ、楽音の位置配置明確、音のキレキレ感)で慣れてしまった耳でC4を聴くとかなり新鮮。
どう新鮮だったかとゆーと、C4が(P5との比較という意味で)オーディオ的とゆーよりも音楽鑑賞向けで出音だったとゆーこと。
しかも、それが劣っているのかといえば、そーではなく、一定のクオリティを保ったままでの親しみやすくて長時間聴いても聴き疲れのしない音は存在価値があると実感。

ま、こーゆーのは聴き手の気分次第の問題ではあるけどね。


昨日までの読書
一橋文哉「人を、殺してみたかった 名古屋大学女子学生・殺人事件の真相」(角川書店)読了。
んん、一言感想も書きたくないほどの気分の悪さ。
勿論、著者やこの本に対する嫌悪感ではなく、この事件の犯人に対する気持ち悪さ。
事件の構造を理性的に理解した上での嫌悪感ではなく、犯人の心理が理解できないことによる気持ち悪さ。

バッテリー駆動のP5(その1バッテリー選択ミス編) [オーディオ]

P5のバッテリー駆動を試してた。
ポイントは音そのものと、バッテリーの連続使用時間だ。

音の方は、屋内用オープンエア機(SRH1840)を鳴らした場合には外部電源P5PS使用時よりも音のキレとか押出し感は後退するものの、基本的な音の性格が変わるわけではなく、バッテリーでも相当イイ音とは言える。
実際にバッテリー駆動はポタ環境での使用状態なので、イヤホン(Lyra、MH334)とポタ用密閉型ヘッドフォン(OPPO PM-3、DENON MM400、テクニカESW9LTD)でも聴いてみた。
面白いことに、イヤホンでは外部電源使用時よりバッテリー使用時のほうが少しキレが後退する等の印象は屋内用オープンエア機と同様であったが、ポタ用密閉型ヘッドフォンではバッテリ使用時のほうがイイかもと思えるところがあった。
小型密閉機に特有のこもり感がバッテリー使用時には薄らいでくれる。
コンデンサ型ヘッドフォンで聴くことのできる繊細さとちょっと似たよーな感じに鳴ってくれる。
イイ意味で肩に力の入らない感じとでも言うのかも。

問題はバッテリーのもち具合だ。
リチウムイオン006P(600mAh)*2で3時間しかもたなかった……
公称は何時間使えることになってるのかなと思って、マニュアルを読んでみたら吃驚。
ニッケル水素電池はP5に収めたままP5PSで充電することができるが、リチウムイオンは充電できるかどうか保証しておらず、火を噴くだの爆発だのと物騒なことが書いてある。
となると、充電の都度、リチウムイオンを取り外して別の充電器を使うことになるが、せっかくP5PSでの充電機能があるのになぁと残念なコトになる。
大人しくニッケル水素電池を明日にでも買ってこよう。
容量は小さくなるが、安定した品質で入手しやすいってことを考えると、東芝の200mAhにするかな。

音のほうもバッテリーの連続使用時間もニッケル水素入手後に試さないと。

やっぱりポタはビミョーなとこに敏感 [オーディオ]

P5(P5PS使用)+HD800(純正ケーブル)で鳴らし込み中。
送出機をCK4のLINE OUTに変更。
mini-miniケーブルをオヤイデからベルデン(赤)に変更。
かなり音が変わる。

イチバンの違いはCK4のLINE OUTが出力高めなので、音量が取りやすい。
フツーの音量の箇所での音量を送出機=iPodのときと同じ程度に合わせても、大音量の箇所での余裕があり、音量大の方向でDレンジが改善した。

mini-miniのオヤイデは全くハズレのないスタンダードな音調だし、線材の柔軟性があるのでとても使いやすいイイケーブルだと思う。
それに比べて、ベルデン(赤)は被覆が硬いのか線材が硬いのか、どちらなのか知らんが、ガッツリ折り癖をつけないと使えないとゆー厄介さがある。
でも、力強さと微小なところを抜け漏れなく伝送するところはピカイチ。

1つ前の記事で、P5はHiFi-M8と同レベルのクオリティという趣旨のことを書いた。
あくまでもレベル感のハナシであって、音のキャラクタが似ているという意味で書いたわけではない。
で、CK4、ベルデン(赤)を投入後の音を聴いてて思ったのは、手持ちの既存のPHPAの中ではQUICKSTEPの音調に似てるかなってこと。
似てるとゆーより、QUICKSTEPの音の延長線上にP5(P5PS使用)があるって感じ。

P5でHD800を鳴らしてみた [オーディオ]

一般に鳴らしにくい(ハイパワーが必要)と言われてるヘッドフォン。
その代表バッターであるLCD-2をP5で鳴らしてみたかったのだが、あいにくとXLR*2→3.5mmTRSの変換ケーブルが見つからない。
でも、別の変換ケーブルはすぐに見つかった。
6.3mmTRS→6.3mmTRSのケーブルを使って、HD800(純正ケーブル)をP5で鳴らしてみた。
評価としては、厳し目に言って、まあまあというところ。
音場の広がりや音調の沈み込み感・凄味は、MBA-1Sでバランス駆動したときには及ばない。
だが、ポタ機でゲインが足りてるので音量は取れてるが、何かスカスカしたHD800だなって鳴り方とは違う。
フツーにイイ音で鳴ってるってところ。
外部電源付きとはいえPHPAでこれだけ鳴ってくれればイイ線いってるかなと。
ポタらしからぬPHPAでといえば、CEntrance HiFi-M8があるが、P5(シングルエンド)+HD800の出音はHiFi-M8(バランス)+HD800でのそれと同レベルじゃないかとも思う。
勿論、両者で音の傾向は違うし、それぞれで長所短所がある。
P5+HD800のほうが優ってるのは、音のキレとSN比。
P5のSN比(ヘッドフォン実装時の聴感上のSN比)のよさは手持ちのHPA(据置機、PHPA)の中でもトップかもしれん。

iBasso P5 FALCON鳴らし込み中 [オーディオ]

1つ前の記事で書いた香港からの荷物はiBasso P5。
同社の最も新しいPHPAであり、DACを含まない純アナログアンプ。
OPAやバッファーをローリングできるところは前作(と言っても相当前の製品だが)のP4譲り。
アンプ、バッファー、出力段の3段のローリングが可能なようで、2段のローリングだったP4の発展形ともいえる。
デフォで積んでるのは、各chでOPA627、BUF634U(2個)、BUF634P(2個)。
PHPAとしては定評のある組合せだなと思うので、当面はローリングせず。

電源が本作最大の特徴で、ポタ使いなら006P*2個、屋内なら専用外部電源(別筐体)のP5PSを用いる。
卸したての段階では、まずは006Pを入れてみた。
2つ前の記事で書いたe3と書かれた白いリチウム電池だ。
音を出してみると、電源が甘いときのOPA627の音そのもので何かこもったよーな音。
まぁ、コレはコンデンサとかそのあたりのエージングで解消していくことは経験上分かってるの慌てない。

エージングに充電池を使うのも鬱陶しいんで、次にP5PSを使ってみた。
まだエージングなんか全然済んでないのにP5PS使用時には音の甘さは全く感じさせない音が出てきた。
と言っても、万全ってわけじゃなくて、エージング未了のPHPAにありがちな左右で位相が狂ったよーな聴こえ方がする。
何はともあれエージングをしよう。

で、20時間経過したところで聴いてみると、当家の据置機(Intercity MBA-1S、Wadia121)よりもイイかもしれんって思わせる音が出てきた。
スピード感があるキレのよい音で、音場は広がりすぎず聴き手を包み込むよーな感じ。
強いて言えば、キレのよさがいかにもオーディオ的な聴こえ方で、落ち着いた音楽鑑賞を長時間ってのにはむかないかも。
ここまでエージングにはNightHawkを使っていたが、Shure SRH1840(イヤパッドは1550のものに換装済み)に換えてみたが、上記の音の傾向は変わらない。

実はエージング中はバッテリーの消費を考慮して、iPod Touch6G(KaiserTone)を使った。
LightningからはアナログLINE OUTが取れないので、ヘッドフォン端子の音をP5に入れていた。
音質面では薦められない接続だ(エージングだからとゆー割り切り)。
なのに上記のような音。
とゆーか聴いてたときにiPodのヘッドフォン出力を送出しに使ってたことを忘れてた。
そのことを忘れさせる音だった。
いかに出音に対してアンプ部分による影響が大きいかが分かる。
ちょっとP5のハナシとズレるが、最近のハイレゾを謳うDAPがDACのことばかりを宣伝文句にしてるけど、アンプ部をもっともっと主張したほうがよい。
主張できるよーな製品であってほしい。

外部電源P5PSを使った音はホントに素晴らしい。
最近のポータブルオーディオ界隈はハイレゾDAPのハナシばかりで、本機も余り話題になっていない。
ローリング仕様が仇になって国内代理店経由での販売は難しいかもしれない。
イイ音なんだけどなぁ…
問題は、バッテリーでこの音(P5PS使用時の音)が出せるのか?
出せないまでもどこまで肉薄できるのか?
もう少しエージングをしてから006Pに戻して聴いてみよう。

ランベリービスで肉三昧 [グルメ]

金曜の晩は久々にフレンチを喰った。
20年以上前に旧経企庁で一緒に仕事をさせていただいた方が某大学へ研究出向になり自由になる時間ができたとのことで食事会。

戦法のご指定で表参道のランベリービスへ。
ものすごく肉が食いたかった気分だったので、非常にバランスを逸した選択をした。
パテ・ド・カンパーニュ(1/2)
リドボーのソテー・セップ茸ソース(1/2)
エージングビーフのステークフリット(100g)
ホロホロ鳥と和栗のリゾット(2人でシェア)
白桃のコンポート
エスプレッソ
デセールを除くと、豚→仔牛(内臓)→牛→鳥類と肉づくしだ。
羊以外はみんな喰った気分。
ハーフサイズとかシェアだったとはいえ料理4皿は喰い過ぎたかなぁ。
でも美味かったから悔いなし。
それにこんだけ喰っても胸焼けしなかったのは凄いことだなぁと思う。

この楽しい食事の裏側で香港からのブツを受け取れず。
で、ブツは1日遅れて土曜の昼ごろに受領した。
そのブツのハナシは次の記事で。

原点回帰(仮) [オーディオ]

さて、いろいろ原点回帰な1週間の聴きものだった。
まぁ、また新し物が好きってのにすぐ戻っちゃうんだろーけどさ。

まず、CK4+QUICKSTEP+Lyra。
Lyra卸したての時にはQUICKSTEPと相性が悪くて不思議に思ってた。
その後、Lyraの使用時間が20~30時間を超えたあたりから高音のクセが緩和されたことは前に書いたとおり。
そこで再度QUICKSTEPを投入。
今度はワタシの記憶するQUICKSTEPでの出音と一致する音が得られた。
各楽音がハッキリクッキリとしていて、音像がグイグイと前に出てくる感じ。
落ち着いた音楽鑑賞とゆーよりもオーデイオ的な快感の要素が強い出音で、そーゆー聴き方をすると決めて聴くのには大変気持ちがよい。
で、調子に乗ったところでリチウム電池の充電切れ。
数百円がもったいないと思いつつも、聴くのを中断したくなかったんでアルカリ電池の006Pを購入して聴き続けた。
まぁ、さほど悪くはないもののリチウム電池での音に比べると妙に甘いよーな音とゆーか、ヘンに粘るよーな音とゆーか、うまく言語化できないけど、音に違和感を覚えた。
う~ん、電池での音の違いなんだろーなぁ…

そこで電池による音の違いで思い出したことが1つ。
SR-71Aだ。
以前にPHPAのwikiでのコメントに「SR-71Aの製作者がマンガン電池や充電池ではなくアルカリ電池を使えと言ってる」とゆー趣旨のことが書いてあったのを信じて、ダイソーの006Pを入れてた。
SR-71Aはゆったり雄大な音を想起させる音作りが施されてるなぁとは以前から思ってたけど、最近の出音(主にLyraでの出音)は甘すぎる気がしてきた。
その原因はアルカリ電池に換えたことにあるのかなと上記のQUICKSTEPでの違和感で連想した。
眠ってたリチウム電池をもう1度充電してダイソーと入れ替え。
CK4+SR-71A(リチウム電池入り)+Lyraで聴くと、余裕のある音場感に音のキレが加わった。
wikiに書いてあった製作者の弁がホントの情報なのかもしれないが、ワタシの好みは断然リチウム電池のほう。

ちなみにリチウム電池と言ってるのは、e3(3はeの右肩に小さく書いてあるのでeの3乗って意味なのかな)と表記されてる白い電池。
以前は海外の電池屋のサイトしか入手できなかったが、今はAmazonでも購入が可能。
なぜ購入可能と分かったかといえば、この電池を買い増ししたから。
買い増しした理由はと言えば、006Pを使う新しいPHPAを注文したからだ。
今週中には到着するはず。

電池による音の違い、新しいPHPAの入手とか、このあたりは数年前にやってたこと。
いわばポタ遊びの原点に回帰したってところだ。
Lyraを上手に鳴らしたいがためにすっかり原点回帰しちゃってる。
で、いっそのこと最上流部分も原点に戻ってみようか。
とゆーことで、iModを久々に出してみた。
iMod+P-Vcap+iQube+Lyraで聴いてみた。
もちろんハイレゾソースは聴くことができない(正確には24bit96KHzを16bit48KHzにダウンコンバートされた音は出る)のだが、ソースの圧倒的大多数を占めるCDリッピングのFLACを聴く上では問題ない。
問題ないどころかメチャクチャにイイ音が出てきたよ。
ここ数年のUSB-DAC内蔵PHPAとか高額なDAPって何だったんだと。
もっとも、家の中でのリスニングだからiMod+P-Vcap+iQubeの3段重ねもOKなんであって、これを外に持ち出す気はないけど。


最近の読書
「警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角」読了。
主人公と元暴対刑事の漫才的なやりとりとか独り言部分がくどくてウザいと思って読み続けたが、ミステリの謎解きが佳境に入るとウザさは減少。
まぁ、このあたりのバランスが作者の持味の一つなのか。

堂場瞬一「暗い穴 警視庁追跡捜査係」(ハルキ文庫)読了。
真相が見えてくる終盤に至るまで尼崎某事件をモチーフにしてることに気がつかず。
これは見事。

誉田哲也「武士道ジェネレーション」(文藝春秋)読了。
前作で武士道シリーズは完結したと思ってたので、蛇足みたいなもんに単行本1冊費やすなんてどーなんだろとネガティヴに思いながら読み始めたが、読んだら面白い。
いっそのこと「武士道アラフォー」まで期待しちゃうほどに。

架空戦記1本読了。

Lyraの直刺しならCK4よりC3の勝ち [オーディオ]

MH334の連投が続いたんで、今日はLyra。
組合せは自分としての定番でCK4+Portaphile627+Lyra。
この組合せもホントに定番かと問われると、まぁ暫定1位みたいなもんかなぁ。
BAのスパンと突き出してくる低音と違って、面で押してくるよーな低音なのはLyraがダイナミック型だから。
そこにPortaphile627の押し出しの強さが加わると少々くどい。
Lyraのシャッキリとした高音とバランスをとる意味では、くどいかもって程の低音でよいのかもしれん。
と思いつつも、曲によってはチョイ過剰かなとも。

困ったことに通勤往路でPortaphile627の充電切れ。
昼休みはCK4直刺しでの運用。
Lyraの高音のクセが取れたんで直挿しでもそこそこイケるかと思ったが、聴いてみるとこれがなかなか酷い。
音が平板に潰れてしまう。
Jazzクワルテットのサックスは寝ぼける。
オケは立体感に乏しい音。
器楽曲(ソロ)ならどうだと思って聴いたVcもダメ。
CK4のLINE OUTはPHPAへの送り出しとしてアレだけ優秀なのにねぇ…
やっぱりLyraの上流を選ぶ傾向は残ってるんだなぁと実感。

通勤復路ではDAPを替えよう。
予備機として鞄の中に常備しているC3を起用。
以前聴いた印象どおりに、C3+Lyraの音はこじんまりしている。
F特は高音方向も低音方向も控えめだし、音場も小さい。
しかし、CK4直刺しに比べると音場の立体的なところはキチンと表現されてる。
C3のミニチュア的ながらも立体的な音の配置が出てるのを聴くと、なおのことCK4直刺しの残念感が強調される。
グーセンスのショスタコーヴィッチ交響曲9番は曲が軽妙なこともあって、C3+Lyraでのこじんまり感でも不満はまったく感じさせない。
もともとは24bit96KHzのハイレゾFLACだが、C3で再生できるよーに24bit48KHzのWAVに変換している。
ダウンコンバートの欠損を感じさせない出音だった。

あ、24bit48KHzでもJEITAの定義ではハイレゾか(笑)


今日の読書
梶永正史「警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角」(宝島社)に着手し、1/3まで。

古参のPHPAは未だ現役 [オーディオ]

MH334の修理が上がって以来、集中的に使用。
いろいろ組合せを替えながらだったんだが、その中で印象が強かったのはSR-71AとiQube(v1)。
どちらも7~8年前の古参兵だが、未だに現役だねぇ。

SR-71Aで鳴らすMH334は非常にゆったりとした音を出す。
音の細部まで漏らさずさらけ出すよーなのとは違うが、喫茶店でくつろぎながら読書のお供にしたい。
このゆったりさ加減は面白い効果も出してくれる。
MH334はDAP・PHPAやソースによって少し高音の伸びが一息足りなく聴こえることがあるのだが、SR-71Aの特定の帯域のみ張り出すよーなところのない鳴らし方では高音がスッキリ聴こえる。

一方、iQubeでは全帯域にわたって勢いのある音で、しかも、音調はシャッキリ。
SR-71Aとは対照的な音。
これでMH334に芯が入って、高音の吹き抜けもハッキリ聴き取れる。
聴感上のワイドレンジ感はiQubeがイチバンなのかもしれんわ。
まぁ、音が積極的すぎて読書のお供にはなりにくいかな。
集中してのリスニング用。

この記事はMH334の鳴らし方について書いてるんだけど、古参兵も含めてアナログ接続型のPHPAの再評価をしてるのは、上流を選ぶLyraのおかげかなと思う。
手持ちの資産活用の契機となったとゆー意味でLyra様さまだなぁ。


最近の読書
堂場瞬一「十字の記憶」(角川書店)読了。
最近ミステリーを読んで「動機が弱い」と思うことが増えた。
堂場の語り口は上手だし、ハナシの展開も飽きさせないんだけど、本作にも「動機が弱い」とゆーところは否めない。
読み手のワタシの問題なのかなぁ…

口直しに架空戦記1本読了。

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