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最近お気に入りのお手軽組合せ [オーディオ]

夜に食事会がある日、天気が異常に悪い日、荷物が多い日。
こーいったときには大きいDAPやDAP+PHPAの2段重ねは持ち歩きたくない。
小さい(又は薄い)DAP+イヤホンのシンプルな組合せを選ぼう。

まずはイヤホン。
非力な小さいDAPの出力でも鳴らしやすいこと。
ソースの選り好みはしないこと。
この2条件を満たすのは、ワタシの手持ち機の中では、リモールドtf10とX10かなぁ。
ただ、天気の悪い日に傘を持ちながら装着することを考えると、カスタム(リモールドを含む)は面倒。
とゆーことで消去法によりX10が残る。

DAPだが、薄いか小さいってことになると、iPod Touch6G、C3、CK4ってとこか。
この3機種でX10を鳴らすと、まぁ音が破綻しちゃうよーなのはない。
それでも比較すれば出音は違う。
音場の奥行きが不足し平板な感じで、しかも音の肌理が粗いのはiPod Touch。
音調がややヌルくて、ダイナミックな表現が苦手なのはCK4。
C3は帯域レンジを欲張らない代わりに、深い奥行きが聴き取れて、なかなかよい。
Dレンジの大きい音方向へのワイド感はC3では出ないので、箱庭的なんだけど、それを割り切るとイイ音といってよいんだろーと思う。
オケ曲なんかミニチュアなんだが、楽音の立体的な配置が楽しい。

とゆーことで、C3+X10になるんだけど、昨日聴いてみたら明らかにハイ落ち。
たぶんイヤチップのコンプライがへたってきてるんだろーと見当をつける。
で、今日、新品に交換してみると、予測どおりに音がよみがえった。
コンプライは毎日装着してるとへたってしまうのは当然として、たまに使うって位の頻度でも数か月経つとへたるよーな気がする。
全然使わなければ、そんなことはない。
たぶん耳の脂を吸ってしまうことと数か月の時間経過の合わせ技なんだらう。


今日の読書
八木圭一「警察庁最重要案件指定 靖國爆破を阻止せよ」に着手し、半分まで。

バッテリー駆動のP5(完結編 最後はやっぱり定番で) [オーディオ]

1つ前の記事で書いたとおり、東芝006Pではちょっと残念な結果になったP5。
こーゆーときは定番に頼ろう。
MAHAのPOWEREX9.6V 230mAhかな。
入手が難しいかと思ったら、ラジコン屋さんのwebで通販してた。

持続時間は東芝よりちょっとマシな程度。
しかし、音が全然違う。
外部電源(P5PS)使用時に比べると、音調は少しだけウォーム。
まぁ、P5PSでの音はかなり辛口だったので、Powerexでの音はウォームとゆーより中庸というべきか。
スピード感、キレはイヤホン(Lyra、MH334、SE846)で聴く限りはP5PS使用時とほとんど差はない。
やっぱり8.4Vではなく9.6Vってのが効いてるのかなぁ。
ローリングできる回路構成=シンプル=電源の差が音に現れやすいって考えるのは短絡かしらん。

まぁ、この音ならポタでP5を使うのは全然アリだなと。
CK4+P5(Powerex使用)+Lyraで聴いたショルティのワーグナー指環管弦楽曲集は、久々に背筋がゾゾッとくる出音で感動的だった。
となると、薄くて音のよいLINE OUTを備えたDAPはないもんかねぇ…
CK4だっていつまでも無故障なわけないし。
特に理由はないが、どうにもA&Kは好きになれないので、選択肢はFiioぐらいか。
まだCK4が使えるうちは焦らんでもイイんだけどさ。


最近の読書
緒川怜「ストールン・チャイルド」(光文社)読了。
読者が読み進めながら謎解きをするよーな正統なミステリの読み方はしにくい。
犯人が誰なのかは早々にバレまくりだし、動機などの謎解きの材料の提示の仕方が結構後出しであったり、そんな偶然続くかよってとこもあってね。
でも、それは本作の欠点ではない。
パズルが解かれていく様を傍で見ていると思えばイイんであって、そのように考えれば、ものすごく面白かった。
特に日本人に馴染みのない南米独裁政権の時代のエピソードは興味深い。
当時米帝CIA指導下にあった独裁政権は本作のアルゼンチンのほか、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、ブラジルにあったとゆーことらしいんで、ちょっと調べてみたいね。

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