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Lyraのケーブル [オーディオ]

N5(Phone)+Lyraの直刺しとN5(LINE OUT)+P5+Lyraを比べると、低音の締り・密度・スピード感が違う。
N5のPhone出力はフラットな音調のLINE OUTに対して元気のよい、勢いのある音なんで、PHPAなしでも結構聴ける。
オケ曲の低弦がゴリゴリってきてほしいときに上記の違いが気になるけど、Vocal曲とかだと低音の締り・密度・スピード感よりも直刺しでの元気のよさが重要だったりするんで、直刺しも悪くないと思う。

直刺しでも低音の締りが得られないかなぁと高望み。
N5の2.5mmBalance出力でならなんとかなるかもと期待して、リケーブル。
純正ケーブルに準じてALOのケーブルにすることも考えたけど、ちょっと気になってたのがあったのを思い出した。
クソ細いケーブルのESTRONだ。
幸いmmcx→2.5mmTRRSのタイプもある。
で、購入(また散財だ)。

使ってみると、あんなに細いのに深々とした低音が得られる。
でも高音も丸くなっちゃったとゆーか、温度感が高いとゆーか、ちょっとソフトな聴こえ方。
アレって思いつつも、ケーブルには半田付け部分があるんで、エージングで少しは変わってくれるかも。
USBで充電しながら20時間ほど鳴らしっぱなしにしておいた。
それから聴いてみると高音の丸まっちゃったとこはシャッキリしてくれた。
でも、最初に期待した低音の締りは余り変わらんかったわ。

それでは、このリケーブル(によるBalance化)は失敗かといえば、そんなことはない。
音については細かいところがよく拾ってくれるおかげなのか、弦楽の弱奏部でのニュアンスの変化とかが聴き取りやすくなってるし、奥行き感も出てくる。
それ以上に好感しているのは、あの細さのおかげでケーブルがきにならなくなったことだ。
非常に装着感がイイ。
Lyraの黒いフォームチップ(Mサイズ)がワタシの耳穴サイズ・形状によくマッチしてることに加えて、ケーブルの存在感がないので、何も付けてないのに(←ちょっと盛ってる)音楽が聴こえるよーな感じなのがこれまで経験したことのない快適さ。

Fitear用のESTRONがなくてよかった(お財布的には)。
あったら絶対に買っちゃってたと思う。

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