SSブログ

N5+Hugoの同軸ディジタル接続 [オーディオ]

Hugoで1つ書き忘れた。

iPod以外のDAPとMojoの接続のために同軸ディジタル接続がちょっと話題の模様。
それでは試してみるかとゆーことで、N5の同軸ディジタル出力をHugoにつないでみた。
ケーブルはN5の付属品(3.5mmTRS→RCA♀)+変換プラグ(RCA♀→♂)を使用。

さて、音はまったく好みに合わずだった。
ものすごく安定的で、破たんのない音ともいえるが、聴いててサッパリ面白くない。
心躍らない音。

N5のディジタル出力や付属品ディジタルケーブルが悪いのかもしれない。
N5のディジタル出力にはアップサンプリングがないからなのかもしれない。
でも、それ以上に、HugoがUSB入力で最大限の性能を発揮できるように設計されてるってゆー仮説がイチバン正しいんじゃなのかなと想像。

さて、MojoもUSBがイチバンなのか、USBと他のディジタル入力で差がないよーにMojoは作られてるのか?
Mojoユーザーによる各ディジタル入力による音の差についてのレビュウ、出ないかな~

周回遅れのHugo賛美 [オーディオ]

ポタ界隈がMojoで大盛り上がりを見せてるときに、今更ながらのHugoについて一くさり書いておきたい。

まずは、1つ前の記事の末尾で書いた、ワタシが感心した2つの特徴とは何なのかから書こう。
1つは音の密度がミッチリ詰まっていることで、これはややもすると音離れのよさと相反するのだが、両方とも十二分で満足させる水準であることが凄い。
もう1つは、Dレンジの広さで、特に小音量方向へのリニアリティは他機で聴いたことがないほど。
小音量でのリニアリティがよいとゆーことは、小音量であっても音が団子状にならずフツーに聴き取れるとゆーことで、音量を控えるべき場面も多いポタ環境ではとてもありがたい性能。

この2つの特徴は、HugoとPM-3だから出てきたことなのか?
検証のために、金曜はiPod+Hugo+Lyraで聴いてみた。
①音の密度と音離れの両立、②小音量方向へのリニアリティのよさはイヤホンでも聴き取ることができた。
これはHugoのもたらしたものと判断してよいのだらう。

さて、ワタシがHugoを購入したのは遅い。
2014年春に発売されたときは価格の面で見送ったが、それから1年数か月を経て、2015年7月末にB級品を購入した。
B級品だからと言うわけではないが、購入直後からHugoの運用場面は少なかった。
その理由としては、
①過剰なほどの情報量をイヤホンでは処理しきれずに聞き苦しくなる印象があったこと(ヘッドフォンの時季まで先送り)
②(当時は)USBカメラアダプタの先端にmicroUSB変換プラグを付けてUSBケーブルは不使用って使い方をしてたのだが、それではiPodとの取回しが悪くてポタで使いにくいこと
③(上記②ともかぶるが)microUSB変換プラグはHugoのmicroUSB差込口との篏合が悪くて脱落しやすいこと
だった。
だが、世間の評判では、上記①~③みたいなハナシは聞かないからワタシの使い方が悪いのだらう。
そう考えて、先日、Hugo純正のキャリングケースを購入した。
音を出さないキャリングケースに1万円以上使うのには躊躇するところがあったが、Hugoをポタ環境で満足に使えないことを考えれば購入するしかないと言い聞かせて購入。
併せて、USBカメラアダプタにmicroUSB変換アダプタを付けるとゆー変則的な使い方を改めて、10数㎝の短いUSBケーブルを使うことにした。

こうした使いこなしの変更後の音は、上記のとおり素晴らしいもの。
7月末に購入した直後には思ってもみなかったほどの高水準。
これはなんなんだろ?
上記①の情報量がイヤホンで処理しきれないってのは、Lyraのエージングにより解決。
②と③の取回しやmicroUSB差込口との篏合の問題は、実は使いこないの問題だけではなかったよーな気がする。
キャリングケースのゴムベルトでiPodがしっかりホールドされていること、短いUSBケーブルを使ってしっかりとHugoのmicroUSB差込口に固定していること、この2つが音の面にも効いているんじゃないかと。
逆に言えば、DAPがフラフラ、それ以上にUSB接続が外れやすいなんて状態で、出音に何の影響もないと思うほうがおかしいんだろーな(と今になって思う)。

ポタ界隈に対して周回遅れのHugo賛美なんだけど、1つだけ文句を付けたいのは、3.5mmヘッドフォンジャックが彫り込みの中にあって、アングルプラグが差し込めないことだ。
Lyraの純正ケーブルはアングルプラグなので、Hugoには6.3mm口に変換プラグ(6.3mm→3.5mm)経由で差し込んだ。
変換プラグで聴感で分かるほどの劣化があるとは思えないし、6.3mm口でのほうが接続が安定しているかもしれんけど、なんか精神衛生上よろしくないねぇ。



先週の読書
翔田寛「真犯人」(小学館)読了。
誘拐事件当時・同事件時効間際・誘拐事件関連の殺人事件が起きた現在とゆー3つの時間軸、祖父と孫の二代にわたる捜査官。
こうした複数時間軸のミステリはどれも似たような感じになってしまうし、本作も似た構成の他の作品とのの類似性は思わなくもないけど、それを除くといかにも実直な警察小説らしい捜査描写なので大満足。

続いて、架空戦記(新書3冊分合本の文庫)読了。


ヘッドフォン運用再開 [オーディオ]

先週は、体調不良ってほどではないが、やたらと疲れやすくて、ちょっと横になっただけでそのまま沈没してた。
と言っても、日中(通勤往復+昼休み+帰りがけの寄り道)のポタ聴きは平常運転。
その中でいろいろとあったので、2つの記事に分けて記録しておく。

まず、1つ目の出来事としては、火曜からヘッドフォン運用を開始したこと。
スタートは、PONO(Balance)+ESW10。
ESW10はポタ用として非常によくできたヘッドフォンなんだけど、中低音がぽっかりと凹んで聴こえることがある。
それを補うDAPとしてPONO、しかもバランス出力で使ったときのPONOがイイ組合せ。
このことはこれまでにも分かってたこと。
今回改めて、その相性のよさを再確認したけれど、完全ではないことも認識した。
それは音量を控えめにすると、PONOでもやっぱりオケ曲で中低音の密度が足りない聴こえ方をするってこと。
まぁ、これは使い方でカバーできる。
音量を控えめにせざるを得ない通勤電車の車中ではオケ曲を避ける。
車中ほど周囲を気にしなくてもよい喫茶店とかでは音量を上げる。

水曜は、PONO(Single-end)+ESW9LTD。
中低音が豊かだが、混濁感を伴うESW9(Original)。
透明感がESW9よりもはるかに高いものの、中低音が凹むようにも聴こえるESW10。
ESW9LTDは、大雑把に言えば、両者の中間でESW10寄りの音。
なのでPONOとの相性もいいだろうし、Balance用にケーブルの小細工をするまでもあるまいと思ってた。
だが、実際に聴いてみると何だか平板に感ずる。
音場がどーこーっていみでの平板ではなく、何を聴いても躍動感が聴き取れないとゆー意味で平板。
あれ、ESW9LTDってこんな音だったっけ?
帰宅後に、アナログ接続の2段重ねでは(ワタシの手持ちの機器の中で)最強力のN5(Line-out)+P5を投入。
この組合せで聴くESW9LTDは、ポタ用ヘッドフォンならではの「音が耳に近い」とゆーところは仕方ないとして、それを除けば躍動感あふれる音で、帯域バランス上の凸凹もDレンジでの不足もない。
じゃ、PONOではなんで平板なのか。
相性の問題かもしれないし、PONOの充電が半分以下の状態だったせいなのかもしれない。

木曜は、大物投入。
iPod Touch6G(KaiserTone)+Hugo+PM-3(オヤイデリケーブル)。
iPodとHugoはUSBカメラアダプタ経由で接続したのでハイレゾ出力が可能で、KaiserToneの機能を用いてHugoの受け入れ可能なとこまで整数倍アップサンプリングした(44.1KHzの場合は8倍の352.8KHz)。
PM-3のリケーブルはゾネホンのケーブルも使えるので、手持ちのケーブルがいろいろあるが、音の安定感と取回しのよさからオヤイデを選んだ(SilverDragonも捨てがたかったが、取回しのことも含めるとトータルでオヤイデ)。
さて、この組合せの音だが、これがすこぶるよい。
PM-3は平面駆動のおかげなのか、構造的な要素(イヤパッド込みでの振動版と外耳との距離や角度)のせいなのか、それともトランジェントのよさなのか、原因はわからんが、音離れがよくて、ちょっと前方定位っぽくも聴こえる。
この長所は他のDAP、DAC、PHPAを使ったっときにも十分感ぜられるところであったが、今回のHugoではそれが際立っている。
さらによいところが2つあるのだが、これは上流に他機を持ってきたときには聴き取れなかったことなので、Hugoがもたらした恩恵なんだと思う。

これについては、次の記事で。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。