SSブログ

1つ書き忘れた [オーディオ]

1つ前の記事で書いた通り、半ポタでCDMを使ってる。
発熱が凄いんでポタでは使いにくいということもあるんだけど、それだけじゃなく、Hugoとは別のアプローチながらも凄みのある出音だからだ。
Hugoは圧倒的な情報量。
CDMは駆動力が凄い。
ゲインは高くないので、ハイインピーダンス機との相性はよくないが、実は能率さえ合えば、CDMは振動板をシッカリとピストンさせて低音をはじき出している。
これに気づいたのは、上記の半ポタでヘッドフォンのNightHawkをお遊び気分でイヤホンのTriFiに変えてみたときのこと。
温度感の高いCDMなんで、低音が暴走気味のTriFiと組ませたらボッコンボッコン低音がひどいじょうたいになるんだろーなと自虐的な実験のつもりで鳴らした。
ところが、実際には引き締まった低音。
CDMの駆動力に高さがゆえに、TriFiも十分コントロールされたとゆーことなんだらう。

CDMの凄みに気付くとともに、TriFiにはPHPAが不可欠で、中堅DAP直差しで鳴らそうとしたこと自体に無理があったのかもしれんと自省中。

最近やったこと(その2:半ポタ) [オーディオ]

家の中でCDを聴くなら本格的なホームオーディオのシステムに火をいれたらいいのに、どうにも億劫に感ずる。
それより電源ケーブルを気にしないで済むポータブル機器を使って、ベッドの上で聴くほうがイイと思うようになってしまった。
家の中でも半ポタ生活だ。

トランスポート代わりのポタCDプレーヤはSONYのD-E707。
これには光ディジタル出力もラインアウトもついてるのがミソ。
このプレーヤを軸に幾つかの組合せを楽しんでる。

お手軽な組合せは、光ディジタル接続でSU-AX7に繋ぐこと。
ヘッドフォンにはNightHawkを使う(他の組合せでもヘッドフォンはこれで固定)。
音は少々整理されてしまい、細かいところはネグってる可能性があるが、兎に角にもイヤな音は出さない。
応接間のステレオセットが如き出音で、オーディオライクとゆーよりも、まさに音楽鑑賞用。

本格的な音を狙うなら、同じくCDプレーヤの光ディジタル出力を使って、Hugoに繋ぐ。
据置機を凌駕してるんじゃないかと自己満足に浸れるイイ音。
イイ音過ぎて寝っ転がって聴くとバチが当たるんじゃないかと思えるほど。

3つ目の組合せではラインアウトを使い、ちょっと毛色の違った音をねらう
CDプレーヤのラインアウトをCDMのアナログ入力へ繋ぐ。
DAコンバートはポタCD内蔵のDACを用いているので、限界はあるかもしれんが、実際の出音は立派なもの。
暖色系の音であるせいか、この組合せの音を聴いてると、iPod classicの音を思い出すのが面白い。

最近やったこと(その1:リケーブル) [オーディオ]

Whiplashのmmcx用ケーブルを死蔵中だったのを思い出した。
プラグが3.5mmTRRSなので、今となっては少し使いにくい。
DAP直差しであれば、L3はそのまま3.5mmシングルエンド出力にいれれば正常に音は出る(もちろんシングルエンドとして正常の意味)。
N5は延長ケーブル経由なら、これまた正常。

で、どのイヤホンにつけようか?
Jupiterでは荘重な音で、classicならイイけど、Jazzでは足取り重く窮屈な印象。
N40に付けると、ワンランク上の質感になるのは吃驚したが、Jupiterほどでないにせよ、音の重心が下がりすぎてN40の軽妙さが消えちゃう。
で、Lyraにつけたら、3本目にして漸くの大当たり。
重心は下がるが、Lyraのシャッキリした高音とバランスのとれた低音になったように思われた。
classicもjazzもワタシの耳には理想的な帯域バランスでなってくれたよーに感じられ、暫く聴き続けるとlyらの本来の音がコレじゃねぇかとさえ思えてくる。
WhiplashはLyraと組ませることでコンクリ。

すると、浮いてしまうのが2.5mmTRRS付きのestronだ。
N40と組ませると、N40のシャッキリ感をestronの穏やかな音調で殺しちゃわないかと懸念したが、試してみるとそんなことなかった。
どうもestronの高音を大人しく聴かせる帯域と、N40のシャッキリ感を醸し出している帯域はビミョーにズレテルみたい。
estron付きのN40はN5に直差しすれば、お行儀のよい聴きやすい出音。
長時間のリスニング向き。
一方、L3との音はどうかというと、小音量ではかなりノッペリした感じだが、大音量では本領発揮で迫力や押し出しの強さと音の隈取りの明瞭さが両立。
大音量で迫力があるのは当然だが、その場合には音が団子になっちゃうことが多いから、このL3+N40(estronバランスリケーブル)の隈取りのよさは非凡なものと思う。

2.5mmバランスを3.5mmシングルエンドに変換 [オーディオ]

2.5mmバランスにリケーブルしたイヤホンが増えて、困ったことも。
普段はオーディオ用には使っていないiPhoneでちょいとYouTube視たり、DAP充電切れのときに音楽を聴いたりする場合にイヤホンが使えない。
そのチョイ聴き用に安価なイヤホンを1本持っておこうかと思いつつも、なかなかコレというものも見つからず。
2.5mmバランス→3.5mmシングルエンドの変換ケーブルとか変換プラグを用意しとけばイイのかな。
AKT5p付属品の変換ケーブルなんて丁度よさげなんだが、すーっと品切れ中。
ALOの変換プラグはコンパクトなのはとてもよいが、チョイ聴き用には高い。
いろいろ探したら、マクセルのイヤホンの補修部品に安い変換プラグがあった。
イヤホン本体のプラグと合わせると結構な長さが飛び出たようになるので、DAPに刺したままで無造作にカバンの中に入れとくと、ポッキリ逝っちゃいそう。
でも、上記のようなチョイ聴き用としてなら十分。

で、入手。
Onsoの2.5mmバランスにリケーブルしたTriFiにこの「補修部品」を装着。
嵩張らないPHPAとして持ち歩いてもイイかなと思えるE12DIY、STEPDANCEで聴いてみた。
うーん、聴かなきゃよかった……
N5のバランス出力よりもE12DIYのシングルエンド出力のほうが圧倒的にイイんだよね(STEPDANCEでは低音過剰に戻っちゃったところもあり一長一短)。
サッパリとした味のE12DIYとTriFiは、割れ鍋に綴じ蓋なんだけど、出音はとても好み。

ま、この一例で決めつけちゃいかんけど、DAPのバランス出力は中程度のPHPAのシングルエンド出力に如かずなのかな?
そーはいっても変換プラグ込みの出っ張りが大きいんで常用しない可能性も高いよなぁ。
あら悩ましい。

それなら3.5mmTRSプラグ付きのOnsoにすればよかったのかと言えば、それは違うと思う。
2.5mmTRRSは3.5mmTRSに変換できるけど、逆の変換はできないからね。

TriFiその後 [オーディオ]

少々クセの強いTriFiだが、だいたい調教も終わって、愉しい音をだしてくれるよーになった。

まずはリケーブル。
2つ前の記事で、アリモノの流用でBlackDragonIEMを使ってみたが、3.5mmTRRSでは使いにくい。
PHPAで運用するなら、多くのPHPAのヘッドフォン出力ではTRRSのプラグを突っ込んでもフツーに音が出てくれる。
だが、DAP一発で運用するなら、2.5mmバランスを使いたい。
2pin→2.5mmTRRSのケーブルの中から選ぶことになるが、正直言って、TriFiにそれほど高いケーブルは使いたくなかった。
となると選択肢はかなり限られてくる。
リケーブルに関するweb上の記事を漁ってみると、FitEar用のケーブルに関する記事だが、onsoの02シリーズを使うと音がスッキリしたというのを見つけた。
onsoの02シリーズには狙いの2pin→2.5mmTRRSのタイプもあるんで、コレに決めて入手。

使ってみると確かに音がスッキリする。
量を減らしたとゆー感じではなく、減衰が速いので、直前まで出てた音との重畳が少なくなった印象。
これでケーブルは確定。

次に工夫したのはイヤチップ。
デフォで付いてたシリコンイヤチップは密閉度が高すぎて、遮音性はよくても他に悪影響も。
左右の耳の穴の形状や鼓膜までの距離の違いがあるわけでもないだろーに、何やら位相が狂ったよーに聴こえる時があった。
適度に耳孔の中の空気が抜けたほうがイイのかなとゆーことで、フォームチップに換装。
ただ、フツーのフォームチップでは高音が吸音されて全体に丸いとゆーかダルい音になりがち。
今回は多摩電子のフォームチップ(Lサイズ)を使うことにしたが、その理由は多摩のフォームチップの穴が緩めだったからだ。
緩いがゆえに、TriFiのステムに突っ込むと、フツーの位置(ステム先端がチップとツライチ又は数ミリ奥)では止まらないで、もっと深く刺さる。
ステムの先端がチップから1〜2ミリ飛び出たところで安定。
この結果、高音がフォームチップで遮られることがなくストレートに出てくれる。
高音が丸くならず、また、シリコンチップ使用時に感じた左右で位相が狂ったよーに聴こえることもない。
オマケに多摩電子のチップは安いってこともイイ。

ケーブルとチップが決まったところでDAPの選択。
2.5mmバランス出力のある機種は手持ちの中では、N5とL3。
音をシャッキリさせるとゆー意味でL3かなと思ってたのだが、実際に聴いてみると、リケーブルとチップ交換で十分シャッキリ要素を備えることができたTriFiにはL3のシャッキリ感は余計だった。
変な音のしっぽがついちゃうとゆーか、リンギングのある映像みたいな音とゆーか……
N5のほうが自然に聴こえる。
これでDAPも確定だ。

onsoのケーブルは高いものではないし、多摩電子のイヤチップは格安だ。
だが、これらに辿り着くまでは、それなりに手間暇がかかった。
おかげで愉しいって言える状況に至ったので、その意味では結構なことなんだが、そーまでしてTriFiを使うのかって聞かれると苦笑いするしかないかもなぁ……


最近の読書
福田和代「生還せよ」(角川書店)読了
結城充考「アルゴリズム・キル」(光文社)読了
架空戦記3本読了

3度めのシン・ゴジラ [映画・テレビ]

木曜の晩に3度めのシン・ゴジラ鑑賞。
アイマックスでの上映を観てなかったが、先月末からリバイバル(?)アイマックスが始まったので早速。
アイマックスでは座る場所にもよるが、視野とスクリーンの画角がほぼ同じになる。
このためスクリーンの端っこでの情報は視野に入っているけど、ぼんやりとした認識になったり、意識をスクリーンセンターから端っこの方に移さないと認識できない。
この辺りがリアルっぽいのかな。

3度も同じ映画を見たのだが、イチバン愉しかったのは何度目か?
フツーは最初に観た時ってことに思われるかもしれん。
だけど、シン・ゴジラでは3度めがイチバンよかった。
1度めは映像とセリフの情報量に圧倒され、2度めは1度めに見落としたとことか、ボンヤリとした印象のシーンの答え合わせに気が取られた。
3度めは情報はほぼ過不足なくアタマに入ってる状態で、じっくり作品を愉しめた。
次はブルーレイソフトが発売されてから観ることになるんだろーなぁ。
ま、上映最終日にもう1回行っちゃう可能性も否定出来ないけど……

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。