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HD598SEが廉価だったんで [オーディオ]

先日、AmazonでHD598SEが16,200円だったんで、思わず購入。
いわゆる黒プリンだ。
プリンの音については店頭で試聴した程度だが、とても良好だったし、何より価格に惹かれてしまった。

価格に魅せられて買ったはいいが、どーゆーシチュエーションで使おうか?
オープンエア機じゃないからポタでは使えない。
屋内用では現有機の使い分けができてる。
① ガッツリ腰を入れて聴くなら、LCD2、HD800、STAX(007、009)。
② もう少しリラックスして聴くなら、Nighthawk、K712pro、SRH1840、STAX(L700)。
③ テレビ用にはTH500RP。
ここにHD598SEを当てはめるなら、②か③だらう。

で、実際にお輿入れと相成って使ってみた。
音は以前のプリンでの印象どおりで、特段の欠点がなく無特徴とゆーかオール75点って感じ。
ずば抜けたとこはないけど、クセがなくて、聴くソースを選ばない。
それにインピーダンスや能率も使いやすくて、DAP直刺しで十分音量が取れる。
そして、店頭試聴時よりも好印象だったのは、装着感も現実の質量も、とても軽い。
見た目がプラスチッキーなのも想像以上だったけど(苦笑)

こうした特徴を活かす用途を思いついた(っていうほどのことでもないが)。
④ 寝ホン
装着したままじゃ寝返りもうてないので、実際に眠ったまま聴くためのものではないが、ベッドサイドでボケっと聴くためのヘッドフォン。
眠る前に気分を穏やかにするのに相応しい音調だ。

なんだか減点法で採点してるよーな評価っぽくなったけど、HD598SEはそれだけじゃない。
音場感がちょっと面白い。
決して頭外に広がるよーな錯覚を覚えさせる音場感ではないが、頭内定位の範囲内で目いっぱいに広がる。
器楽曲やコンチェルトのソロパートで楽器がポッとクローズアップされたり、Vocalがセンターに浮かび上がるよーな再現も上手。
でもオール75点っぽいのは、楽音の質感が高級機での再生音よりも少々チープな感じはする。
そーゆー違いがあるから高級機の存在価値があるんだろーね。

気になっているところは、卸したての状態で音が整いすぎていること。
エージングで音が腰抜けにならないかが不安。
低音の腰砕けって方向にエージングの効果が出なければイイなぁ。
ほんの少々中高域に張りがあるところが解れる方向にエージングされたら文句なし。
HD598SEのエージング後の音がどっちのパターンなのか不安でもあり、楽しみでもある。

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