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MXH-MD5000を御手杵でリケーブル [オーディオ]

MXH-MD5000のケーブル差込口のピンアサインはMDR-1Aと同じなので、MDR-1A用バランスケーブルが使える。
MD5000購入時にバランスケーブルも購入して何度か使ってたんだが、何のはずみか分からんけど、ケーブルのプラグかどこかでショートしてるみたいで、音がおかしい。
ケーブルのおかしなとこはおいおい確認するとして、まずは別のケーブルを入手しよう。
なんてことを目論んでたら、折よくNOBUNAGAから御手杵と称するMDR-1A用バランスケーブルが発売された。
音と関係ないけど、このメイカーのネーミングって何でゾク上がりみたいなセンスなんだろ?
誰か止めろよ。

閑話休題。
で、その御手杵を入手してMD5000につないでみた。
DAPにはN5を使い、そのバランス出力で鳴らした。
どんな出音なのか。
・まずは圧倒的な音放れのよさ。おかげで密閉型なのに窮屈さを感じない。
・左右のセパレーションがよいのか音場がとても広い。
・ホントはドンシャリなんだろうけど、音が十二分にほぐれているので、高音が刺さることもないし、低音がお団子になることもない。
もう、これで十分ですってくらい気に入った。

でも、上記の特徴ってバランス駆動のおかげなのか、それともケーブルの特性なのか分からない。
もしケーブルのおかげならバランス駆動にこだわらず、良質なPHPA(シングルエンド)で鳴らしたほうがもっとよくなるかもしれん。
とゆーわけで、ケーブルの2.5mmTRRSを変換プラグで3.5mmTRSにして、Portaphile627(初代)につないでみた。
・さすがのPHPAの御利益で、N5バランス出力に比べ、音がずんと太くなり、低音も沈み込む。
・その一方で、音場は左右方向に狭くなる。
とゆーよーなわけで、どーやら音場の広大さはバランス駆動によるところが大きいようだ。
Portaphile627の図太い音像も魅力的だが、音場が狭くなるのはちょっといただけない(ソースによってはイイかもしれないけど万能じゃない)。

とゆーわけで、バランス駆動ができるPHPAを投入。
ALOのCDMだ。
CDMで鳴らしたMD5000は、N5バランスとPortaphile627のいいとこ取りの音を出してくれる。
濃厚で図太い音像と広大な音場の両立!
家の中で使うなら、これだねって感じ。
でも、CDMの発熱量とか、microUSBの外れやすさを考えると、通勤のお供には使えないよなぁ…

と、以上のように3とおり鳴らしてみたけど、ポタ環境でならN5バランスを選ぶことになる。
今週月曜・火曜と「N5(バランス)+MD5000(御手杵リケーブル)」とゆー組合せで使ってきた。
電車の中でも聴き取りやすい明瞭な出音なのに、刺さったり団子になったりしないナチュラルさで、とても快適だ。
冬到来で色々なヘッドフォンを持ち出したいけど、この快適さに浸っちゃうと、他の組合せになかなか手がでないかもしれん。

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