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イヤホンジャックがないから…… [オーディオ]

イヤホンジャックのないiPhone7PLUS。
付属品のLightning-イヤホン変換プラグは使える水準の音を出してくれない。
大きなPHPA(CDM、Hugo、HiFi-M8)を持ち歩きたくないときは使えないのか?
選択肢は2つ。
1つは小さなDAC・PHPA複合機(Dragonflyとかあのへん)を使う。
もう1つはLightning接続のイヤホン・ヘッドフォンを使う。

流石に立て続けに散財する気にもなれないので手持ちの機器で考えよう。
となると、Lightning接続用のケーブルが付属したポタ用ヘッドフォンのSINEとイヤホンのiSINE20を活用するしかない。
この2機種にはそれぞれ問題がある。
Lightning接続時のSINEでは、Classicのオケ曲(Dレンジ確保のために平均収録レベルが小さい)では音量不足。
iSINE20は、音量の確保は十分だが、セミオープンゆえの音漏れがポタで使うのに躊躇われる。

昨日はこの2つを持ち出して実際に使ってみた。
まずは通勤の電車の中。
これはセミオープンiSINE20を使うのはやめようってことで、SINEで。
電車の中で聴くとゆーことで脳みそのモードが切り替わるためか、家の中で聴いた時に比べると音量不足感は緩和されてた。
でも、ソースによっては最大音量にしてもチョイ音量不足。
そこでNeutronのReplayGain機能を使って、更に音量を上げてみたところ、3db程度が適当なよーだ。
それ以上増やすと明らかに音が割れるし、1dbや2dbでは大して効き目がないし。
まぁ、オケ曲以外はReplayGainなしの音量70%程度で丁度イイので、十分実用範囲かな。

一方、iSINE20は電車の中ではなく、昼食時に使用。
音漏れがあると言っても、同じテーブルで相席みたいな店でもない限りは全然問題はない。
それよりも音がキレイに化粧されすぎのよーな気がした。
あとで調べたら、DAC機能、アンプ機能に加えて、EQのためのDSPも入っているが故に音がいじられてるとの情報もあった。
この妙なキレイな感じもDSPのためか?

中堅機種の値段でLightning接続のイヤホンが出たらなぁとも思うし、その金額でDragonflyあたりは買えるしなぁ…
悩みは尽きず。

やむを得ない散財 [日常]

イイ散財もあれば、そーではないのも……
決して悪い散財とは言わないが、やむにやまれぬ散財ってのもある。

先週のことだが、iPhone6PLUSを水没させてしまった。
ジップロックに入れて風呂で使ってたのだが、眠りこけてしまい、ブクブクブク……
流石にジップロックと言えど、完全に水没させたら中に水が入ってしまう。
一晩乾かせば復活するかと思ったが、現実はそれほど甘くはない。
ゴーストタッチが常時起きてるよーな状態だし、何よりも困ったのは電話機能が死んでしまった。

本当は半年後のiPhone8(有機EL?)か、もうすぐリリースのXperiaの春モデルを狙ってた。
状況が許せば、半年ケータイなし状態って選択肢もあったかもしれん。
だが、脳出血後の機能回復リハビリではあるものの入院中の老親がいるのに連絡がつかないのも拙いしなぁ。

とゆー経緯で、やむなくiPhone7PLUSに機種変更。
容量に選択の幅がある場合には、最大容量を選んどくのが鉄則ゆえ、今回は256GBモデル。
いつものDAPに入れてるFLACが現時点では160GBチョイなので余裕で全部入りとなる。
アプリはNeutronを選択。
1つ前の記事に書いたHiFi-M8のほかCDM、Hugoへの送出しはコレで決まりかな。

でも、いつでも、この3機種を持ち歩くのは辛い。
イヤホンジャックのないiPhone7PLUSは送出し機にするしかないのか?
とりあえず付属品のLightning-イヤホン出力変換プラグを使ってみた。
気を楽にして、鳴らしやすいヘッドフォンのESW9LTDで音出し。
まぁ、youtubeとか見るには十分に使えるけどねぇ……
真面目に音楽再生に使えるかというと否定せざるを得ない。
その証拠にサブで持ち歩いてたiPod6G(2007年モデル)直刺しでESW9LTDを鳴らしたら格段のイイ音に感じた。
コレは困った。
とゆーことで、次の記事に続く。

イイ散財 [オーディオ]

ディスコンになって久しいCEntranceのHiFi-M8。
これでHD800(SilverDragon v2リケーブル)やLCD-2(Whiplashリケーブル)をバランス駆動させると、Fレンジのワイド感はほどほどながら聴き応えがある。
PRO機が技術のベースにあるDAコンバータは、CEntranceに限らず、Lavry Engineering DA10とかStellavox ST2 96/24でも一種独特の質実剛健な音調を持っている。
だいぶ前に手放したWadia PROもそうだ。
で、ワタシはそーゆー音がとても好きだ。

HiFi-M8ではPC用のUSB-BとiDevice用のUSB-Aの2つの入力を持っているが、今はiDeviceもUSBカメラコネクションキット経由でUSB-Bを使っている。
この場合には24/192まで対応できるので、NeutronにせよKaisertoneにせよ、4倍アップサンプリング(176.4KHz)にできるけれど、そこまでやると上記の質実剛健さが損なわれる気がする。
そーゆー理由で2倍アップサンプリング(88.2KHz)に留めている。

などとツラツラ書いてきたのは、今更ながらHiFi-M8の音で聴くことができるソースを増やしたいという気がむくむくと起きてきたからだ。
具体的にはテレビ(BDレコーダ)とポータブルCDのディジタル音声出力だ。
そこで思い出したのはHiFi-M8のLXバージョン。
こいつには光ディジタル入力がついている。
中古でも探そーかねぇと思ったら、ビックカメラのwebで流通在庫新品が3万円そこそこで売ってた。
3万円は些少な額とはいえないが、HiFi-M8から得られる音を考えたら破格だと思う。

ここまで書けば分かる通り、LXバージョンも購入。
今日も届いたばかりの「シン・ゴジラ」のBDソフトもHiFi-M8LX+LCD-2を使って愉しんだ。
そして、LXバージョンを買ってよかったと実感。
これはイイ散財だ。

N5+HD25の音色と懐古趣味 [オーディオ]

3つ前の記事に書いたとおりPAW5000直刺しでは、残念な結果になったHD25。
今日はN5直刺しで。
コレはよかった。
キース・ジャレット・トリオもブレーズのマーラーも音場感のよい音で鳴ってくれた。
帯域バランスは決してワイドレンジではない。
程よいところで欲張らない。
たぶん室内で聴いてたら「もう少し高音が……」とか「低音の腰が弱いか」とか文句を言いそうになるかもしれんけど、ポタ環境では「程よいところ」ってのが好ましい。
物量(?)ではPHPAを外付けしたほうがよいはずだ。
でもN5は音色とゆーか音調で上手に聴かせる。
ちょっとiPod Classic+SR-71Aでの音色に似ている気がするんだよねぇ。
そーゆー音色で鳴ってると「イイ音だなぁ」と思ってしまうってことは、ワタシの耳が「iPod+SR71A」の頃から大して進歩(?)してないってことか……

懐古趣味ついでにいえば、学生時代に聴いていたWalkmanPRO(WM-D6、WM-D6C)+MDR-CD7の音をもう一度聴きたいなぁ。
WM-D6Cは動態保存してあるんだが、MDR-CD7の中古になかなか出くわさない。
イヤパッドが正常な状態に保たれてるMDR-CD7、どっかにないもんかねぇ。

ただ、iSINE20では…… [オーディオ]

ひとつ書き忘れた。
iPad(Neutron)がよかったのは、あくまでもHugoの送出し機としてのこと。
iSINE20のLightning接続ではiPod(Kaisertone)が圧倒した。
少しキレイすぎると思わなくもないけど、夾雑物を感じさせない磨き抜かれた美音は癖になる。
惜しいのはiSINE20がセミオープンのため通勤に使えないことだ。
コレが密閉なら、通勤のお供はiPodと組ませて、他の組合せのことは忘れてしまうことさえ可能なんだけどねぇ……
ま、コレはないものねだりの戯言。

帰ってきたHugoで [オーディオ]

ショックなことは家うちのことと、オーディオのことの2つあった。
前者ここではひとまずおいておくとして、後者の問題。
Hugoだ。
突然バッテリーに充電できなくなった。
1年半弱の使用なんでへたるほどの時間は経過していないけど、とにかく使えなきゃしょうがないので修理へ。
たぶんこーゆーとこで儲けるんだろーなと予想しつつも、見積もりが上がってきて吃驚のお値段。
Mojoとキャリングケースが余裕で買えちゃう値段!!!
でも、それでHugo捨てちゃうって選択肢もないんで、このクソ高い値段でバッテリーを交換してもろうた。
ああ、泣きたい。
もう半年早く壊れてりゃ保証期間内だったのにねぇ……

で、戻ってきたHugoで色々と。
まずは送出しのiDevice。
iPod Touch6G(Kaisertone)、iPhone6PLUS(Kaisertone)、iPad mini(Neutron)で。
結果から言えば、iPad>iPhone>iPodだった。
iPhoneとiPodは僅差だったので、アプリの差なのかもしれない。
Kaisertoneを使った2機種では音が尖っていて聴き疲れがする。

cckと合わせるUSBケーブルはCDM付属品の青緑ALOケーブルとAIMの短いケーブル。
iPodの尖った音を適度に鈍らせるならALOだが、iPadとの組合せではAIMが情報量の点で勝る。
基本的にはケーブルによる音の差は大きくないと考えているのだけれど、今回は一聴して分かる差があった。

iPad(Neutron)、AIMのケーブルに固定して、アップサンプリングの実験。
Hugoは384KHzまでイケるので、CDリッピングの場合は整数倍で2倍、4倍、8倍が可能。
4倍や8倍にするのはアプリでこんなことまでできるよって意味はあるけど、音としては薄っぺらくなる。
2倍かアップサンプリングなしの音の方がよい。
なしと2倍はソースによる。
どちらがよいのかは、録音時期の新旧、アコースティックかどうか、スタジオ録音かライブ録音か等々と考えたが、法則性はつかめず。
試聴結果により使い分けるが吉というところ。

最後の味付けは変換プラグ。
今回のいろいろ試したヘッドフォン(K712pro、Nighthawk(初代)、Nightowl carbon、SINE)はいずれも3.5mmプラグ。
Hugoには3.5mmジャックも6.3mmジャックもあるので、前者をそのまま使うことも、後者を変換プラグ経由で使うこともできる。
神経質なヒトは介在物がないほうがよいと考えて3.5mmをつかうだろーが、実際には変換プラグをかませて6.3mmのほうがよかった。
音の安定性とゆーか、変な揺らぎがないとゆーか。
それに滑らかさが違う。
使った変換プラグはAudioquestのヘッドフォンの付属品。
このプラグは音の最終調整に使える逸品だ。

PAW5000直刺し組合せ [オーディオ]

ちょっとショックなことがあって更新遅滞。
まだ、落ち込み加減なので、ここ2週間のやって感じたことの要点だけメモ。

PAW5000の2.5mmバランス口を使って色々聴いてみる。
まずは、HD25(もとはハイインピーダンスのHD25-13Ⅱだったが、カプセル交換で現在はローインピーダンス化)。
ゲインは足りてるが、どうにも音の深掘りが圧倒的に不足している。
よくできた小型DAPだがヘッドフォンでは無理か?

次は、MH334(オヤイデのSKでリケーブルして2.5mmバランス化)。
バランス化で力感が増すかと思いきや、ちょっとか細い音が出た。
MH334ってこんな音だったっけと不安になって、Fitearのケーブル006に戻して、PAW5000の3.5mmシングルエンド口で聴く。
こんどは圧倒的によい。
なんならMH334の組合せの中でイチバン気持ちよくなっている。
高音の抜けも333並にスーッと抜けて、低音のゴリッとした感じも出ている。
小型DAPでバランスにすることに無理があるのか(供給電流量的な?)、それともケーブルの違いによるものか?
その答えは006の2.5mmバージョンを買ってくれば分かるのだが、それを知るために出費するのには気が引ける。
要は006ケーブルで3.5mm口を使えばよいってだけのこと。

最後にいつものAKG N40(Estronリケーブル)で。
この組合せでは2.5mmであっても、MH334で書いたよーなひ弱な印象はない。
まぁ、結局はPAW5000の2.5mm口では、この組合せになるのか。

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