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PAW5000+MH334 [オーディオ]

放置してたPAW5000だったが、昨日の晩に久々に充電。
そんなに高出力ってわけじゃないんで、能率の高いMH334と組ませる。
006Bにリケーブルしてバランス駆動。

聴きやすい音だし、バランス駆動にしてからはオリジナルのMH334で「もう一息高音がほしい」ってとこも十分伸びてくれてる。
だが、聴きやすい穏やかな音調と高域の伸びがチョイちぐはぐ。
たぶんどのイヤホンを持ってきてもPAW5000だったら穏やかな音調になるに違いはないだろーから、高音も穏やかな方が統一感がありそう。
となると、以前使ってた組合せのAKG N40(estronのバランスケーブル)と組ませるほうが無難だったかな。
ま、それは明日に追試しよう
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雨の日のSTAXとKANN [オーディオ]

雨足が激しかったんで、老親のとこを訪問するのは中止。
買物だけ早々に済ませて昼前に帰宅したものの、何かやることがあったわけでなし。
BSもCSも雨のせいでノイズ混じりになるから視聴することも能わず。
じゃ、じっくりと音楽を。

てなことで、久々にSTAX起用。
常設していないので電源ソケットをやりくりしようにも、空いているのは一口のみ。
これはドライバアンプ(SRM-717)にあてがうとして、ソースはどうしたものか。
常設のBDレコーダでCDを再生する手もあるが、それじゃ「じっくりと音楽を」って感じじゃない。
「そーいえば、今月のHiVi誌でやたらとKANNのLINE OUTの評判よかったなぁ」と思い出した。
KANNならソケットの心配しなくて済むしねぇ。

まずは、KANN+SRM-717+SR-009で。
KANNの出力は2V、1.25V、1V、700mVの4段切替だが、アナログのホームオーディオでの経験則上、クリップしなければ上流から高出力でぶっこんだほうが出音はよいことが多い。
KANNも上記の組合せで1Vと2Vを比較してみると、後者のほうが圧倒的にイキイキとした音になる。
ベースの弾むよーな低音は1Vかなぁとゆーとこもあったが、2Vの勢いのよさを取りたい。

出力も決まって、本格的に実聴。
聴いてみたら想像以上に素晴らしい出音が得られた。
一言でいえば、ワイドレンジそのもの(Fレンジ、Dレンジともに)。
これまでCDトランスポート+ST2 96/24をレファランスにしていたが、それよりも聴感上は2割増し位ワイドレンジ。
DAPをソースにすると低音は大丈夫かと思われがちだが、まったく懸念に及ばず。
スカスカとゆー言葉と無縁の引き締まった実がみっちり詰まった低音。
それとバランスするかのよーに高音は鋭さが光る。
量的にはフラットな帯域バランスなんだろーが、音調としては心地よいドンシャリだ。

次は、KANN+SRM-717+SR-Σpro。
Λシリースと違って、後継機のない孤高の存在ともいうべき存在。
前方定位とはいかないが、頭内定位の不自然さが気にならないとこまで緩和されるのは本機ならでは。
欠点としては他のΛシリーズ(最新のSR-L700を含む)に比べてハイ落ちに聴こえること。
だが、KANNをソースとすると不思議なことに十分なほど高音が伸びて聴こえる。
ただ、ボリューム位置次第でクリッピングしやすいところには注意が必要。
KANNの出力レベルを2Vにしているから、なおのことボリューム位置には気をつけながらの聴取。
大音量方向のDレンジはSR-009で聴く場合よりもシビア。
言い換えれば、SR-ΣproのDレンジはSR-009のそれよりもナロウということになろう。

上記のクセ(Dレンジに限界があること)を踏まえれば、ジャンルを選ばない。
もともとSR-Σproは小編成曲向きの傾向があったけど、今日の組合せならフルオーケストラも問題なし。
ワイドレンジ感を保ちつつ、聴きやすい音場の提示の仕方で具合がよい。
女声Vocalは言うに及ばず、ピアノも音が立っている。

雨のおかげで普段と違った経験ができたのは、収穫と言ってもよさそうな1日であったとさ。
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KANN+HP-1 [オーディオ]

PHILEWEBのfinal D8000の記事を読んでたら、元祖平面駆動のYAMAHA HP-1について言及されてた。
HP-1が現役のころはワタシもまだ若かったんで(=お金がなかったので)、同シリーズのジュニア機種であるHP-3を使っていたが、9年ほど前に程度のよいHP-1をオークションで落札している。
だが、ここ数年間は全然使ってなかった。
件の記事に触発されて、久々に使ってみた。

最初は、最近購入したPHPAのNT-1で鳴らしてみたが、能率の低いHP-1との相性は全くよろしくない。
Classicではそもそも音量不足だし、Popsでは音量が取れても気の抜けた音でダメだった。
やはりHP-1にはPowerが必要だね。
ってわけで、ポータブルなのに高出力なKANNの出番。

この組合せはよかった。
音がいきいきとしているし、HP-1の持ち味の過渡特性のよさが際立って、低音がよい意味で軽い。
篭もらない低音だが、量感に不足はない。
HP-1はセミオープンだが、フツーのオープンエア並に抜けがよいのも美点。
ショルティのマーラー5番、ハイティンクのショスタコ8番、モントゥーのベト7、ベルティーニのマーラー4番といったあたりを片っ端から(飛ばし飛ばしだけど)聴いてしまった。

KANNの設定はampのゲイン:High、ボリュームは130〜150(max.)だったんで、ホントにギリギリでPowerが足りたってとこだ。
何とも大飯ぐらいのヘッドフォンだなぁ……

さて、このHP-1だが、30〜40年前のヘッドフォンだ。
それでもKANNで鳴らした音は最近のヘッドフォンに負けていない。
その間の技術の進歩って何なんだろーね。
まぁ、ポータブルのプレイヤやアンプについては信じられないほどの進歩があったんだろーけど(その現れがKANNとゆーDAPの存在)。
ホームオーディオのスピーカーもヴィンテージ製品の愛好者が多々いるわけだから、電気信号→物理的振動の変換器とゆー意味ではスピーカーと同じ立場のヘッドフォンなんだから、これも当然か…
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散財その2(Shure RMCE‐LTG) [オーディオ]

イヤホン端子の廃止されたiPhone。
これまではLightningにぶら下げる形でCOZOY TAKTとゆー小さなDAC/AMPを使ってきた。
でも、なんか音の面でひっかかりもあった。

そんなタイミングでStereo Soundのwebで読んだのがLightning直結のDAC/AMP内蔵ケーブル「Shure RMCE‐LTG」のレビュウ記事。
同社のイヤホンではなくても、MMCX端子なら使えるはずだなぁと思いながら読んだ。

まぁ、ねぇ、こーゆー記事は多かれ少なかれ提灯記事の要素が含まれる。
真に受けて次から次に散財してたらキリがない。
でも、なんか行けそーな気がするって勘が働いた。

アキヨドで現物購入。
さっそく開梱して、Lyra(初代)につないで、iPhone7PLUSにつないでみた(音楽再生アプリはNeutron)。
一聴して、これまでTAKTでひっかかってたところが何なのかがわかったし、それがRMCE-LTGでは解決された。
中低音の腰の強さだ。
ここがシッカリしていると、楽音全体が腰の入った音になる。
ボリュームを上げ気味にしても飽和状態になりにくいし、絞り加減にしても音痩せしない。
これがケーブルに内蔵されたDAC/AMPの音とは俄に信じられないくらいよかった。

帰宅後にLyra以外ののMMCXを備えたイヤホン(AKG N40、Campfire Jupiter)を試す。
すると、Jupiterのストレート過ぎるくらいにストレートに音を発するところに件の腰の強い音調が加わると、とてもよい音になった。
他のイヤホンの何よりもコレがいい。

iPhoneのほかにiPod Touch6Gでも聴いてみたら、さらに音がよくなった。
iPodに比べるとiPhoneでは中高音がほぐれきっていないことに気づく。
これは看過できない。
iPodの方は音楽再生アプリにKaisertoneを使っている。
う〜ん、アプリの違いかなぁ?
善は急げとゆーことで、iPhoneのNeutron用に入れたFLACを全部削除して、Kaisertone用に入れ直してみた。
iPhoneでもKaisertoneにすることで、ほぐれ感不足は相当に改善されたが、それでもiPodでの音には僅かに及ばない。

Lightning直結の環境整備はiPhoneで音楽を気持ちよく聴くためだったのに、iPhoneとiPodの二枚持ちのほうがベストとゆー皮肉な結果。
しかし、iPod Touch(Kaisertone)+RMCE-LTG+Jupiterの音は、そこらのハイクラス(ハイエンドではなくミドルハイかな)の音楽再生専用DAPに十分対抗できる。
しかも、iPod Touchは薄くて軽い。
iPhoneとハイクラスDAPの二枚持ちよりも、iPhone・iPodの二枚持ちははるかに実用的だ。

ShureにもCampfireにも、何の義理を持ってるわけじゃないんで、ワタシが宣伝してあげるいわれは全くないんだけれど、この組合せは色んなヒトに聴いてもらいたいなぁと思う。
特に、Campfireのイヤホンが第二世代になり、第一世代のイヤホンを持っていることが何か口惜しく思ってしまうオーナーは、RMCE-LTGを試してみるとイイのではないか。
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散財その1(Oriolus NT-1) [オーディオ]

自作の腕が皆無なワタシは、Nutubeに興味津々ながらも、自作キットには手を出さず、メイカー完成品でのPHPAを待っていた。
そこで登場したのがNT-1。
でもすぐには発注しなかった。
勝手に自分の中で盛り上がってたんで、NT-1の発売を知ったものの、きっと品薄で入手困難に違いないと思い込んでたからだ。
でも、フジヤのweb見たら、フツーに在庫があった。
ああ、そんなもんなんだと思いつつ注文。

さて、どんな音か。
ワタシのレファレンス機であるCampfire Lyra(初代)で聴いてみた。
最初に結論めいたことをまとめると、
①音場の奥行きが深いのに、左右方向はけっこう狭い、
②う〜んと低い低音とう〜んと高い高音はおとなしめ、
③それなのにメチャクチャにハイスピード
って感じ。

ちょっと補足する。
②については、音楽を聴く限りではまったくナロウレンジではないが、暗騒音レベルの低周波みたいな領域(ショルティのマーラー5番旧録音冒頭での外を走る自動車のエンジン音)が他のPHPAより小さい。
高い方も録音場所の外のノイズ(村治Transformationsの鳥のさえずり)が小さい。
超高音とでもいうよーな高音域は音場の広がりに影響を与えるところが大と聞いたことがあるが、これがおとなしめであることが①の音場の左右方向に狭いことと関係しているのかもしれない。

①と②の特徴だけ聞けば、古臭いナロウレンジな音を想起しそうだが、NT-1は③のとおりハイスピードであるところがユニークだ。
音の立ち上がりと減衰のいずれも速いってことなんだらう。
まぁ、それがNutubeの特性なのか、素子に関係なくOriolusの音作りなのかは検証してないけど。

Lyra以外のイヤホンやヘッドフォンで聴いてみる。
さすがにHD800やLCD-2を鳴らすにはゲイン不足。
いろいろ聴いた結果、よい組合せだなぁと思ったのは、AudioquestのNighthawk(初代)だった。
Nighthawkの付帯音がちょっとだけ気になるところをNT-1の減衰が急なハイスピード感で補っている。

上流の方は、KANNのライン出力を使ってきたが、筐体の大きさとかを考えると現実的ではない。
これも手持ちのDAPのライン出力をいろいろと試してみたが、イチバンしっくり来たのは想定外のダークホース。
iPod6G(=iPodClassic1G)との組合せがよかった。

これからどんどん寒くなっていくのでポタもヘッドフォン復活となる。
ポタ用ヘッドフォンの中ではiPodClassic+NT-1で何がよさそうか、これは後日の課題。
直感的にはテクニカのESW10なんかよさそうな気がする。
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1月半の動き [日常]

このブログも1月半放置してた。
放置してる間に1つ年をとった(54歳だ)。
足の骨折は1月半経ってもヒビが入ったままで少し不自由。
仕事の方は、まぁ、書くのはやめておこう。

骨折のその後については、ギブスが外れて装具による固定とゆー状況。
まぁ、フツーに靴が履けるよーになったおかげで、階段の下りがぎこちないことと通勤ラッシュ時の乗換えで押されると怖いことを除けば、大きな不便はない。
しかし、定期的にX線でチェックすると、なかなか骨に入ったヒビは埋まってくれない……
そんなせいで精神的な活力はダウン気味。
当ブログ放置の理由の一つはそんなとこ。

もう一つの理由はポタを中心とするオーディオ環境にもAV環境にも、何の変化もなかったことだ。
有機EL買っちゃおうかなと思って観に行ったが、ギリのとこで踏ん切れずに終わった。
画はソニーのがよかったけど、あのディスプレイから音を出す構造が精神衛生上よろしくない。
ソニーからあの画質のままでフツーのスピーカーを備えたテレビか、又はスピーカーのつかないモニタが出たら買おう。
パナ(EZ950)は悪くなかったが、EZ1000を観ちゃうと950の方には手が伸びにくいのでパス。

そんなこんなで、とんと散財の具もなかったけど、最近、ちょっとだけ散財したのでブログ更新も再開。
具体には次の記事と次の次の記事で。

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