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散財その2(Shure RMCE‐LTG) [オーディオ]

イヤホン端子の廃止されたiPhone。
これまではLightningにぶら下げる形でCOZOY TAKTとゆー小さなDAC/AMPを使ってきた。
でも、なんか音の面でひっかかりもあった。

そんなタイミングでStereo Soundのwebで読んだのがLightning直結のDAC/AMP内蔵ケーブル「Shure RMCE‐LTG」のレビュウ記事。
同社のイヤホンではなくても、MMCX端子なら使えるはずだなぁと思いながら読んだ。

まぁ、ねぇ、こーゆー記事は多かれ少なかれ提灯記事の要素が含まれる。
真に受けて次から次に散財してたらキリがない。
でも、なんか行けそーな気がするって勘が働いた。

アキヨドで現物購入。
さっそく開梱して、Lyra(初代)につないで、iPhone7PLUSにつないでみた(音楽再生アプリはNeutron)。
一聴して、これまでTAKTでひっかかってたところが何なのかがわかったし、それがRMCE-LTGでは解決された。
中低音の腰の強さだ。
ここがシッカリしていると、楽音全体が腰の入った音になる。
ボリュームを上げ気味にしても飽和状態になりにくいし、絞り加減にしても音痩せしない。
これがケーブルに内蔵されたDAC/AMPの音とは俄に信じられないくらいよかった。

帰宅後にLyra以外ののMMCXを備えたイヤホン(AKG N40、Campfire Jupiter)を試す。
すると、Jupiterのストレート過ぎるくらいにストレートに音を発するところに件の腰の強い音調が加わると、とてもよい音になった。
他のイヤホンの何よりもコレがいい。

iPhoneのほかにiPod Touch6Gでも聴いてみたら、さらに音がよくなった。
iPodに比べるとiPhoneでは中高音がほぐれきっていないことに気づく。
これは看過できない。
iPodの方は音楽再生アプリにKaisertoneを使っている。
う〜ん、アプリの違いかなぁ?
善は急げとゆーことで、iPhoneのNeutron用に入れたFLACを全部削除して、Kaisertone用に入れ直してみた。
iPhoneでもKaisertoneにすることで、ほぐれ感不足は相当に改善されたが、それでもiPodでの音には僅かに及ばない。

Lightning直結の環境整備はiPhoneで音楽を気持ちよく聴くためだったのに、iPhoneとiPodの二枚持ちのほうがベストとゆー皮肉な結果。
しかし、iPod Touch(Kaisertone)+RMCE-LTG+Jupiterの音は、そこらのハイクラス(ハイエンドではなくミドルハイかな)の音楽再生専用DAPに十分対抗できる。
しかも、iPod Touchは薄くて軽い。
iPhoneとハイクラスDAPの二枚持ちよりも、iPhone・iPodの二枚持ちははるかに実用的だ。

ShureにもCampfireにも、何の義理を持ってるわけじゃないんで、ワタシが宣伝してあげるいわれは全くないんだけれど、この組合せは色んなヒトに聴いてもらいたいなぁと思う。
特に、Campfireのイヤホンが第二世代になり、第一世代のイヤホンを持っていることが何か口惜しく思ってしまうオーナーは、RMCE-LTGを試してみるとイイのではないか。
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散財その1(Oriolus NT-1) [オーディオ]

自作の腕が皆無なワタシは、Nutubeに興味津々ながらも、自作キットには手を出さず、メイカー完成品でのPHPAを待っていた。
そこで登場したのがNT-1。
でもすぐには発注しなかった。
勝手に自分の中で盛り上がってたんで、NT-1の発売を知ったものの、きっと品薄で入手困難に違いないと思い込んでたからだ。
でも、フジヤのweb見たら、フツーに在庫があった。
ああ、そんなもんなんだと思いつつ注文。

さて、どんな音か。
ワタシのレファレンス機であるCampfire Lyra(初代)で聴いてみた。
最初に結論めいたことをまとめると、
①音場の奥行きが深いのに、左右方向はけっこう狭い、
②う〜んと低い低音とう〜んと高い高音はおとなしめ、
③それなのにメチャクチャにハイスピード
って感じ。

ちょっと補足する。
②については、音楽を聴く限りではまったくナロウレンジではないが、暗騒音レベルの低周波みたいな領域(ショルティのマーラー5番旧録音冒頭での外を走る自動車のエンジン音)が他のPHPAより小さい。
高い方も録音場所の外のノイズ(村治Transformationsの鳥のさえずり)が小さい。
超高音とでもいうよーな高音域は音場の広がりに影響を与えるところが大と聞いたことがあるが、これがおとなしめであることが①の音場の左右方向に狭いことと関係しているのかもしれない。

①と②の特徴だけ聞けば、古臭いナロウレンジな音を想起しそうだが、NT-1は③のとおりハイスピードであるところがユニークだ。
音の立ち上がりと減衰のいずれも速いってことなんだらう。
まぁ、それがNutubeの特性なのか、素子に関係なくOriolusの音作りなのかは検証してないけど。

Lyra以外のイヤホンやヘッドフォンで聴いてみる。
さすがにHD800やLCD-2を鳴らすにはゲイン不足。
いろいろ聴いた結果、よい組合せだなぁと思ったのは、AudioquestのNighthawk(初代)だった。
Nighthawkの付帯音がちょっとだけ気になるところをNT-1の減衰が急なハイスピード感で補っている。

上流の方は、KANNのライン出力を使ってきたが、筐体の大きさとかを考えると現実的ではない。
これも手持ちのDAPのライン出力をいろいろと試してみたが、イチバンしっくり来たのは想定外のダークホース。
iPod6G(=iPodClassic1G)との組合せがよかった。

これからどんどん寒くなっていくのでポタもヘッドフォン復活となる。
ポタ用ヘッドフォンの中ではiPodClassic+NT-1で何がよさそうか、これは後日の課題。
直感的にはテクニカのESW10なんかよさそうな気がする。
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ヘッドクッション2題 [オーディオ]

最近の室内での映画視聴・音楽鑑賞の環境は、
①ソース:BDレコーダorポータブルCDP(いずれも光ディジタル出力)
②DAC・AMP:HiFi-M8LX
③ヘッドフォン:HD800orSRH1840(いずれもbalance用にリケーブル)
といったところ。
バッテリ駆動はクリーンな電源で音がよいってほどのこだわりがあるわけじゃないが、タコ足配線から解放されることにメリットを感ずる。
まぁ、音もイイんだけど。

アコースティックな音楽で各楽器の音の響き合いを愉しむにはHD800だが、映画の台詞やピアノをクリアに聴くにはSRH1840って感じの使い分け。
WOWOW録画の「シンゴジラ」の早口台詞はバックの劇伴との分離とゆー意味でもSRH1840はピッタリの組合せ。
「シンゴジラ」で高まると、SF交響ファンタジー1番(初演ライブ盤)を聴くとゆー流れになるとHD800に付け替える。

さて、この2つのヘッドフォンに共通の困り事があった。
ヘッドクッションだ。
HD800のクッションは空気の漏れた風船のやうにペチャンコ。
SRH1840のクッション表面の合成皮革がボロボロで、装着のたびに少しずつ剥がれ落ちてくる有様。

HD800のクッションはFujiyaで調達。
3,500円チョイで入手できた。
買う前にいろいろ調べた。
会社の近所で買えるからビックカメラで取り寄せようかなと思ったら価格が16,200円。
Amazonはもっとクレイジーに2万円弱。
どれも純正品の価格なんだが、なんでこんなに違うのかねぇ。
Amazonは聞いたこともない弱小販売店(Amazonからすると第三者)の出品だから価格もメチャクチャなこともあるだろーけど、ビックの価格付けは謎だ。

金を出せば純正品を入手できるSENNHEISERはまだよい。
SHUREはイヤパッドとケーブル以外に純正パーツの頒布はない。
webでも同様のことで困っているかたは見つけられた。
どうやらDIY用の隙間テープ(片面が粘着できるもの)で幅5〜7mm、厚さ10mm程度のもので代用するしかないみたい。
まずはボロボロのヘッドクッションを除去して硬いヘッドバンドむき出しでSRH1840を使ってみた。
音を聴くには問題ないが、1時間も使ってみると頭頂部がとても痛くなる。
隙間テープの流用ってのもビンボー臭いなぁと思ったが、背に腹は代えられないから、早速、近所のヨーカドーで入手。
で、付けてみると色合い(黒)もちょうどよく、ビンボー臭さはなく、頭頂部の保護もバッチリで、快適そのもの。

今はその組合せ(BDレコーダ+HiFi-M8LX+SRH1840)で映画「コンドル」(1975年、米国)を観てるとこ。
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骨折しててもY30Uでニッコリ [オーディオ]

先月の捻挫は骨折だった……
4月に捻挫で救急搬送と相成ったときよりも痛みが弱かったんで、てっきり今回も捻挫と思い込んでた。
しかし、1週間経っても痛みが引かず、整形外科を受診したら、冒頭のとおりの診断。
さっそくギブスで固定。
ヒビが入った箇所が悪くなかったのか、松葉杖なしで歩けるよーに処置してもらえた。
それでもラッシュ時の朝の秋葉原乗換が怖いんで、会社の方は手続をとって、毎朝1時間の傷病休暇をとっている。

ギブス1週間でX線で途中段階を確認すると、前週よりもヒビの陰影が薄くなってた。
この分だと、お盆明けにはギブスから治具での固定にしてもらえそう。

さて、ハナシは遡って、整形でギブス処置される2日前のこと。
歩くと痛いながらも、気分転換も必要だなと、地元のビックカメラへ。
1つ前の記事の最後に書いた軽量ヘッドフォン探し。

家の中使いだし、イジーリスニング的な使い方なんで、オープンエアでも密閉でもイイから、耳障りのよい音で寛げるものを探した。
音に集中するというよりも、読書の妨げにならないよーな音がターゲット。
そーゆー観点で探してみると、数千円クラスでドンピシャなのは1つだけだった。
AKGのY30Uだ。
オープンエアなんで外では使えないが、まぁ、今回の目的からすると問題なし。
文字どおり開放感のある音は、同社同シリーズの上級機種(Y50、Y40。いずれも密閉型)よりも好ましく聴こえる。
意匠こそ変わっているけれど、Y30UはかつてのベストセラーK24P直系の後継機のよーだ。
K24Pが現役のころ(10年以上前かな)にちょっと興味があったけど、オープンエアゆえに外で使えない軽量機種ってのもなんだかなぁと思って、手を出さなかった。

自宅に持ち帰って聴いてみた印象。
高音の隈取りはシッカリしているの、高弦が鈍ることはない。
低音の量はチョイ多めだが、緩いキャラで聴き手に押し迫ってくるよーな要素は薄い。
音場は広々とした聴こえ方だが、左右方向が不自然に広がりすぎることはない。
iPod、iPadの直刺しで十分な音量が得られる。
粗探しのモニタ的な要素はなく、結構チープなyoutubeの音声も悪くない。
KANNだとかの立派な(?)DAPで鳴らすよりも、iPod Classic直刺しがよく合う。
そして、iPodよりもさらに相性がよかったのはポータブルCDプレイヤ(SONYのD-E707)のヘッドフォン出力直刺し。
これは愉しいわ。

ほとんど狙いどおりのが見つかった。
足が痛い中出かけてよかった。
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久々に更新。大ネタなし [オーディオ]

喘息、扁桃炎、捻挫etc.と体調不良の日々が1月以上続いた。
寝たきりというわけではないけど、往復3時間超の通勤のせいもあって、なかなか記事を書く気力が出なかった。
ようやく復調しかけてきたんで、ちょろっと書いてみる。

と言っても、ポタ方面に大きな変化なし。
KANNでだいたい満足しちゃってる。
辛口のK3003、中庸のLyra(初代。Tinsel2.5mmTRRS)、ゆったり感のTE100の3本がメイン。
補遺としてKANNで他の機種を聴いた印象をメモ。

①N40(estron2.5mmTRRS)は高域がケーブルのおかげで少し丸くなったため(それでも十分辛口キャラ)、音量が上げられるようになったせいか、ド迫力でこれはこれで満足。
ただし、同じAKGのK3003を聴いちゃうと低音の凄みとか高音のキレとか諸々少しずつ及ばないことも如実に分かる。

②余ってたonsoの02(2pin、2.5mmTRRS)はリモールドSE535にあてがうと、ちょうどいい按配。
リモールドSE535はハイエンドがスパンと切れちゃってるよーな聴こえ方が不満だったが、onsoのおかげでなだらかにロールオフしてるような聴こえ方に変化。
あわせて高音が固まらずに拡散傾向になったのもよかった。

③ESW9LTDは他のDAPで聴いた音と大して変化なし。
上流をパワフルなKANNにしても伸びしろは小さかったみたい。

④能率が低いSINEにはパワフルなKANNがよさそうと予想してたが、実聴すると期待と異なり、つや消しな音で一つも楽しくない。
なんでなんだろねぇ?

⑤ついでに同じオーディジーのイヤホンiSINE20も聴いたが、これもSINEでの印象と同様。

まぁ、ポタ環境はそんなとこ。
ちょっと欲しいなぁと思ってるのは、室内で(主にベッドサイドで)聴くためのヘッドフォン。
本格的なものとゆーよりもイージーにハンドリングできて、iPadのヘッドフォン出力でyoutubeやAmaszonプライムビデオを愉しめるよーなのがイイ。
夏場でも蒸れずに、軽いほうがありがたい。
数千円程度でイイのがないかなぁ……

小ネタを3つ [オーディオ]

ここ1週間で気づいたことなど。

1)KANN+Lyraの真価は…
1つ前の記事では「甘口すぎる音調であまり相性はよくない」と切って捨てたよーな感想を上げた。
でも、可能性としてLyraに付けてたケーブル(estronの2.5mmバランス仕様)のせいかもしれん。
もともと甘口の音がするケーブルだったしねぇ。
そこでALOのTinsel(Jupiter付属の2.5mmバランス仕様)に交換。
どーやらカンが当たったみたいで、Tinselを付けたLyraならKANNで甘い音調なんてことはなかった。
結構なドンシャリ型で、高音はキリリと尖り、低音は量的に少々過剰かも。
まあ、KANNのおかげで力感が強めで勢いがあるので、低音多めと言っても鈍くはない。
Vocalが引っ込み勝ちかもしれない(ソース次第、録音次第ではあるけれど)。

2)変換ケーブルのおかげでCDMが…
KANNのバランスは2.5mm、一方でLCD-2やHD800のバランス対応はDual 3pin XLR仕様でリケーブルしている。
ハイパワーを謳うKANNで両機を鳴らすのどーしても試したかった。
で、Dual 3pin XLR→2.5mmTRRSの変換ケーブルをヤフオクで調達した。
1つ前の記事のLCD-2やHD800の感想は、この変換ケーブルを用いたもの。
なかなか使い勝手がよさそーな変換ケーブルなんでKANNに使うだけではもったいない。
ヘッドフォンも十分に鳴らせそーな2.5mm出力はというと、手持ちの中ではCDMが思い当たる。
今日は、iPhone(Neutron)+CDM+LCD-2で鳴らしてみた。
KANNで鳴らしたLCD-2も悪くはないけど、CDMで鳴らしちゃうと、やっぱり段違い。
発熱がすごいので、通勤には使えないCDMだが、家の中でコンパクトによい音を聴きたい時には最適だ。
2.5mm-2.5mmのケーブルを調達して、アナログバランス接続したKANN+CDMって組合せも聴いてみたいねぇ。
どっかに廉価な2.5mm-2.5mmのケーブルないもんかな?

3)CDMへのトランスポートは…
CDMの上流に何を使うか。
最初はiPod Touch6G(Kaisertone、2倍アップサンプリング)を使ったが、どーも音が薄っぺらい。
正直CDMらしくない音に思えた。
iPhone 7Plus(Neutron、2倍アップサンプリング)にすると、音の厚みが感じられるよーになった。
ハードの違いなのか、それともアプリの違いなのか?
う〜ん、時間がある時にiPod Touch6GのほうもNeutronに入れ直すかねぇ…
KANNのUSB出力とCDMのディジタル接続も試さなきゃ。

KANNの感想 [オーディオ]

父親の長期リハビリから退院、母親下血で入院→退院→再度下血で再入院等々で精神的余裕なしの日々。
気づけば1か月近くブログ放置……

ようやく落ち着いてきたところで、KANNの簡単な感想を箇条書き。
1)帯域バランスはクセがない。
2)低音から高音まで満遍なく力感強め。
3)音場感は特に広い方ではない。
4)卸したてでは音離れに少々難があり、音像が左右の耳に近くて中抜けに聴こえたが、20〜30時間の使用で解消。
5)音の立ち上がりも減衰も中庸で聴感上のスピード感は速いほうではない。
6)微細な音もキチンと出しているが、パッと聴いたところはきめ細やかさを強調しない。
7)上記5)と6)の結果、オーディオ特性を誇るというよりもアコースティックな音楽を自然に聴かせる。
8)HD800やLCD-2もキチンと鳴らすことができる(ただ音量が足りているというレベルではなく)。

組合せの相性の問題は次のとおり。
a)イヤホンではK3003との相性がよく、これは卸したての段階でも初期エージング終了後も同じ。
b)Jupiterは卸したてでは左右の音が溶け合わず気持ちの悪い音だったが、初期エージングを経て良好な音が出るようになった。ただし、Jupiterの音のダイレクト感は少し後退して音楽を自然に鳴らす方向。
c)Lyra(初代)は甘口すぎる音調であまり相性はよくないと感じる。
d)TE100は、このイヤホンの持ち味のオーバーヘッドのヘッドフォンで聴いているよーなゆったり感がKANNとよく合う。
e)ヘッドフォンでは、当初からMXH-MD5000と相性がよく、MD5000のスピード感を削がずに力感が加わった感じ。
f)HD800は、卸したてでは中抜けでがっかりしたが、初期エージングで解消。
g)LCD-2は低音の密度の高さが魅力的だが、KANNで鳴らすと中音以上の帯域と高音の音調が揃う。
h)Edition9とEdition8はどーゆー訳だか、音場の左右方向がことさらに狭く聴こえて相性は悪い。
i)Nighthawk(初代)とNightowlは音の輪郭が甘く、かつ、ハイ落ちに聴こえて、KANNとの相性はよくない。
(以上のうちK3003とNightowlはシングルエンド、他はバランスにリケーブルしている。)

こうしてまとめて書くと、結構相性のいい悪いがハッキリしてるかな〜。
KANNの「低音から高音まで満遍なく力感強め」はEditionシリーズと相性がイイかなと思ってたのに音場感でダメが出たのは想定外だった。
S-LogicがKANNと合わなかったのかしらん。

さて、もう暑くなってきたので、イヤホン主体の運用だね。
K3003でキリリとした音、TE100でゆったりした音の2刀流でKANNと組み合わせるのかなぁ。

KANN注文中 [オーディオ]

C4、L3だのN5だのと外来種(ハッキリ言えばChinese由来)のDAPを好んで使っている。
でも、イチバン数が出回ってるであろう外来種のA&K社のAKシリーズには手を出していない。
それはこれまでのKorean系の機器に対する経験知に基いている。

ワタシはKorean製でも偏見なく使っていた。
DAP、USB-DAC、CDトランスポートと3機種ほど使ってきた。
どーゆー理由なのか分からんけど、高音に白っちゃけた音の髭が乗ってるよーな癖が共通している。
CDトランスポートについてはAES/EBU出力でケーブルを選べば癖を回避できているが、他の2機種は当該癖が気になり自宅の棚の中に死蔵。

AKに同様の癖があるかどーかは検証していないけど、まぁ、他の選択肢があるのなら敢えて使うこともない。

とゆースタンスで来たが、今度のKANNには手を出すことにした。
元々はChineseの新興メイカーが開発したものらしいとゆー情報を信じてのこと。
それならKorean製Audioの癖は出ないだらうと期待してのこと。

KANNのスペックはワタシの拘りたいポイントをクリアしている。
1)HD800やLCD2を直刺しで十分な音量の取れる高出力
2)2.5mmバランス出力
3)アナログ接続のヘッドフォンアンプと組ませるための高品位なライン出力
4)ディジタル接続のUSB-DAC(複合アンプを含む)と組ませるためのUSB出力
実はそれ以外のスペックは個性としていろいろなタイプがあってイイと思ってるが、上記の4ポイントは重視したい。
4つのうち3つは満たすものはあるかもしれないが、4つ満たしてくれるのは少ない。

ローンチまで3週間弱。
とりあえずはKANNに対する妄想混じりの期待で胸を膨らませておこう。

ひと癖付け加えるならL3 [オーディオ]

L3とTE100の組合せはよいが、他のイヤホンでは駄目だろーなと1つ前の記事に書いた。
だが、もう1つL3で鳴らすと具合のいいイヤホンを見つけた。
X10だ。
L3+X10も高域のひと癖が音の輪郭をクッキリさせる。

これが予想以上によかったんで、「ひょっとしてL3がエージングで化けて、バーサタイルなDAPになったのか?」と思った。
それを検証しようと他のイヤホンで試したけど、やっぱり高音のクセが気になってしまい聴きにくい。
やっぱり割れ鍋に綴じ蓋的な使い方で重宝するとゆー存在だね。
それでもTE100とX10の2つの割れ鍋に合うんだから十分。

高域にひと癖付加するとゆーことなら、高域のおとなしいヘッドフォンにもL3は好結果をもたらすかもしれない。
まぁ、DAP直刺しで十分鳴らせるポタ用ヘッドフォンの中でそんな音調なのは、元祖無印のESW9くらいかな。
明日か明後日(いずれも暦通りの出勤)に試してみよう。

最近のポタ環境色々 [オーディオ]

捻挫騒動の後、2.5日休んだ。
家の中を歩けるよーになったのは早かったが、通勤時の総武線と秋葉原乗換えでのヒトの流れが怖かったんで。
その後も意外と長引いて、階段を降りる時に手摺に捕まらなくてもスイスイ歩けるまでは受傷後10日ほど。
まぁ、そんな状態での通勤は結構疲労が溜まるよーで、やたらと早く眠りについたり、椅子に腰掛けたまま寝落ちしたり。
で、足の方はよくなったけど、寝落ちが祟ったのか、鼻風邪→扁桃炎→喘息のセット。
金曜まで働いたけど土日はほぼ座りっきり(寝たままだと腰が痛くなるので)。
おかげで捻挫の時に這いつくばって室内を動いたことで崩した本とCDの山は散乱したまま。
もう室内を見ただけで嫌になる状態だわ。

その間のポタ。

CampfireのLyraとJupiterのケーブルを久々に交換してみた。
でも、結果としては以前に試したのと同じ結果。
Lyraにはestronの2.5mmバランスケーブルがよかったし、JupiterにはWhiplashがよかった。
逆の組合せはシックリこない。
更に言えば、Lyraの上流にはN5がよかったし、Jupiterは満身創痍のC4がイイ。
このJupiterでの出音を聴いちゃうと死にかけのC4を使い続けざるを得ない。
バッテリーが死に体のC4はモバイルバッテリーをぶら下げての使い方なのがねぇ…

セミオープンイヤホンなので通勤には使えないのはiSINE20。
オーバーヘッドだけど密閉型なので通勤で使えるのがSINE。
どちらもLightning接続のケーブルにしてた。
このケーブルに仕込まれたDAC/AMPに入ってるDSPのせいなのか、共通して、ツルッとした人工的美音感で鳴る。
この味付けが鼻につくかどうか。
ワタシの場合は、iSINE20にはこの人工美でOK。
でも、SINEはアナログ接続で鳴らしたほうが圧倒的に好み。
PHPAを噛ませたほうがベターだけど、N5はゲインが大きくて音量が取れるので直刺しでもOK。

ホントに久々にTE100。
これは2.5mmバランス用にリケーブル済み。
N5では音が甘くなってしまうが、L3では高音がピリリと立ってくれる。
まぁ、ほかのイヤホンとはあわないけど。
で、聴いてみるとヘッドホン並みにふわっと音に包まれる感じが独特。
Classic向きだよねぇ、コレは。
Pops系を聴くと寝ぼけたイヤホンって言われるだろーなと思う。

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