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今日は色々捗った [映画・テレビ]

今日の昼食と買物のお供は、DX100+Edition8。
Edition8を鳴らすときはDX100+The Portaphile627の組合せを使う方がワタシの好みに合うことは分かってたが、昨日使ってから充電するのを忘れてたので、やむなくDX100直刺しで運用。
聴いた曲は、キース・ジャレットとキム・カシュカシャンのバッハ「ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ」、バイロン・ジャニスのラフマニノフP協奏曲3番・2番、村治佳織「ポートレイツ」。
The Portaphile627なしでの運用だったが、キース・ジャレットのバッハと村治のギターについてはDX100直刺しでも特段の不満はない(バッハについては立体的な音場の提示が印象的で、この表現についてはDX100直刺しの方がストレートに出てくるかもしれない)。
バイロン・ジャニスのピアノについては、やや上ずったピアノになってしまったので、このアルバムについてはThe Portaphile627が欲しかったところ。

帰宅後に小細工を一つ。
Moon Audioのゾネホン用Blue Dragon5ftをポタ用に小改造。
ナイロン被覆を除去、長さを3.5ftに短縮、オヤイデのゾネホン用プラグに換装。
オヤイデのゾネホン用プラグなら、Spirit Oneのケーブル差込口(カッターで削って拡張済み)に入る。
これでSpirit One用のケーブルラインナップが充実した。
ムッチリ中域の厚いSilver Dragon、中庸のバランスのオヤイデHPCの2本をSpirit Oneの交換ケーブルのメインとしていたが、ここのBlue Dragonが加わったわけだ。
ちょっと聴いてみたところ、Silver DragonとオヤイデHPCの中間位のキャラクターに感ぜられた。
数十時間鳴らしてみて半田付けしたところが安定してからが本領発揮だとおもうで、今日のところの感想は、まぁ当てにならないんだけどねぇ。

今日の映画
午前中はWOWOWの録画で「日輪の遺産」を視た。
原作は大変素晴らしいもんだったんで、映画化とゆーか映像化(特にマッカーサーが驚愕するところ)には期待しつつも、たぶんガッカリさせられるんだろーなって諦めも半分で視始めた。
う~ん、軍部の独善とマッカーサーの傲岸さへの異議申し立てというべき要素がゴッソリ落ちてしまっている。
それらを象徴するマッカーサーの驚愕シーンは、おどろおどろしい映像にしてほしかった。
堺雅人らの3人の軍人を演じた役者の好演が救いだ。

夜はWOWOWで「世界侵略:ロサンゼルス決戦」。
ドンパチのみのおバカ映画かなと思ってたら、コレは期待を上回る出来。
もしかしたらヴェトナム戦争の暗喩(主人公のUS海兵隊をヴェトナムに、侵略者の宇宙人を米軍に置き換え)かななどと根拠のない深読みをしてしまった。

今日の読書
翔田寛「逃亡戦犯」(講談社文庫)読了。
米帝への忠誠の証として米軍入りした日系2世と、日本留学中に軍への協力を余儀なくされた日系2世。
戦犯として後者を追いかける前者。
こうした皮肉な運命をもたらしたのは、米帝(戦勝国)としての正義感だ。
だが、この追跡劇に隠された真意は、非常に個人的な感情に基づくものだった(コレが本作における最大の謎解きの対象)。
社会正義と個人の感情は本作ではほとんど2項対立のよーに扱われるが、両者を近接させる仕組みが民主主義(民本主義)なのかな?
もっとも両者を近づけることが衆愚主義への途となる可能性も。
学部時代の友人Kくんが新潮45に「選挙をするたびに国が狂ってゆく」とゆー論説を寄稿しているのを思い出した(総選挙がカウントダウンに入った今日この頃、必読の論説だ)。
ま、こーした民主主義への疑いってのは本作の内容に直接関係ないが、そーゆーことを想起させるだけのインパクトのある一作だったとゆーことで。
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