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T-51+ESW10で聴いた2枚のアルバム [音楽]

まだ体調は万全ではなかったが、今日は出勤。

今日のお供は、T-51+ESW10の直刺し。
ESW10は中低域の一部が凹んだ特性と承知していたのだが、T-51のキャラのせいか、それとも超長期でエージングが効いたのか、今日の組合せでは凹みを感じず。
ESW9みたいな中低域の濁りとゆーか、ザラつきさえ聴かれた。
とゆーことで、直刺しながら相当に迫力重視の音調だ。
これで聴いたのは最近入手した2枚。

最初は、ビシュコフ・ケルン放送響のショスタコーヴィッチ交響曲7番。
これがなかなかにユニークな演奏で驚いた。
1楽章は闊達な運びで、いつも聴いてるベルグルンドの同曲の重厚さと好対照。
2楽章~3楽章ではオケの華はVnだといわんがばかりに高弦主体。
と、ここまでは「明るいレニングラードなのか?」と思わせておいて、4楽章では重厚・沈痛な音が支配的で、金管はまさに哭くがごとし。
これほどまでに音の表情がコロコロ変わるレニングラードは初めてだ。

2枚目は、リサ・バティアシュヴィリのブラームスVn協奏曲。
Vnも頑張ってるんだが、異様なほどにオケ(ドレスデンシュターツカペレ)が頑張りすぎてて、ややバランスを失しているかな。
Vnの切れ味よりもオケの迫力が印象的な演奏だ。
C/Wのクララ・シューマン3つのロマンスでは、伴奏のアリス=紗良・オットのピアノが愛らしい。
こちらはVnとのバランスも適切で、曲に浸ることができる。

1枚目のショスタコーヴィッチも、2枚目のブラームスも、聴く前に想像してたのとは少々勝手が違った演奏(各楽音のバランス)に聴こえたのだが、冒頭書いたとおり、今日の組合せでは濁り・ザラつきを感じさせる音であったことも、その要因なのかもしれない。
別のハードウェアの組合せでも再聴して、確認することが必要だなと。

今日の読書
「ドキュメント太平洋戦争全史」上巻読了。
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