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辛口なピアノ、闊達なタコ7、そして明瞭な芥川 [音楽]

予告どおりに今日のお供はC4+ESW10。

ai kuwabara trio project「from here to there」を聴いた。
このピアノトリオは初めて聴いたのだが、なかなかよい。
チョイ聴きでの印象が初期の上原ひろみっぽいところが聴き手にとって親しみやすいとも言えるし、オリジナリティに欠くよーに取られてしまうとも言える。
だが、ちゃんと腰を入れて聴いてみると、グサグサと聴き手の内面に迫るよーな音作りに魅了されるし、何よりも辛口な聴き応えのあるところが凄い!
ピアニスト兼プロデューサーの桑原あいはアルバム制作時弱冠20歳であることに恐れ入る。
ここから更にどんなふうに化けていくのか誠に楽しみだ。
とゆーことで4月10日リリースの2ndアルバムも早速注文した。

そして、ここ数日聴き続けてるビシュコフ・ケルン放送響のショスタコーヴィッチ交響曲7番は時間の関係で1楽章だけ聴いた。
この録音における1楽章ではショスタコらしからぬ不思議な闊達さは奏でられてるのだが、T-51+ESW10で聴いた時に比べると腰が座って聴こえる。
でも、やっぱり他の録音・演奏では聴くことの出来ない闊達さは健在だ。

帰宅後に、BSプレミアムの録画でクラシック倶楽部枠で放送された芥川也寸志特集を視聴。
BDレコーダのディジタル出力+DA10+SRH1840で聴いたわけだが、選曲も芥川作品の中ではポピュラーなものが選ばれており、どれも大昔の録音やチョイ昔のフォンテック録音で聴いたことがあるものばかりだ(赤穂浪士、交響三章、弦楽のための三楽章、交響管弦楽のための音楽)。
それらのパッケージメディアによる録音よりも今回の放送音源のほうが極めて明瞭に音が録られているのがとても嬉しい。
この音源だけあれば交響曲を除く芥川のオケ作品はもう十分だとゆーほどの出来。
この明瞭さの要因はホールでのライヴではなくスタジオでの収録だったからだらう。
こーゆーインフラを持ってるところがNHKの凄さだなと思う。

今日の読書
「ドキュメント太平洋戦争全史」下巻2/3まで。
今日のうちに読了しよーと思ってたが、なんだか異様に疲れてるんで無理せず明日へ持ち越し。
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