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C4+SE535(LUNEリケーブル)連チャン登板させて聴いた曲 [音楽]

月・火連チャンで、C4+SE535(LUNEリケーブル)がお供。
何がよかったっていえば、ソースを選ばないバランスのよさ(SE535)、音場の見通し(C4とLUNE)、高域の冴え(C4)などなどのワタシが音楽を聴くのに心地よく感ずる要素が塩梅よく表出してくれるところ。
もっと突出したよさを発揮する組合せはあるかもしれんが、安心して何でも聴けることが使いやすさにつながる。

月曜は、ジャズボーカルからAkiko「Words」からスタート。
ヴォーカルが薄くならずにキレイな音場再現の中にぽっかり浮かぶ。
元のソースが「キレイ」とゆーよりもささくれ立つ程にアグレッシヴな曲の代表例として、アール・ワイルドのラフマニノフ「パガニーニの主題によるラプソディ」を聴いたが、荒っぽさをギリギリのところの寸止めで聴かせる。
これなら乱暴すぎて聴くのが辛いなんてことにはならないだろーなってギリギリのとこ。
もういっちょクセのある録音として、ジュリアード弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲14番とシューベルト「死と乙女」のカップリング盤を聴いた。
この録音は古いので(ベートーヴェン1960年、シューベルト1959年)、仕方ないところだが、音場のプレゼンスが感じられない。
直接音のほかにエコー成分も聴き取れるのに、なぜか収録場所の空気感が感じられない。
C4+SE535をもってしても、この録音のクセが補正されることはなかったものの、各楽音を上手に分解してくれるんで、さほど不快感はない。

火曜は、ウェラーのショスタコーヴィッチ交響曲1番・9番からスタート。
スイスロマンドを御して曲の作風によくあった軽妙な演奏をしているが、この軽妙さを薄っぺらにならずに楽しさに繋げた出音。
キース・ジャレットのヨーロピアン・クァルテット「My Song」も深刻にならない軽妙さがイイ感じ。
この調子で、最近購入したCDでやや評価を辛くせざるを得なかった、スザンヌ・ヴェガのバービカンでのライヴ盤(2枚組)も何とかしてくれんじゃないかと期待して聴いてみた。
う~ん、やっぱりヴォーカルに対してバックバンドが頑張りすぎてバランスを失しているって印象は変わらなかった…
まぁ、ライヴ自体がそんな幹事だったのかな?
バンドに負けじとスザンヌ・ヴェガが声を張り上げて音程を崩し気味なとこを発見できたのは面白かったけど。

月曜・火曜の読書
蓮見恭子「アンフェイスフル 国際犯罪捜査官・蛭川タニア」(角川文庫)。
帯に「新星による警察小説の最前線。新シリーズ!」とあるので、続作が予定されてるよーだ。
事件は解決したが、エピローグ部分での副主人公(所轄通訳警官)の心理描写がグダグダなのも続作への橋渡しなのか?
それを狙ってのことじゃないと不味いよなぁと独り言ちたくなるほどのグダグダ。
ここまで徹すれば却って立派なもんだ。

続いて、檜山良昭「戦艦大和の1704日」(光文社知恵の森文庫)に着手し、1/3まで。
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