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辛口なK3003でキース・ジャレット・トリオの新譜 [音楽]

昨日もMH-901+K3003で辛口サウンド。
一昨日がクラシックだったんで、今度はジャズ。

国内盤発売から1か月遅れでよーやくAmazonから納品されたキース・ジャレット・トリオ「Somewhere」(輸入盤)から聴き始めた。
この収録時(2009)のトリオの調子は相当イイ状態のよーで、楽音が跳ねるべき所ではイキイキと飛び跳ね、沈み込むべき所ではグッと集中力が増す。
かような演奏には再生ハードウェアによる余計な演出的音作りは要らない。
K3003の硬い音調でストレートな出音で正解だと思う。
4曲目終盤のインプロの緊迫感を伴う演奏から5曲目(Tonight)の解放感の展開が素晴らしい。
実はこの箇所だけ3回聴き直してしまった。

その後、辛口サウンドで聴くのが合いそうだなと見当をつけていたai kuwabaraの2枚とManamai Moritaの2枚の計4枚のアルバムから数曲ずつ聴いてみたものの、どれも昨日朝イチで聴いたキース・ジャレット・トリオと比べてしまうと……。

方向をガラッと変えて、締めはクラシックの新譜でラトルのストラヴィンスキー「春の祭典」。
楽音の輪郭クッキリで、BPOの金管は旧ソ連の楽団のよーな力任せの吹きっぷりではないのに、音の塊感が迫ってくる。
木管のデリケートさと金管の塊感の振れ幅の大きさが気に入った。
さて、これは演奏によるものか、録音によるものか、再生ハードウェアによるものか?
是非ともSTAX009、同007、HD800、SRH-1840といった音場感の優れた開放型のヘッドフォンで再聴しないといかんね。

昨日の読書
「己惚れの記」読了。
生真面目なほどの武士の信念を正面から描くストレートな本格時代小説の側面と、娯楽小説としての愉しさの按配がよい。
脳内キャスティングは、往年の黒澤明「用心棒」の時の三船敏郎と仲代達矢でドンピシャ。

帰りにアキヨドで公式発売日より1日早くStereo Sound誌を購入して、パラパラツマミ食い。
電車の中で読むにはSS誌は重くて嵩張るので、別の本に切り替え。
山本弘「MM9-destruction-」(東京創元社)に着手し、1/5まで
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