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BOSEのこと [オーディオ]

今日は室内で片付け物をしていて、音楽は聴かず仕舞い。
そんなんでオーディオ昔話を1つ。

Dr.Boseが逝ったとのこと。
代表作の901シリーズは本国では現役だが、日本では取扱いが終わってる。
30年前に販売店の試聴コーナーで聴いた時にはガッカリな出音だったが、残響特性のライヴな部屋でEQの設定を詰めたら(付属EQではなくて、もっと高SNのEQを使うとかしたら)面白そーだなとは思った。
たぶん世界で最もたくさん売れたであろー101シリーズはバブル期の飲食店で腐るほど見かけたが、ドンドコドンドコの音ばかり。
製品のイイ悪い以前に可哀想な環境でしか使われなかったことが悲劇だったのかな。
ちゃんと鳴らしてやったら、もう少しマシな音が出ただろーにと、同情的な目で見ていた。

でも、十数年前に見方を変えた。
当時出向していた財団の理事長室にBOSEの子会社だか関連会社だかの訪問販売がやってきて、とても高額なラジカセ状の機材を売りつけにきた。
理事長はワタシがオーディオマニアであることを知っていて同席するよーに命じたんだが、いやはや価格に見合うとは言えない音なんで、何と感想をいえばよいのか困惑させられた。
まぁ、クラシック音楽には向かないよーですねとか何とか適当なことを言ったけど。
BOSEは鳴らし方が悪いだけじゃないかと思ってたが、その時からはDr.Boseの理想とはかけ離れた商売をしてる会社であり、そーゆーとこが作ってるスピーカーだと思うようになったのも仕方ない。
後にBOSEがヘッドフォン・イヤホンを作るよーになっても、手に取ることなく現在に至ってる。

とは言え、901の間接音を積極的に出すことでナマの音場を再現したいってゆー理念は面白い。
現行BOSEスピーカーには興味はないが、901をアキュフェーズのディジタルEQで調整したらどーなるのかは聴いてみたかった。
更に言えば、実験的な製品2201(1/8球体に22個のフルレンジユニットを付けたお化けスピーカー)は1度聴いてみたかった。
ってゆーか本邦に2201の音を実際に聴いたことあるヒトっているのかな?

今日の散財
SE846のHM-901バランス接続用ケーブルはBispaのを調達済み(イヤホン本体は未だ発売日不明だが…)。
Roothリモールド3機種(tf10、IE8、SE535)のHM-901バランス接続用ケーブルはMoon AudioのBrack Dragonを調達済み(リモールド品は未だ本邦に入ってきていない…)。
と、ここまで来たら須山Fit Earのカスタム(333とMH334)もバランスで鳴らしたい。
そしたら、Moon AudioがFit Earシリーズもプラグの選択肢に追加したよーだ。
ホントはWhiplash(こちらは一足先にFit Earに対応済み)がHM-901用TRRSプラグを付けてくれたらよかったんだが、こちらは未だの模様。
ホンの一瞬だけ考えて、Moon AudioのSilver Dragon IEM用をポチリ(Fit Earプラグ→48inchケーブル→HM-901TRRSプラグ)。
早く来ないかなぁ…

今日の読書
小出裕章・小林泰彦「ケンカ白熱教室!放射能はどこまで安全か?」(幻冬舎)読了。
危険厨の小出は本来「正義」を体現してそーなもんだが、どーにも情緒的で説得力に欠く。
国の都合に合わせるよーな立場の小林のほうが落ち着いた論調。
放射能=絶対回避ってゆー主張をする者は冷静な視点でのものの言い方を学ばないと、ただの宗教家に思われてしまいそーだな。
まぁ、なにごとも感情に走ったら、他人を動かすことはできんわなぁと思う。
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