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ブツ来る。しかし凹み中… [オーディオ]

祝日が土曜で、なんだか1日存した気分だったから、金曜に年休をとって3連休。
いろいろブツが来て、大変ウキウキな3日間になるはずだったのに、ちょい不運なことがあって(後述)凹んで過ごし中。

では、新着のブツのご紹介

1)CEntrance HiFi-M8
コレはプリオーダー最終分で発注したもの。
出荷が遅れに遅れて、到着は11/21の夜だった。
正規輸入分の発売開始が11/22なので、十数時間だけ早く入手できた。
入手時期に関してはほとんどプリオーダーの意味がないけど、560USD+送料40USD=600USD(約60,000円)だったんで、正規版のポイント控除後の価格より10,000円位は安かったか…

2)iPad mini(128GB)
HiFi-M8のペアとなるトランスポートとして購入し、11/22到着。
ホントはiPod Touchに128GB版があればよかったんだが、今季も出なかったから仕方ない。
で、代わりにiPad miniとなった。
そもそもは何かの記事で「今度のiPad airは大きいiPad miniだ」てゆーよな見出しを見て、ひねって考えれば「iPad miniは大きいiPod Touchだ」って言えんじゃねぇかと思ったからだ。
常用してるNekusasu7(初代)の後継機も兼ねてると思えば価格も許容範囲だ(ただのDAトランスポートとしてはもったいないけど)

iPad miniのFLAC Playerに110GB強のFLACファイルを仕込むのに時間がかかった。
まずはiPad miniの直刺しで聴いてみた。
ヘッドフォンは効率低めのSRH-1840、効率高めのESW11で聴いてみたが、高音の伸びが悪くて音場の見通しも…
じゃ、高音が硬めでシッカリとしたイヤホンにしてみよーってことで、SE846(Whiplashリケーブル・TRRSプラグなんで例の変換プラグ付き)で聴いてみた。
流石にヘッドフォンよりも鳴らしやすく、ピアノの音の硬質さもよく出してくれる。
だが、音場の見通しの悪さはヘッドフォンでの印象と同様。
こーゆータブレットもエージング効果なんて期待できるのかどーか分からんが、まぁ多分直刺しでは常用する音ではない。

次は本命のiPad mini+HiFi-M8で。
Edition8から聴き始める。
Edition8は、低音を盛り上げているのにもかかわらず、薄くて鋭い音調の高音のため、例えばVnソロはゾクッとっさせる音を出しつつも、多くの楽器が音を重ねるオケになると「低音がたっぷりなのに薄っぺらく聴こえる」とゆー困った症状が顔を出す気難し屋だ。
据置機を除くと、何故かCEntranceのDAC portでは、上手に薄っぺらさを払拭してくれる。
そんな経験もあって、同じCEntranceのHiFI-M8では、気難し屋をうまく料理してくれるんじゃないかと期待しての選択。
ホイ、期待どおり!

しかし、悲劇はこの後。
HiFi-M8はバランスアンプが売りだ。
RSA独自のバランスコネクタを備えたタイプもあるが、ワタシが入手したのは古典的なXLRと6.3mmのコンボコネクタが2つ付いたタイプ。
もともとEdition9のバランスタイプ(ケーブルは純正のままでプラグをXLR*2に換装)をポタで鳴らしたいってことでHiFi-M8に期待してたわけで、コレを試さないわけにはいかない。
しかもEdition8も上手に鳴らしてくれた。
コレで期待しないわけがない。
で、鳴らした。

えっ……
左chから音が出てない。
落ち着いて聴いてみると左chからは蚊のなくよーな幽き音しか出てない。
Edition9の断線かもと思って、手持ちのバランスタイプのヘッドフォンを総動員(LCD-2、HD800、MSpro)。
全機種全滅。
iPadだからダメなんてこともあるのかと思って、PCのUSBにつないでみてもダメ。
これはどー考えてもHiFi-M8が不良だろー!
クソ音のUSB-AMPの不良なら「くそー」の一言で済むけれど(ホントは済まない)、シングルエンドで聴いた限りはホントにイイ音なんで口惜しい。
なんでハズレ個体があたるのかなぁ…

とゆーわけで昨日から我が身の不運を恨みつつ凹み中。

凹んでてもしょうがないから、シングルエンドで聴きながら、CEntranceに照会。
「あなたのヘッドフォンが正常ではないのにHiFi-M8を送り返さないで。他のアンプでちゃんと鳴ってるヘッドフォンかどうか試して」みたいな間抜けな返事が最初に来た。
「正常な4setのバランス型ヘッドフォンで試したけどダメだったよ」って返した。
もう返送するしかないみたいで、返送方法を照会中で現在に至る。
時差とか土日とかのせいで返事はたぶん日本時間で月曜の夜なんだろーな。
まぁ、それまではシングルエンドで愉しめるけどさ!

昨日の読書
麻見和史「蟻の階段 警視庁殺人分析班」(講談社文庫)読了。
いわゆる警察小説の要素(警察内部機構の対立など)よりも謎解きに重きを置いている。
そのためなのか、謎解きに関する登場人物の台詞回しがいかにも説明口調の古臭さも気になるところ。
まぁ、上記の凹み中に読んだんで、評価も辛めにならざるを得ない。
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ひでまろ

Edition8は我が家でも困ったちゃんでして、なかなか良い組み合わせが決まりません。
SonyのWalkman系はかなり低音が強めなので、相性が良いかと思い、この間銀座でNW-ZX1を試したのですが、低音は少し強くなったものの、空間表現が平板で奥行きがなくイマイチでし
た。PHA-2を噛ませると、だいぶマシでしたが。
CEntranceですか。今度試してみたいと思います。
by ひでまろ (2013-11-28 23:18) 

ms061027

>ひでまろさん
「空間表現が平板で奥行きがなく」ってのはよく分かります。
直刺しのiPod touchのFLAC Playerでは中高域のきついところを肉厚にする感じで、帯域バランスは直刺しのくせになかなかの善戦ぶりですけど、やっぱり音場の奥行きが感じにくくなりますね。
直刺しのiPod touchのFLAC Playerは、電車の中のBGMとして、器楽曲or小編成の曲を聴くとゆー使い方なら及第かなって感じです。
by ms061027 (2013-11-30 08:35) 

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