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「龍(RON)」文庫版完結! [コミックス]

今日のお供は、iPod6G + SA6(高域+、低域-)直刺し。

熱は1日で抑えられたんで出勤したものの、ハナが止まらず集中力に欠く状態。
聴くほうも機材をいろいろ考えるのが面倒だったんで、シンプルにしてみた。
いつもは「今日はどういう組み合わせで何を聴くか」と悩むプロセスを愉しんでたが、今日はそういう余裕なしなんで、オールマイティで80点を狙えるところを選択。
SA6は、tf10とER-4Sの中間よりもチョイER-4Sよりって感じ、もしくはER-4Sのテンションを少し緩い方向にチューンした感じ。
ジャンルも録音の新旧も選り好みもない。

とは言え、体調が体調なんで、そんなにたくさんは聴けないんから、今日はアルバム1枚に絞って、メロディ・ガルドーの新譜「My One and Only Thrill」をチョイス。
前作の紫煙立ち込めるドヨドヨンとしたムードで歌うイメージから少し明るいトーンへ変わった。
ジャズ・ヴォーカルを専らに聴く人の評価がどうなのか分からんが、なんでも屋のワタシにとっては今回のアルバムのほうがバラエティに富んでるし聴きやすくて、大変よろしい。
前作のように歌に聴き手のほうが圧倒されるなんてことも避けられそう。
今日まともに聴いたのはこのアルバムだけで、あとはつまみ食い的にチョロチョロと聴いただけ。

SA6で聴くメロディ・ガルドーは、SA6の緩いところがうまく曲にハマってくれた。
ショスタコ5番2楽章の低弦のゴリゴリ感とか、打ち込み系のスパンとした低音とかは、SA6ではテンションが低くなってしまうが、そういう突っ込んだ聴き方しなければOK。
DAPとイヤホンのシンプルな組み合わせでこれだけの音が聴ければ、おつりがくるというもんだ。

今日の読書とコミックス
「ベルリン飛行指令」を読み終えて同シリーズの「エトロフ発緊急電」に着手。
しかし、数十ページ読んだとこで、今日は「龍(RON)」文庫版の最終巻(第21巻)発売日だったことを思い出し、読書は中断しコミックスへ移行。

ああ、これで10か月間・11回にわたる「龍(RON)」を毎月読む愉しみも終わってしまった。
これまで読んできたのを思い出してみると、実際の巻数は中国編のほうが多いんだが、なぜか京都編のほうが長く浸っていたような錯覚に陥った。
これって、青年期の1年が壮年期・老年期の1年よりも長く感ずるのと似ていて興味深い。
そんだけ「龍(RON)」の世界観に入り込んじゃったということなのかな?

今日読んだ最終巻の内容は連載時に読んでた記憶がまだ新しいので、アッサリと読めてしまったが、最後には主要登場人物たちが主人公・龍の様々な夢を各人の立場で受け継いで(あるいは影響されて)ことを成し遂げた戦後の姿を紹介していることをワタシとしては高く評価したい。
最近は、伏線とかハナシの途中で広げた風呂敷をキチンと畳まない終わり方をする作品が多い中で、主人公は平和なら何をしたかったのか、意思を受け継いだものは戦後に何をなせたのか、決着を綺麗に付けてくれた。
長編作品であるほど、終局への収斂を目指して書いてほしいと思う。
その意味で、本作は理想的な終わり方をしてくれたもんだ。

おそらくGW中に1巻から21巻までまとめて再読しそうな予感。
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