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いろいろ書いたけど、ホントは SA6 の音って好きなんですよ [オーディオ]

今日のお供は、iMod + iQube + SA6。

SA6 のよいところは、音が一筆書きのようにシンプルであること。
情報量が整理されちゃうともいえるが……

今日聴いた曲では、グリモーのバッハ集とか、キース・ジャレット・トリオ「UP FOR IT」なんかは相性がよかった。
騒々しくてダメだったのはクライバーのベト5(DGG)。
これは、単純に楽器の数が少ない曲ならOKで、オケもの全般が SA6 ではうまく行かないってことでもない。
例えば、再生が難しいテンシュテットのマラ6あたりは、SA6 で難なく再生できる。
うーん、どーゆーことなんだろ?
SA6 の低音の問題かなぁ??
SA6 の低音は周波数特性でとらえると、かなり低いほうまでレベルが高く維持されている(ワタシはバス・ポートに”-(マイナス)”を選択してる)。
反面、SA6 の低音の Dレンジはあまり大きくない。
このあたりがオケものでも、合う・合わないという相性の問題を引き起こしてるような気がする。
ま、あまり根拠のあるハナシじゃないけど。

帰宅後に、iHP-120 + D10 + SA6 という組み合わせも試してみた。
D10 のオペアンプをコッテリ仕様(OPA211 + 8656*2)にしているせいで、ひどくスピード感に乏しい鈍重な音が出てきた。
ESW10 や tf10 では問題なかったんだが。
そこで、D10 の DAC 部 のみを使って、iHP-120 + D10(DAC)+ iQube + SA6 も試してみた。
これなら鈍重な音って印象にはならない。
しかし、PHPA は iQube で今日の出勤時に持ち出した組み合わせと同一なのに、出てくる音は相当違う。
鈍いってほどじゃないが、音が太い。
DAP(内蔵または外付けのDACを含む)による違いは思いのほか大きい。

というわけで(?)、DAP のバリエーションも増やしてみるのも一興かなという気になってきた。
そーゆー気になった時に限って、Head-Direct が HifiMAN なんてものを発表するんだから、困ったもんだ。
もう少しでポチリといってしまうとこだった。
思いとどまった理由は、HifiMAN では ALAC でエンコードした曲は再生できないこと(これが可能だったら、間違いなく買ってたろう)
シコシコと ALAC を WAV に変換する作業はやる気になれないからねぇ。
HifiMAN 用の Rockbox なんつーもんが出てきたら(リリースの可能性はどのくらいなんかな?)、再考することにして、今日のところはアタマの中から HifiMAN を追い出しておこう。
あ、ホントに Rockbox が対応しちゃったら、どーしよー(笑)

今日の映画
日本映画専門チャンネルにて「海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ」を視る。
これも DVD ソフトを購入済みの映画だが、ハイビジョン化の効果を見たくて視聴。
アップコンじゃないはずなのにアップコン並みに寝ぼけた画質だ。
女優達に罪はないが、これはブルーレイでの保存に値しない( DVDで十分)。

今日の読書
宮村優子「電脳コイル(8)」(徳間書店)読了。
アニメが完結して、もう結構経つんだけど、まだまだ小説版は続いてるねぇ(貞本のコミックス版エヴァほどじゃないけど)。
さて、この小説版はもう相当にアニメ版から逸脱して独自の作品になってるんで、オリジナルのアニメが終わってるのに小説として愉しめる。
そーゆーストーリー展開も魅力なんだが、それに加えて、宮村の文章の巧さもよい。
今回は8巻ラストの1ページが秀逸。
これを読んだら、9巻も読まないわけにはいかんわなぁ。
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