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自分の「会社が消えた日」を思いだした [ミステリー]

今日のお供は、iPod6G + NC300D。
なるほど暗騒音が減ると大きい音量じゃなくても大丈夫というのは分かった。
たぶん音量が小さくても音の勢い、迫力が消えないように見せかける演出なんだろうが、中低音が多めでハイ落ちっぽいところは20時間エージングしても変わらず。
ただし、高域の伸びはチップでも改善されるところがあるので、手持ちのチップでいろいろ交換してみてみたところ、IE8 のラメラ(L) がイチバン合うようだった。
しばらくはこれで運用

今日の読書
水木楊「会社が消えた日」(日本経済新聞社)読了。
パラレルワールドものの SF ということになるんだろうが、中身としては会社とか世間体のしがらみに対する痛烈な批判。
フツーに読んだら、あざとく感ずるかもしれんが、ワタシの場合はちょっと自分の経験と重ね合わせてしまい共感するところ大。
もちろんパラレルワールドに入り込んだことなんぞあるわけもないが、それまで「それ行けドンドン」だった会社が為政者の一言で一斉に攻撃を食らう、社会的に「会社が消えた」状態にさせられかけたことがある。
当時、経団連もウチの会社の批判に回ったが、批判の真っ最中に経団連の事務局長を退職した人がエッセイで「それまで使えるだけ使っておいて、一斉にみんなが批判に回ったのには驚いた」と書いていたが、ホントにヤポンスキーは生贄の羊が大好きな国民だと思う。
その後、ウチの会社は業務を新しい仕事の分野に転身して、少しずつ実績を積みつつあるが、8年前に一夜にして世間が一斉に批判に回った、あのときを目の当たりにしてしまったんで、以前のような踏ん張って仕事をするぞという気は失せてしまった。
ホントに「ときどき仕事」という気分だ。
本作の主人公は最後に会社を棄てるが、ワタシは喰ってくためにそこまでの割り切りはできず、いまだに半チクな勤め人稼業をつづけてるところは違うが。
まぁ、そーゆートラウマみたいなもんを思い出させてくれた作品。

今日は、これからヱヴァ2.0をレイトショーで観に行くので、気が向いたら夜中に何か書くかも。
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