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SR-001mk2 使用開始

順番が後先になったが、昨日の散歩のお供は、iPod6G + SR001mk2。
先週購入した SR-001mk2 は 130 時間ほどエージングしてから使用開始。
以前 STAX工業時代の SR-001 を使ったことがあるということは以前の記事で書いたが、どんな音だったのかはちゃんと記憶していない。
ほとんど初聴き同然と言ってもいいだろう。

で、今回の印象はと言えば……
1) 音量はジャズなどの録音レベルが高いソースでは問題ないが、オケものでDレンジを稼ぐために平均録音レベルが小さいソースではボリュームをMAXにしても大音量というには足りない。
2) 大音量にならなくても、音の質感がよいのとギュッと密度の高い音の出方をするので、あまり不満はない。
3) 高低のバランスでいうと少々低域過剰気味だが、高域が伸びているのでバランスは取れてる(いわゆるドンシャリとは違って、高い方はシャリシャリすることはなく、スッキリ強めの高音)。

SR-001mk2 は、音量が取れない分を、音の密度を高めることと、高低のバランスをうまく演出することで、カバーしているとまとめることができる。
このため、通常のSTAXのイヤスピーカーのような伸び伸びした開放感とは方向性の違う音になっている。

こうした厚い音作りのおかげで、小音量でも十分楽しめるのだが、構造上遮音性はないに等しいので、外部の音はじゃんじゃん入ってくる。
そのため、交通機関での使用は無理(外部の音をマスキングするほどの大きな音は出ないし、仮に出たとしても音漏れで苦情が出ること必至)。
散歩での使用はOKだろう。
外部の音が入ってくる方が安全なくらいだから。
最近のワタシのメイン・リスニング・プレイスである喫茶店での使用は、店内のがやがやしている音が入り込んでくる。
それも環境だと割り切れば、「音楽+環境(雑音?)」を愉しめるが、隣の席のババアやガキがうるさいという場合の耳栓がわりにはならない。

さて、気になるのは装着感。
慣れないと耳穴が痛くなる。
ダクトが楕円の特殊な形状なので、他社のイヤチップをつけるなどの改善策がとれない(やってやれないことはないが、無理くり嵌めるときにダクトへ力がかかるので好ましくない)。
サードパーティが SR-001mk2 用のイヤチップを出す可能性はゼロに等しいだろう。
いっそのこと、リモールドか、カスタムイヤチップを須山か海外ガレージメイカーが出してくれればなぁと妄想。
これまた妄想が叶う可能性は………ゼロだろうなぁ。

今日買った本・雑誌
1) 河居貴司ほか産経新聞取材班「総括せよ!さらば革命的世代」(産経新聞出版)
2) 藤雪夫・藤桂子「獅子座」(創元推理文庫)
3) 今野敏「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」(朝日文庫)
4) 「別冊映画秘宝 東宝特撮総進撃」
5) 「Quick Japan vol.87」

イチバンの期待は1)の全共闘世代の証言本。
ワタシの学生時代(82年4月~86年3月)は、レーガン・サッチャー・中曽根の「反動」路線が主流だったので、キャンパスには立て看板一つなかった。
それで、当時でも立て看板が花ざかりだった明治大学の脇を通るたびに「う~ん、時代錯誤だな」と思ったり、でもちょっと羨ましかったりもした。

4)は「総天然色」と銘打った時代のスチール写真か、昭和40年代の怪獣図鑑の表紙のようなレトロな表紙にやられた。
買わないまでも、春休みや夏休みには東宝チャンピオンまつりを見に行ってた世代は必見の表紙。

5)は AKB48大特集(全100頁)で、巻頭グラビアはとてもよい出来。
カルチャー誌(?)にできて、なぜグラビア誌ではこれができないのかと一人熱弁をふるいたく……(以下略)
インタビューとかは後日じっくり読むとして、黒川智花が AKB フリークだとは知らなかったなぁ。
AKB はともかく、ごくごく初期の「OUT」、「東京おとなクラブ」、「よいこの歌謡曲」あたりと似た匂いがするね、この雑誌は。
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