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MiniBoxE+との相性 [オーディオ]

ここで書いてるよーなハードウェアとか、再生する音楽ソースの記録は何なのかっつーと、畢竟するに「相性」の記録なのかななどと考える。
今日はそーゆーことを実感。

今日のお供は、S:Flo2+MiniBoxE++ESW10。
昨日ESW10で聴いたブラ4ブルックナーがカリカリと痩せた音になってしまったんで、上流を替えてみた。
まずは、ブラ4ブルックナーの前に、昨日の組合せでとても印象のよい音で鳴ってくれたエリン・ボーディーから聴き始めたのだが………
これが何とも野暮ったい音が出てしまった。
フワッとした音場表現が消えてしまい、ボテボテっとした歌音だ。
どんな音なのかをもう少し具体的にいえば、音の消え方(減衰の仕方)が往生際の悪いよーで、響きが消えずに残って、次の楽音と重なって濁りを形成ってイメージを思えばよい。
こうなるとブラ4ブルックナーを試してみようかなんて気分は雲散霧消。
今日みたいなボテつき感のある音でも愉しめそーかなと見当を付けて、AKIKO「Words」を聴いてみた。
エリンよりはマシだが、それでも十全とは言えない。
う~ん、こーゆーことやらかしちゃう日もあるさと諦め。

帰宅後に、どーせボテボテでいくなら毒皿だとばかりに、ヘッドフォンをESW9にしてみる。
姉妹機ESW9は、ESW10よりも中低音の暖かみが特徴で、キリリとした輪郭を描くよーなところは弱い。
つまりはボテボテになりやすい機種だ。
ところが不思議なことに、S:Flo2+MiniBoxE+と組んでみると、ボテつきはあまり気にならない。
電気屋さん(家電販売店の意味ではなく、電気工学系統に詳しい人の意)だったら、インピーダンスがどーしたこーしたとか測定結果を交えながら合理的な説明ができるのかもしれない。
もちろん、ワタシにはそーゆー高等な芸当はできない。
ここでは「MiniBoxE+は、ESW10との相性は悪いが、ESW9との相性はよい」と結果を述べるだけだ。

今日の読書
桜庭一樹「GOSICK Ⅳ」(角川文庫)読了。
既刊9冊(「GOSICKs」シリーズを含む)を時系列で並べると5番目のハナシで丁度折り返しにあたる。
作中で隠された設定が解き明かされたり、新たな設定が登場したりで、9冊全部読んでも、きっと意味不明のままの設定が残るんだろーなと想像。
でも、これはそれで構わない、そーゆー作品だから。

(2010/05/30追記 この記事を書いた時にちょっとブルックナー8番が気になり始めていたんで「ブラ4」と書くとこを「ブルックナー」と書いてたんで訂正)
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