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久々の iPodClassic とか、iMod とか [オーディオ]

今日の昼飯・散歩のお供は、iPodClassic(3G・160GB)+iQube+DT1350。
160GBのiPodには、他のDAP(Touch:64GB~HM-801:2+32GB)よりも容量に余裕があるため、いつもは聴かない曲も入っている。
今日は、いつもと違った曲を聴きたかったんで起用した次第。

最初は、高橋悠治サティ集。
音の揺らぎがビミョーに不安感を抱かせると同時に、不安であるがゆえに曲に集中させられる。
さほどサティを色々な演奏で聴いたことがある訳じゃないけど、この演奏はイイと思った。
ただ、録音には少々難あり。
これはアナログ録音だが、ノイズリダクション(ドルビーAかdbx?)の使用が原因と思われるブリージングノイズが検知される。
もう年寄りしか知らないことかもしれんが、ブリージングノイズというのは、信号の大小に応じてヒスノイズも変動する現象で、ピアノのようにパルス成分の多い楽曲で気になりやすい。
たぶん現在の技術では、マスタリング時にディジタル領域でノイズを目立たないよーにすることが可能なのかなと思うが、ワタシがリッピングしたCDは二十数年前のものなんで、そーゆー小細工はされていない。
ん~、同じ演奏のリマスタリング盤があれば、入手して比較してみよーかな?

次は、シャイーのショスタコ・ジャズ音楽集。
ジャズと言ってもオーケストラ曲なので、ジャズの白熱した演奏ってのはちょっと違う。
軽音楽とゆー古めかしい言い方のほうがシックリくるかな?
それよりも聴いてて思ったのは、なんだか演劇(舞台)の劇伴みたいだなとゆーこと。
もっとショスタコを聴きたいとゆーよりも、また演劇を見に行きたいなぁと思いながら聴いてた。

最後は、クラフトワークのライヴ盤「Maximum Minimum」。
もともとナマ楽器じゃないので、スタジオ録音なのか、ライヴ盤なのかは楽曲だけを聴いても分からない(歓声が入ってる部分でライヴなんだなと気付かされる)。
オリジナルアルバムでは位相をいじり過ぎてヘッドフォンで聴くと気持ち悪くなる曲もあるが、このライヴ盤ではそのようなことも生じない。
新旧さまざまなアルバム収録曲が演奏されてるんで、このアルバム(2枚組)だけでクラフトワークの全体像がつかめるお得盤。
それと、これを聴きながらだと、読書スピードが上がるとゆー効用もあり。

帰宅後に、ひさびさにiModを引っ張り出してみる。
Rockboxの更新をしたついでに、久々にコイツも聴いてみるかってことで。
で、iMod(Rockbox3.81)+P-Vcap+SR-71A+T5pで聴いてみると、音の抜けがイイものの、S:Flo2とかTouch+soloと比べると、明らかに中低音の腰が弱い。
腰が弱いんだけど、音が十分ほぐれているとも解釈できそーな音だ。
これって、ひょっとするとDT1350と逆特性になってるかもと気付いた。

iMod(Rockbox3.81)+P-Vcap+SR-71AにDT1350を組ませてみると、予想どおりなかなか好ましいバランスで鳴ってくれる。
音場の空間の広さとゆー意味では、S:Flo2とかC4、CK4よりも狭い。
音場の左右に壁が設けられてるみたいに狭い。
狭いのだが、その狭い空間の中での見通しはすこぶるよい。
DT1350の厚くて熱い中低音をうまく散らしてくれて、とても聴きやすい。
ひょっとすると、他の新興DAPのどれよりもDT1350を巧く鳴らしてくれてるかもしれない。
ただ、この3段組みはデカ過ぎて持ち歩こうって気にはなかなかなれないのが難点。
S:Flo2購入前は平気で持ち出してたのにねぇ~
Touch+solo+PHPAの3段なら何とか上着のポケットに入るんで持ち歩きの対象になるけど、iMod+P-Vcap+PHPAとなると鞄に入れることが必須で、とても満員電車の中での操作には不向きだなぁ。
でも、ホントにDT1350との相性はイイんで、悩ましい。
土日限定での運用が落ち着きどころかな?

今日の読書
松浪和夫「刑事魂」(講談社)に着手し、2/3まで。
警察小説のパターンとして、①純粋に刑事事件を扱う、②刑事事件に刑事・公安の対立を絡ませる、③刑事事件に捜査費裏金スキャンダルを絡ませる、があるが、本作は③。
しかし、「裏金スキャンダルを暴いてやるぜ、ヘッヘッヘ」みたいなひとりよがりの正義感を振りかざすだけではなく、刑事事件(県警本部長令嬢誘拐事件)の描写も濃厚で読みごたえあり。
残り1/3は今日中に読んでしまう予定。
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