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CK4直刺し、STEPDANCE、SR-71Aで聴くT5p [オーディオ]

寒くなってきて、いよいよヘッドフォンの季節が本格化。
昨日のお供は、CK4+STEPDANCE+T5p。
ハーフコート代わりのアウタージャケットを着ていると、T5pを付けてても余り違和感はない(と本人は思っている)。

皮切りは、ムラヴィンスキーのショスタコ革命(84年モスクワライヴ)の2楽章と3楽章。
比類ないほどの鬼気迫る名演とゆーわけでもなく、壮絶なほどのオーディオライクな録音とゆーわけでもないのだが、その中庸さがとても気に入っている。
学生時代はテラーク録音がオーディオファイルに人気を誇っていた時代だったんで、演奏よりも録音の観点でマゼールの革命ばかり聴いていたが、今では中庸さを尊ぶよーになったんだから、齢をとったとゆーことなのかな?

「革命」を聴いてるうちに、T5pが古い録音と相性のよかったことを思い出した。
T5pを使うと、古臭さを再現するのではなく、音像をキリリと立てて、リフレッシュする鳴り方になる。
で、ここからは古い録音中心にシフトとゆーことで、嶋護「クラシック名録音究極ガイド」の曲を聴いていく。
ワルターのマーラー交響曲1番(61年)、レ・ミュジシャンのブラームス弦楽六重奏曲1番(81年)と聴き進めたが、弦楽六重奏局の途中でSTEPDANCEの電池切れ。
歩いてる途中だったので、そのまま直刺しに切り替えて聴き続ける。
図らずもSTEPDANCEと直刺しの比較みたいなことになった。
直刺しにすると、音像の輪郭が少し曖昧になるが、滑らかに聴こえる。
こうして比べてみると、STEPDANCEの歯切れのよさがハッキリわかる。
室内楽を聴くには直刺しの滑らかさの美音傾向なところがイイなぁとも思えるし、オケに比べて楽器の音が少ない分だけSTEPDANCEの音像の明確さが際立つとも思える。
一長一短とゆーことか。

昨日はもう1台PHPAを持ち歩いていたので、エクセルシオールに立ち寄って交換。
CK4+SR-71A+T5pに切り替える。
エディ・ダニエルズのブラームス・クラリネット五重奏曲(90年)は文句なしだが、古い録音にシフトするつもりだったのに2曲続けて80年代・90年代の録音を選んでいた。
当初の企図どおりに古い録音を選ぼうとゆーことで、ライナーのリムスキー・コルサコフ「シェヘラザード」を聴く。
これが思ったほどよくない。
どうやらSR-71Aにすると中域が強く出過ぎるよーだ。
このキャラクターはヴォーカル曲とか室内楽を聴くときには音像がポッカリと浮かびあがるよーな効果を産むけれども、オケには不向きだ。

どーせ2台のPHPAを使い分けるなら、オケはSTEPDANCE、室内楽はSR-71Aとゆー使い方のほうがよかったのに、実際には何だか逆に目をはってしまったみたい。

昨日の読書
架空戦記1本読了
コミックス「ぼくらのよあけ(2)」読了
大沢在昌「流れ星の冬」(双葉文庫)に着手し、1/4まで。
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