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いろいろ比較 [オーディオ]

年末年始の長期休暇直前の3連休。
26日と27日に出勤すれば今年の勤務は終了なんで、気分的には既に休みに突入してるよーなもんかな?
普段は休みでも9時前には目が覚めてしまうが、今日は昼前まで惰眠をむさぼる。

寒くて1日籠ってよーかと思ったが、冷蔵庫の中もカラなんで、食いに出かけることに。
昼飯と珈琲のお供は、CK4+The Portaphile 627+Edition8。
昨日の組合せのヘッドフォンをT5pからEdition8に換えただけだったから、両ヘッドフォンの違いを味わうよーな聴き方になった。
比べてみるとEdition8の音場のほうが中央に厚く展開し、音場に壁を感ずる。
T5pは壁なしで遠い音はホントに遠くから聴こえる。
まー、聴いた曲がキース・ジャレット・トリオ「Whisper Not」(2枚組)だったので、音が遠くから聴こえる必要はないんだけどね。
その分だけと言ってはヘンだが、Edition8で聴くと、ベースの奏でる旋律の明確さと胴鳴きの豊かさがリアルだ。

ちょうど2枚聴いたところでThe Portaphile 627のバッテリー切れ。
昨日からの連投だったのでバッテリーが切れることは想定していたから、iQubeも持ち歩いていたので、慌てずPHPAを交換。
今度は両PHPAの比較だ。
以前はiQubeはシャッキリ系の代表格だったが、The Portaphile 627やThe Continentalの登場により、さほどシャッキリ系だとは感じなくなっている。
音像の輪郭とゆーか、彫の深さはThe Portaphile 627で、艶っ気を湛えた表現はiQube。
と、このよーにキレイに音調が整理できるのなら、使い分けもたやすい。
でも、そうは上手くいかん。
iQubeの表情は小音量~中音量では艶っ気タップリに聴こえるのだが、フルオーケストラの大音量になるとこれが五月蠅さにつながる。
帰宅後にiQubeでT5pを聴いてみたが、上記の傾向はT5pでもEdition8でも変わらなかったので、iQubeの性格だと考えてよさそーだ。

今日の映画
WOWOWで「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」を視る。
全作放送の一発目にこれを持ってきたのは正しい選択だ。
シリーズ後期にも「知床慕情」のよーな名作もあるが、総じて、この頃のほうが役者も演出もキレがよい。

今日の読書
「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(下)」読了。
主人公が週刊誌編集長であることもあって、タレントの枕営業、汚職、経済学批判、アポロ飛行士の神秘体験等々、小説らしからぬ意見の表明を含んでいるが、全体を通じて社会は小説ではなく、この主人公の内面を辿っていく内面性の強い小説に仕上がってるところが読みどころ。
読み応え十分で、最初から最後まで隙のない名作。
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