SSブログ

PHPAとかDDCとかの聴き比べを少々 [オーディオ]

昨日は扁桃腺に違和感があったので、晩飯に鰻重と肝焼きを食して早寝。
起きたら喉は何ともなってなかったので、風邪→扁桃炎コースは無事回避できた模様。
ガキの頃からの扁桃腺なので熱が出るのには慣れてるが、回避できればそれに越したことはなし。

昨日のお供は、バッテリーの残容量が不安だったので、PHPA2台持ち。
最初は、CK4+The Continental+Edition8。
スラットキンのプロコフィエフ「アレクサンドルネフスキー」からスタート。
これはヴィニール盤時代から優秀録音として知られていた。
ヘッドフォンやイヤホンによって多かれ少なかれ音場の展開の違うことは当然だが、このスラットキンのプロコ集はハードによって音場の出方の差が大きい。
Edition8ではド派手な展開で面白い。
The Continentalはゲインが高いので、アナログ録音のヒスはどうかなと思ったら、音の抜けがよいので、シュッシュッとゆー感じに耳にまとわりつかない。
次は上原ひろみ「Voice」。
「Place To Be」に比べて、空気感の豊かなスケールの大きさが特徴的だが、今日の組合せで聴くと意外にこじんまりとした音場。
The Continentalのハイスピードな音調が音場を引き締めたとゆーことなのかな?
3枚目はクラフトワーク「放射能」。
このアルバムはThe ContinentalとThe Portaphile627で各1回ずつ聴いた。
結局The Continentalのバッテリーは3枚分は容量切れにならずに済んだのだが、せっかく2台持ちだしたので比較のために両方使ったとゆー次第。
で、このアルバムをEdition8で聴くとゆー条件では、The Continentalのほうに軍配。
The Portaphile627は隙がなく、ソースの粗をそのまま増幅するよーなところがある。
クラフトワークは当時の機材の制約とか録音の何に注意を払うのかが現在とは違うこととかがあって、ヒスノイズがシュルシュル増減したり、位相が気持ち悪く変動するところがあるが、その気持ち悪さ(聴いてていて居心地が悪くなる感じ)をどう聴かせるかが両機で違っていた。
The Portaphile627では前述のとおり録音の気持ち悪さをストレートに。
The Continentalでは美音方向で上手に誤魔化す。
オーディオ機器としてはどーなのかビミョーな比較だけど、このアルバムを気持ちよく聴かせてくれるのはThe Continentalだった。

帰宅後に少しだけSTAXで聴く。
上流のiPodTouch3G(FLAC Player)と下流のSTAX(SRM007tA+SR-009)は固定して、真ん中に挟まるDDC+DACを①iTransport+ST2、②solo(DDCのみ)+ST2、③solo単体(DDC+DAC)と3通り用意。
最初に①と③の比較をしてみたが、温度感がほの暖かい点でsolo単体での音にもオリジナリティがあるけれども、音場の広さ、空気感の密度、音像の実体的な明確さといったところでは比較にならず、ポタの限界を知る。
では、この①の優位性はiTransportとST2のどちらが貢献しているのか?
とゆーことで試したのが②の組合せ。
音の印象としては、①と③の中間よりも相当③に近い感じがする。
iTransportを使うか、solo(DDC部分)を使うかとゆーところで相当に音が違ってきているよーだ。
iTransport発売以降、各社がiPodディジタル接続用の機器を出しているが、そんなもんをズラッと揃えている店もなさそうに思える。
どこかの雑誌かwebサイトでiPod用DDCの比較試聴でもやってくれないもんかなぁ。

昨日の読書
よーやく「銃・病原菌・鉄」下巻読了。
最後のほうは、読み手の集中力もちょっとダレ気味。
書かれている内容の一つひとつはどこかで断片的に読み知ったことがある情報であるが、それをどのような論理的思考で推論し、検証していくのかとゆー過程が面白かった。
知識・情報と学問の違いってことなのかね。
さて、お勉強週間を終えて、今日からはミステリー、架空戦記、SFのほうに戻ろう。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。