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暖機 [音楽]

TEACに修理に出してるT5pだが、部品交換に1~1.5か月かかるよと言われて、はや1か月が経過したので、再度照会。
今日の回答によると、いまだに部品は到着せず、あと1か月はかかるであろうとのご託宣。
ま、焦らずに待つしかないね。

今日のお供は、CK4+The Continental+ESW10。
最近は常用のmini-miniケーブルのを赤ベルデンからオヤイデ9cm金鍍金タイプに換えてるが、ウォッと驚くよーな鮮烈さは後退し、落ち着いた面持ちに。
加齢のせいか、落ち着いた音、ちょっと聴きには凡庸だが、必要な音は逃していないって程度のよさが気に入っている。

今日の皮きりは、アリス=紗良・オットのショパン集。
この録音ではピアノの一つひとつの音が玉が転がるよーに飛び出してくるってことはなく、ピアノとゆー一つの楽器が鳴り響いている。
特に弱音方向への変化を上手に鳴らしてくれて、音が前面に出てきているところからグッと沈み込むところがとてもよい。

通勤復路では、ヤルヴィのベートーヴェン交響曲8番から聴き始めよーとしたが、最初の十数秒で失望。
The Continentalの通電直後は音がまとまらない。
低音は出ているが、中音以上の帯域とバラバラに鳴り響き、まるでクロスオーバー周波数の設定を間違えたスーパーウーファー付きの音を聴いてるような不快さ。
これまでの経験からThe Continentalの暖機には10分もかからないことを承知している。
ブーレーズのエボニーコンチェルトは9分弱の曲なので暖機にちょうどよい。
これを聴いて、アンプを暖め終えたところで、ふたたびベト8に戻る。

このヤルヴィのベト8は今日の組合せの機器で聴く限りにおいて、ボリュームコントロールの難しい曲だ。
音量を上げ過ぎると中高域が耳に刺激的に当たり、下げ過ぎるとボワボワと輪郭の曖昧過ぎる音になってしまう。
ま、音量調整のポイントをうまく掴めば、暖かみと明瞭性を兼ね備えた再生音になるところがにくいところ。
これと対照的に少々の音量過多でも不足でも、それなりに愉しめたのがManami Moritaの「For You」だ。
鳴らすのが楽なせいもあり、このアルバムについては深く考えずに聴く。

今日の読書
「禁断 二・二六事件」2/3まで。
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