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ブーレーズの「嘆きの歌」は恰好イイ! [音楽]

松屋のスパイシーカレーに最近はまっている。
オリジナルカレーも牛丼屋で供する水準を超えてて気に入ってたが、スパイシーカレーはさらに好みだ。
ちょっと塩分が強いかなってとこは気になるけれど、並盛350円で食えることを考えると文句を言うものではない。
昨日の夜はこれにデパ地下で買ってきた鶏唐揚をトッピング。
むさぼるよーに喰らった。
食った後でカロリー計算して落ち込んだけど。

さて、昨日のお供は、もはや定番のHM-901+K3003。
現代曲っぽいクラシックを聴いた。
まずは、ブーレーズのマーラー「嘆きの歌」&ベルク「ルル」組曲。
これが「嘆きの歌」なのかとゆーほどの颯爽とした演奏の恰好のよいことに感嘆。
マーラーの狙いとかなってるのかどーかは判断のわかれるところかもしれないが、この恰好のよさだけで十二分な説得力がある。
一方、C/Wの「ルル」では聴く者にゾワゾワとした不安感を与える。
演奏の迷いとおかゆーことではなく、「ルル」の曲の持ち味としての不安感。
「嘆きの歌」がスタイリッシュに極まってるのと対照的だ。

2枚目は、ポラーニ(P)とシャイーの「SOUNDS OF THE 30S」。
アルバム邦題になっているラヴェルのP協奏曲ではピアノの疾走感と先鋭な音が印象的であるが、オケは落ち着いた面持ち。
イヤホンで聴くとホールのバックグラウンドノイズがやや気になる。
おそらくラウドスピーカーで聴けば、それもナマっぽさになるとは思うが。
ラヴェル以外は初聴かそれに近い曲ばかりなんで、もうちょい聴きこまないと何とも言えない。
邦題を「30年代の響き」とせずに「ラヴェル ピアノ協奏曲」としたのも、むべなるかな。

昨日の読書
「主戦か講和か 帝国陸軍の秘密終戦工作」読了。
著者は主戦派と講和派のほかに中間派(日和見派というべきか)がクッションとなって、徐々に講和に至る道筋をやや批判的な視点で日本的な組織の問題点として捉えている。
合理的に講和派の主張に耳を傾ければもっと早く講和に至ったのではないかとゆーことを言いたいのだらう。
だが、(ほぼ)無血革命のごとく8.15を迎えられたのは、中間派の慎重なものの運び方によるところも大きいはず。
急進的な決定に一種の憧れを持つのは、自己批判大好きな日本人にありがちなことだが、それは成功事例にのみ目が行ってしまってるからだ。

続いて、相場英雄「共震」(小学館)に着手し、1/5まで。
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