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C4+SE846ならポタ環境でもアンセルメの火の鳥を愉しめた [オーディオ]

昨日のお供は、C4+SE846(ADLリケーブル)。
この組合せは比較的新しい録音に対する相性はよさそーだが、旧い録音ではどーなのか?
とゆーことで、昨日は旧い録音のクラシックを3枚。

最初に聴いたシュタルケルのコダーイVcソナタ。
これをHM-901で聴いたよりもC4のほうが音の輪郭がハッキリしたとゆーか、キレがよくなったよーに聴こえる。
ただ、C/Wのボッタームンド(菅野録音)では間接音成分が少々整理されちゃったかな。

2枚目はミュンシュのサン=サーンス交響曲3番。
同じ機器の組合せで聴いた時はホコリっぽく聴こえたのだが、昨日は良好。
聴き手の体調のせいなのかなとも思ったが、1つ明らかに違ってるところがあった。
昨日のほうが音量を少し大きくしていた。
適切な音量調整の大切さを実感。
曲と機器の組合せに合った音量に調整しないと評価を誤るなぁと。

最後はアンセルメのストラヴィンスキー「火の鳥」。
この録音のDレンジは凄まじく大きい。
ffの壮絶さもさることながら、pp方向もとことん小さな音のまま。
ヴィニール盤LPではサーフェイスノイズやニードルノイズに埋もれてしまうんじゃないかとゆーほど弱奏部の音が小さい。
そのためポータブル環境でのヘッドフォンではppで聴こえるよーに音量を合わせるとffで耳が死ぬ。
音量を上げすぎなくても弱奏部を聴き取れるって意味ではポタではイヤホンに優位性のあるソースだ。
昨日の組み合わせでもその通りの結果。
しかも、低音が充実したSE846ならではのハナシとして、今まで気付かなかった弱奏部でのノイズも聴き取れた。
ヒスノイズではなく、ゴロゴロとゆー低周波のノイズなので、おそらくマスタのオープンリールテープレコーダの機械的なノイズだらう。
ppのことばかり書いたが、ffでも音は崩れないし、飽和状態になって楽音がお団子状になってしまうこともない。
オーディオ的な意味では再生の難しい優秀録音をポタ環境でもきっちり再生してやったぞって達成感・快感を覚える。

昨日の読書
「警視庁公安部・青山望 機密漏洩」読了。
現実にはありえないほど各部の連携が緻密にとられた警察小説として読むこともできるが、日本と中共の経済戦争を裏側から描いてるととらえることもできて、一粒で二度美味しい。
濱の警察小説も色々シリーズが増えたみたいで、青山シリーズも前作で終わっちゃうのかと思ったけど、この後も継続するよーで楽しみだ。
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