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ディジタルケーブルの顛末 [オーディオ]

メインシステムに使うディジタルケーブルをどうするか?
とりあえずどんなケーブルが市販されてるのかアキヨド4Fで眺めてきたが、見た感じではあまりピンとこない。
ケーブルを自分のシステムに組み込んでの貸出試聴なんてできるわけもなく、見た目の印象と直感で決めるしかないのに…
正確に言えば、クソ高いケーブルは流石によさげな雰囲気を醸し出してるが、フツーの感覚で財布をのヒモを緩める価格のケーブルでは自宅に転がってるケーブル(PADの旧いケーブルCOLOSSUSのBNC端子付き)のほうがよさそう。
やっぱりコレを使おう。
ハンダにまで気を使って作られてるPADに変換プラグを噛ませることには心理的な抵抗があるけど。
とゆーわけでBNCオス→RCAオスの変換プラグを2つ購入。
これでよーやくメインシステムの結線終了。
でも、調整用のウォーブルトーンを平日の夜に鳴らすのは気がひける(ご近所への配慮)。
音楽の音漏れは常識的な範囲なら折り合いがつくだろーけど、ウーだのピーだのとゆー信号音は他人様が聴けば不快そのものに決まってる。
レベル合わせは土曜までおあずけ。
ここまでチンタラやってきたんで、いまさら焦っても仕方ない。

昨日・今日で聴いた音楽
HM-901+MH334(銀龍平衡)で、最近購入した3枚(①サロネン指揮フィルハーモニアのストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」・「オルフェウス」、②ヤンソンス指揮バイエルン放送響のストラヴィンスキー「火の鳥」組曲・チャイコフスキー交響曲6番、③山中千尋「Molto Cantabile」)を聴いた。
サロネンのペトラはヴィニール盤時代にも聴いたことはあったが、その頃は寝ぼけた録音(1991年)だなと思ってた。
マスタリングの違いや媒体(アナログのヴィニール盤 or CD)の違いもあるだろーけど、今回聴いてみたところでは、間接音成分が少々多すぎるかなって感じはしたものの、なかなか好印象の録音。
ヤンソンスは、火の鳥も悲愴もDレンジが調整済って感じで、フォルテッシモは大きすぎず、ピアニッシモは小さすぎない音。
2004年録音だとゆーのに何でこんなにDレンジをナロウに調整しちゃってんだろ?
電車の中では聴き取りやすいけど聴いてて面白くない。
アンセルメの火の鳥とフェドセーエフの悲愴が鉄板の定番で変わらず。
山中の新譜もちょっと愉しめなかった。
クラシックの名曲をジャズに料理してるんだけど、有名な曲は原曲のママで聴きたいと思ってしまう。
もっとも余り有名ではない曲とか、原曲からかけ離れた料理の仕方をしてるのは聴いてて面白かった。
要はオリジナルのジャズ曲のほうがイイんじゃないかと。

昨日・今日の読書
竹吉優輔「襲名犯」(講談社)読了。
今年の江戸川乱歩賞受賞作だが、なかなか愉しめた。
でも選評と併せ読むともっと興味深い。
選評で指摘された警察機構への無理解とかのアラはそのまま残ってたりするが、構成などはだいぶ手を入れたんだろーなと分かるよーな気がする。
このアラを残したままだったり、手を入れたりといったところから考えて、この著者は相当な意地っ張りと見た。
この意地の部分が次回作にどう反映されるのかも期待してしまう。

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