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PONOによるバランス駆動(最終回)T5pとリモールドtf10 [オーディオ]

金曜の午後から年に1度の長期休暇に突入。
と言ってもこの土日は大掃除とまではいかないまでも産卵してる本やら何やら整理しないと。
そう思うと少々憂鬱。

さて、今週書いてきたPONOのバランス出力でいろいろ試すシリーズの最終回。
1本目は残された大物のT5p。
T5pはHiFi-M8用にXLR✕2にプラグを付け替えていたが、もともとのケーブルが非常に断線しやすいもんだから、XLRプラグの重さに耐えかねて、しばしば接触不良。
このハンダのやり直しをしようと思ってたが、重たいプラグをぶら下げる限り無間地獄だなと考えなおして、PONO用に3.5mmステレオミニ✕2に付け替えることにした。
音を出してみると、以前の音の印象と変わらない。
ヘッドフォンの個性が強くて、上流に何を持ってきても変わって聴こえにくいのかな?
まぁカーカー鳴るような強烈な中域とゆー個性はちょっとやそっとでは変わらない模様。
オケ曲にしても金管大活躍のパートを聴くと気持ちよいが、低弦ゴリゴリみたいなとこは上手くない。
まぁ、こいつはPONOでどーこーゆーもんじゃないな。

次は、リモールドtf10。
シングルエンドで聴いてみると、他のDAPで鳴らしたときと印象は変わらない。
聴きやすくて、何を聴いても破綻のない出来のよさ。
しかし、iPod直刺しで聴いても、このくらいの音は出せちゃいそうな感じ。
う~ん、PONOとtf10の相性はよさそーに思ってたんだがなぁ…
と訝しげに思いつつ、Roothの純正ケーブルのプラグを3.5mm✕2にすげ替えて、PONOのバランス出力で鳴らしてみた。
今度はアタリだ。
色んな要素でシングルエンドの場合よりも改善されてるんだろーけど、イチバンに気がつくのは音の躍動感。
それでいて軽々しい音ではなく、CelloやアコーステックGuitarの音の深みも出せる。
ニンマリとしながら聴いてるんだけど、同時に、ケーブル自体をBlack Dragon IEMでバランスにしたらもっとよさそーだななんてことも考えた。
ただ、送料とか考えると、MOON AUDIOのケーブルで欲しいのがもう1本くらい出てきたら、そんときに一緒に注文するのがいいか…

PONOのバランス出力をいろいろ試してみて思ったことが1つ。
PONOはイヤホンよりもヘッドフォン向きだと言われることがあるみたいだけど、少なくともバランス出力のご利益はイヤホンのバランス化のほうにあるよーな気がする。
MH334とかリモールドtf10のバランス化は本当にメリットが聴き取りやすいんだよねぇ。


今日の読書
堂場瞬一「複合捜査」(集英社文庫)に着手し、1/3まで。
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