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Jupiterの鳴らし方(DAP直刺し編) [オーディオ]

先週後半は、JupiterとDAP直刺しの組合せをアレコレ。

①C4(6.3mm口)
C4の3.5mm口と6.3mm口ではゲインも音調も異なる。
6.3mm口はハイゲインで音の抜けがよい。
Jupiterは高能率なんで6.3mm口では結構音量調整を絞り込むことになるが、幸いにして左右chのバランスが崩れることはなかった。
デフォルト再生では音が耳に近いよーな聴こえ方だったので、CD音源では4倍アップサンプリングにしたところ、音場の広がりが得られて塩梅がよいようだ。
他のヘッドフォン・イヤホンでは、4倍サンプリングで音が細すぎる印象があって2倍サンプリングにとどめていたが、Jupiterでは4倍で丁度よい。
C4のアップサンプリング機能はデフォルトから結構音が変わるので、絶妙な(もしかするとビミョーな)音質コントロールに使える。

②DX100(ゲインはLo)
C4に比べて、イイ意味で肩の力が抜けた音。
迫力のある音とゆーよりも、音の立上りと減衰がなだらかな美音系。
力みが少ない分だけ、音抜けも良好だし、細かいところの情報量も多いことが分かりやすい。
大編成オケ曲の一部を除いては、Jupiterの相方にはDX100がイチバンかなと思う。
ただ、ワタシの大好きな大編成オケ曲、具体的にはショスタコーヴィッチの交響曲(ムラヴィンの5番(1984年)、ハイティンクの8番、ビシュコフの11番)では音にもう少し緊張感がほしい。
同じオケ曲でもモントゥーのベートーヴェン交響曲7番とかハイティンクのチャイコフスキー交響曲4番とかはDX100でイイんだけどねぇ…
ショスタコのときだけDX100のLINE OUTからP5をつないでみると丁度よい(奇しくもiBasso同士だ)。
なお、DX100では①のC4と違い、アップサンプリング機能を働かせても、音の印象はあまり変わらない。

③N5(2.5mm Balance)
DX100よりも音に溜めと弾みがつく。
しかし、低音・高音ともに帯域制約的で、やや窮屈な聴こえ方。
なんだか聴いた覚えがある特徴だなと思ったら、N5+QUICKSTEP(8.4vリチウムイオン電池使用)と似てるんだな。

④PONO(Single End)
N5よりもさらにナロウレンジになってしまうのではないかと懸念したんだが、聴いてみると存外に悪くない。
まあ、帯域バランスはナロウレンジなんだろーけど、ザックリとした音調と鳴りっぷりのよさで乗り切っちゃったって感じかな。
でかいDAPやN5+PHPAといった嵩張る荷物がイヤな場合には、③のN5直刺しよりもこのPONO直刺しのほうが聴いててストレスが溜まらなくて済みそーだ。


LyraにせよJupiterにせよ、DX100との相性のよさに驚いている。
まだまだ現役だな(筐体の大きさは、まぁ、時代遅れだけど)。


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