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使い古されたESW9のパッドと、新しく来たゼンハイザーIE8 [オーディオ]

昨日は、リハビリと晩飯の調達以外に出かけなかったので、お供はなし。
3連休初日を自宅でゴソゴソと過ごしたが、やっぱりヘッドフォン・イヤホン関係もいじってしまう。

まずは、先日、ESW9とESW10を間違えて持ち出したときに思いついたことから。
両機はボディの色のほかに外見上の違いとしてはイヤパッドの厚みも違っている(ESW10のほうが厚い)。
ESW9はワタシには少し側圧が弱く感ぜられ、その分低域が逃げてしまうようなところが気になっていた。
ESW10のイヤパッドを移植したら、少しは違うかなということで、やってみた。
うん、見た目以上に結構効果あり。
ESW9の元のパッドがへたってきてたんで、新品同士の比較ではないことを差し引いたとしても、ESW10のパッドを使うほうが音も感触もよい。

ためしにESW10にほうに使い古しのESW9のパッドを付けてみたが、こちらはダメダメな結果になったのは予想どおり。
ESW10はESW9よりも中高域が強めであるところに、もともと少々薄くて、その上へたってしまっているパッドを付けたもんだから、やたらと中高域が目立つ。
刺さるようなイタイ音ではないけど、ダイレクトに音が入ってきちゃう感じで、例えていえば、サランネット込みで音作りしたラウドスピーカーのネットを外した音のよう。

ESW10のパッドをもう1組入手すればいいんだけど、もう売ってるのかな?
いちおう別売品としてHP-ESW10という型番が付いてるけど、取り扱ってるサイトはないみたいだから取寄せ扱いか。
発売間もないヘッドフォンのパッドだからしょうがない。

お次はイヤホン。
最近はバランスド・アーマチュアのばかり買ってたので、ダイナミック型のイヤホンがほしくなったので、ゼンハイザーのIE8に目を付けた。
先週注文したのが昨日届いたので、早速試聴。

えーと、うまく耳に収まらない。
あ、金をドブに捨てたかと蒼くなる。
チップが沢山付属してるので(シリコン、ダブルフランジ、ひだ付き、フォームばそれぞれ大小サイズ)、試してみると、シリコンのLサイズがちょうどよさそう。
それでもちょっと密閉感が足りなかったので、SONYのハイブリッドチップ(L)を装着したら具合がよい。
余り値引きしていないサイトで買っちゃったので(安いサイトを注文後に知った)、これで使えなかったらどうしようと不安だったが、SONYに感謝。

まだエージング中なので断定はできないが、音の印象としては、
・音の温度感は高め(暖色系)
・ツルツルした音ではなく、生成りの木綿の肌触り状
・周波数帯域のバランスは少し低域が強め
・音がにじむほどではないが、太い音像
・前後左右に音場は広いが、高さが出ない
というところかな。

IE8の特徴として低域増強調整機能があるが、デフォルト(増強量ミニマム)のままでも十分な低域は確保されている。
あと、コンディションのよくない録音のソースは、そのままよくない音で再現するようで、古い録音(=コンディションの悪い録音ではないが)もリフレッシュさせて聴かせるところはないようだ。
BA型のようなスパッと音が放たれるのと違って、湧き出るような音の出方なんで、ヘッドフォンで聴く音と似ているかもしれない。

IE8で特筆すべきは、しなやかなケーブル。
IE8は耳にケーブルを回さないとうまく装着できないが、このケーブルなら耳への不快さもほとんどない。
ワタシは使わないが、耳に回すためのフック状のケーブルガイドが付いているのも親切だ。
ケーブルガイドは、被覆が硬化して耳に回しにくくなったときには使うかもしれない。
もっともケーブル自体が交換可能なタイプなので、無理に被覆が硬化したケーブルを使い続ける必要もないが。

今日の読書
目が疲れてるので文庫本は見送り、久坂部羊「まず石を投げよ」(朝日新聞出版)に着手。

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