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ちょっとご無沙汰だったLCD-2とかS:Flo2とかを聴く [オーディオ]

今日は自宅で久々に据置機に火を入れる。
C4(24bit・88.2KHzにアップコン後SPDIF出力)+ST2(96/24)+MBA-1S+LCD-2(バランス仕様)で聴いた。
開放型ヘッドフォンらしからぬ低音の伸びと密度はLCD-2のいいところ。
音場と言えば、左右方向の定位のよさは手持ちのヘッドフォンの中でもピカイチだが、奥行き感は十分とは言えない(ハイティンクのショスタコ8番がソース)。
よくも悪くも検聴用ってキャラ付けがされてるよーな気がするが、どーもヘッドフォンケーブルがあやしい。
銀龍でも買おうかと思ってたが、別の交換ケーブルをポチリといってみた。
どこのケーブルにしたのかは実際に入手してから書こう。

昼飯と散歩のお供は、CK4+P4+ER-4S。
STEPDANCEほどの歯切れではなく、SR-71Aほどのヌトヌト感でもなく、中庸な音調。
これならソースのジャンルを問わない感じだ。
で、上原ひろみ「Voice」から聴き始めたが、2枚目にオケものにでも切り替えよーかってとこでP4のバッテリー切れ。
ハイインピのER-4SをCK4直刺しではゲイン不足(クラシック・ジャズの場合)。
ヴォーカル曲ならボリューム最大又は少し絞ったところで何とかなるよーだったので、坂本真綾「かぜよみ」、エリン・ボーディ「Over And Over」を聴いた。
ものは試しとCK4のラインアウトにER-4Sを差し込んでみたら、音量としてはヘッドフォンアウトよりも大きかった(ボリュームは最大で固定)。
ま、そんな変則的な使い方をあえてする必要もないんで、すぐにヘッドフォンアウトに戻したが。

帰宅後にP4の充電を済ませたら、今度はヘッドフォンをEdition8にして、CK4とS:Flo2の聴き比べ。
CK4の中域が張った明瞭な音はヴォーカル曲や器楽曲にはよく合う。
だが、オケものとなると、CK4より若干音がくすんでいるが、S:Flo2の重量感ある音のほうが好ましい。
ムラヴィンの革命(1984年ライヴ)がイイ音で鳴ってくれた。
こうなると、音の「くすみ」も味のうちとゆーことかな?
ここのところ、iPodTouch3G+soloやCK4ばかり起用してきたが、S:Flo2の音の高水準さは未だ健在であることを再確認できた。

今日の読書
昨日の続きの架空戦記を2/3まで。
その後は久々に専門書を読み始めた。
専門書と言っても、ジャンルは自分の趣味のもので、鈴木多聞「『終戦』の政治史1943-1945」(東京大学出版会)に着手。
4章建て(序論・第1章~第4章・結論)のうち、今日は序論と第1章を読了。
著者は終戦に関する2つのステロタイプな見方(アカと保守それぞれ)とは別の切り口を提示したいよーだ。
昭和帝の「ご聖断」についても、アカの見方(主権者としてもっと早く終戦を決めるべきだった)、保守の見方(立憲君主制の則を超えたご聖断のおかげで日本は助かった)ともに主体的な天皇の行動への分析だが、実際の政治の動きは他の要素も複雑に絡んでおり、天皇は主体というよりも触媒だったのではないかという見方をしたいようだ(序論を読んだワタシの印象)。
さて、この試みの説得力はどーなのか、第2章以降を紐解くのがとても楽しみだ。


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