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Edition8に合う曲、合わない曲 [「クラシック名録音究極ガイド」実聴]

Edition8の中域~中高域のところで薄くて硬い音調の帯域がある。
刺さるほどではないが、オケを聴くと気になってしまう。
これをカバーするのには少々ボテボテ気味に聴こえるPHPAと組んでみることが考えられる。
てなことを考えて、今朝は出勤前に、CK4+Minibox-ES+Edition8(mini-miniケーブルはノイマン)とゆー組合せで聴いてみたら、ほぼ狙いどおりの音になってくれたよーな感じ。
これで、出かけよーかなと思ったところで、Minibox-ESのバッテリー切れ……
仕方ないので、イチバン手近なとこに転がってたSTEPDANCEを持ち出した(CK4+STEPDANCE+Edition8)。

この組合せでは、冒頭に書いたよーなクセがモロに出る。
今日もクラシック名録音究極ガイドで紹介されてる演奏を実聴したが、このクセが演奏の適否につながった。
最初に聴いたアーノルド・LPOの「イギリス・スコットランド・コーンウォール舞曲集」はクセが悪いほうに働いた。
これは後日まともに鳴る組合せで再聴しよう。
今日の音では論評不能だ。

2枚目のレ・ミュジシャンのブラームス弦楽六重奏曲1番は上手い具合に鳴ってくれた。
エッジの立った弦の音と、S-LOGICによる音場感のおかげで、空間からポッと音が沸いて出るかのように聴こえて愉しい。
このエッジの立ち方がホントに気持ちよくて、コレ以上強かったらヒステリックな音になっちゃうとゆーとこの寸前に止めたってことかなぁ。
c/wのピアノトリオは終始、音がざらついており、六重奏曲のセンスのよい録音の仕方とは別物だ。
ヴィニール盤では六重奏曲のみのアルバムなのでよいのだろーが、CDでは容量に余裕があるからピアノトリオも収録しとけってことでカップリングしたんだろーけど、正直言って、ピアノトリオはないほうがイイね。

3枚目はショルティ・CSOのベト全から田園とレオノーレ3番を聴いた。
オケものだが、1枚目に聴いた舞曲集に比べると、田園はまぁ聴けるとゆー水準。
しかし、レオノーレ3番はイイ!
収録したホールの残響をタップリと収録していながらも、各楽音が勇壮でイキイキしている。
やっぱりCSOの金管はこーじゃないとね。

最後は、クラシックではなく、Edition8の本領を発揮するよーなソースとゆーことで、THE PLAYERS LIVEを選んだ。
ちょっと大きめの音量で聴くと、このソースとEdition8との相性のよさが聴き取れる。

今日の読書
今野敏「化合」(講談社)読了。
STシリーズの前日譚で、同シリーズの中では数少ないマトモな叩き上げ刑事の菊川が捜一駆けだしの頃を描く。
所轄のひねくれたベテラン刑事、捜一の課長ら幹部、どれもキャラがキッチリ立っていて、しかも、最近の警察小説には珍しく、「悪い捜査員」は出てこない。
検事が現場に出張ってきて生ずる捜査の混乱(冤罪一歩寸前)が本作のテーマだが、オチとして、科学捜査の重要性に行きつくところは、いかにもSTシリーズへのつなぎとして上手だなと思う。
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