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V2^2+SE535でクラシックは聴けるか [「クラシック名録音究極ガイド」実聴]

ブログのこの記事を書きながら寝落ち。
今朝6時半に目が醒めたら、PCを膝に乗せたままテレビの前に座ってたよ。
以下は、昨日の晩に書いた記事をほぼそのまま掲載(時制を「今日」から「昨日」に書き換えた)

薄くはないが、キレがあって躯体が小さめのPHPAなら手持ちの中ではV2^2がある。
ただ、どー考えてもクラシック音楽に最適ってキャラクターではない。
ダメもとで使ってみた。
とゆーことで、昨日のお供は、CK4+V2^2+SE535(リケーブル)。

この組合せで昨日も「クラシック名録音究極ガイド」から聴いていく。
最初は、モントゥ・ボストンso.のチャイコフスキー交響曲第4番を聴いた。
この演奏では弦の印象は薄く、管楽器が派手に活躍(曲もそーゆー曲だって言えば、そうなのかも)。
ホールでの生演奏を彷彿とさせるとゆーよりも、レコード音楽として何ができるのかを示さんがばかりの演出ぶりが突出しているのだが、その試みが破綻していないところが凄い。
と、こーゆー管楽器の艶やかさに着目するのなら、V2^2で聴いても「派手さが2割増し」に感ずる位で、相性は悪くない。

続いて、同じボストンso.でもミュンシュが振ったミヨーの「世界の創造」とプロヴァンス組曲。
世界の創造はガーシュインに先駆けてジャズの要素を取り入れたと解説されている。
正直言って、ワタシはそれほどジャズっぽさを聴き取ることはできなかった。
舞台(演劇)の劇伴のよーであり、また、役者の代わりに楽団が舞台で演劇をしているよーでもあり、視覚に訴えるかのように聴こえる(う~ん、「視覚に訴える」と「聴こえる」は矛盾してるか?)
上記チャイコ4番とは違う演出だが、演出の際立った演奏・録音であることは共通してるよーに思えた。
とゆーことで、V2^2との相性は悪くない。

V2^2でもクラシック音楽に十分高い水準で対応できるかもしれないとゆー期待は3枚目で破綻。
ジャニス(p)、ドラティ・LSOのラフマニノフP協奏曲3番・2番を聴いてみた(「……ガイド」で推薦されているのは3番の方)。
ピアノが弱く聴こえてしまい、協奏曲とゆーよりも、ピアノの入った管弦楽曲みたいな印象。
これと対照的に、低弦は突出。
ゴリゴリした質感ではないのだが、低弦の音の塊りが噴き出してくる。
そーゆー特徴は録音に由来するものなのかなと疑問に思ったので、帰宅後に上記組合せのPHPAをSR-71Aに代えて聴いてみると、ちゃんと協奏曲らしく録音されていることが分かった。
とゆーことは、この不自然な印象はV2^2が主犯とゆーことになる。

う~ん、V2^2とクラシックの相性は十全とはいえないよーだ。
曲によってはそこそこ使えるぞってことは確信が持てたけど。
胸ポケットがはち切れそうなおそれもあるけど、iQubeで運用したほうがよさそそーだな……
Arrowは4Gのレビューを待ったうえで判断しよう。

今日の読書
神村友樹「歴史の闇研究会」(幻冬舎)読了。
「始まりは旧海軍軍人が記録した謎の兵器文書だった」とゆーのが帯のコピー。
これに魅かれて読み始めたが、どうも著者にとっては「旧軍の兵器」とゆー要素はそれほど強くなかったよーで、孤島における殺人事件の謎解きとゆー如何にもミステリーだなって事件の動機?背景?に過ぎない。
その意味ではがっかりだったが、ミステリーとしては及第か?
続編が書けるよーな終わり方をしているが、「歴史の闇」を背景にしか使わないスタンスでは支持を得られないんじゃないかと。
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