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The Continental+Edition8で聴いた [「クラシック名録音究極ガイド」実聴]

昨日は突然の睡魔に襲われて24時前に就寝。
特に疲れるよーなことをしたわけでもないのに週に1~2回はこーなる。
ま、加齢現象なのか……

昨日のお供は、iPodClassic3G+solo+The Continental+Edition8。
さすがに3段重ねをシャツやスラックスのポケットに入る訳ではなく、運用方法に工夫。
iPodはシャツの胸ポケット、長いDockケーブルを使って鞄の中のsolo+The Continentalへつなぐ。
これであればボリュームコントロールは鞄の中に手を突っ込まなきゃいかんけど、選曲・一時停止は胸ポケに入れたiPodで操作がしやすい。
Dockケーブルに長いタイプを使うことに抵抗がない訳ではないが、soloの付属品のケーブルなんで「これが純正なんだ」と言い聞かせて使用。

さて、昨日最初に聴いたのはコリン・マクフィー「タブー・タブハン」(ハワード・ハンソン指揮イーストマン=ロチェスター管弦楽団)。
「クラシック名録音究極ガイド」で「パーカッション・アンサンブルが、途方もなく快活な響きと薄気味の悪いほどのリアリスティックなプレゼンスをもたらしている」と評されているが、使ってたヘッドフォンがEdition8だったこともあり、たしかに「……ガイド」のいうとおりのパーカッションだったと思う。
だが、曲があまり面白くない。
う~ん、ある程度は、曲の面白みもないと、「名録音」ってだけで聴くのには限界もあるもんだなぁ。
これも機会があれば別の環境で聴いてみよう。
ラウドスピーカーで聴いたら俄然面白く聴こえるってこともない訳じゃないんで。

次は「ライナー・サウンド」というアルバム。
ライナー・CSOの演奏するラヴェル「スペイン狂詩曲」、ラフマニノフ「死の島」などが収録されている。
ライナー時代のCSOはショルティ率いる頃のCSOよりも鋭く、細部にこだわりを見せる演奏していたなぁと気付く(ショルティ時代は爆発的な音の炸裂、とりわけ金管の咆哮において優っており、一長一短)。
このアルバムはとてもよい録音だし、演奏もよい(特に「死の島」はアシュケナージのを聴いたことがあったが、ライナーの方が深く沈みこむよーな表現が巧い)。
だが、Dレンジ(フォルテシモ~ピアニシモの差)がワイドということは、ピアニシモの微細な再生音も聴き取れる環境でないと活かしきれないことも痛感(Dレンジが仇になった好録音は、ほかにもアンセルメの「火の鳥」がある)。
弱音でも音がボケないEdition8を使っても、やはり通勤電車の中で聴くには難があった。
これは屋内でじっくり聴かないとイカンね。

昨日の読書
「蠅の帝国 軍医たちの黙示録」読了。
軍医を主人公に据えた短編集だが、どの作品も戦争文学らしく、読み口はとてもドライ。
読後感として、口の中に砂が入ったときのジャリッとしたものを感ずるが、それは軍医は職業軍人ではなく戦争に巻き込まれた職業人だとゆーことの寂寥感なのかも。
う~ん、重たかったが、短編集だったでよかった。
この調子で長編だったら、途中でつらくなったかもしれない。

「蠅の帝国」と真逆のお茶らけで口直しとゆーことで、中村航「夏休み」(集英社文庫)に着手し、1/3まで。
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