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2011-07-28の2枚 [「クラシック名録音究極ガイド」実聴]

睡魔が襲来し2時間ほど寝たいた。
まだ睡魔が退かないので、今日は簡単に。

3段重ねの運用に疲れたし、天気もよくなかったから、今日は身軽に。
お供は、CK4+MH334(オヤイデリケーブル)の直刺し。
音の輪郭が甘いとか、深々と音が沈み込む表現が不十分とか、文句をつけるポイントはあるものの、この組合せの直刺しでは少なくとも不快な音は出さない。
聴きごたえがあるかといえばビミョーだが、気分よく聴くには十二分な水準だと思う。

最初に聴いたのは、ライナー・CSOのJ・シュトラウス・ワルツ集(CDでは容量水増しのためにR・シュトラウス、ヨゼフ・シュトラウス、ウエーバーも入ってるのは御愛嬌)。
昨日のモツに続き、J・シュトラウスのワルツも余り聴かないジャンル。
とゆーか、VPOのニューイヤー以外まともに聴いてない。
なので、このアルバムの演奏のよし悪しはよく分からないから、録音水準についての印象。
アルバム前半は、よく言えばホールのアンビエンスが豊かに収録されてるとゆーことになるが、悪く言えば少しねぼけた音かなとゆー感じ。
だが、「宝のワルツ」と「雷鳴と電光」はイイ。
一気に目が醒める。
ちゃんとホールトーンは録れてるのに尖鋭で立ち上がりのよい楽音も聴こえる。
そのコントラストがイイ。

次は「古代ギリシャの音楽」。
ヴィニール盤時代に故・長岡鉄男が紹介して以来、数あまたのリスニングルームで、このアルバムはMCカートリッジ(Victor MC-L1000など)で再生されたことだろう。
ワタシもそうだったが、ここ十数年は聴いてなかった。
久々にCD(からのリッピング)で聴くと、今さらながらに新鮮な音だ。
まるで電子楽器のよーに立ちあがりの鋭い音(実際は古楽が奏でる音)。
今日は上記の通りCK4+MH334の穏やかな音調の組合せで聴いたが、PHPAで音のキリキリ感をもっともっと高めた再生のほうがよかったかな?
それにイヤホンもMH334よりも333の方が合いそうだ。

今日の読書
堂場瞬一「共鳴」(中央公論新社)に着手し、3/4まで。
元警官、ひきこもりの孫、麻薬密売など、堂場作品でよく取り上げられるネタが満載。
しかし、従来の作品に比べると、若くして警察を退官した元刑事ではなく、定年後数年を経ても防犯アドバイザーとして働く老人が主人公であるためか、事件より家族再生の要素が強いか?
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