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いろいろ不調 [日常]

今日は久々にHM-602を登板させよーと思ったのに、出がけに試してみたら再生できない。
たぶんファームが壊れたんだろう(事実、先ほどファームを入れ直したら再生できるよーになった)。
朝の慌ただしさの中でファームを入れてる時間もないんで、急遽CK4を持ち出す(CK4+SE535(SAECリケーブル)直刺し)。

仕事の方はといえば、思ったよーな将来損益がでないんで、試行錯誤を部下に指示。
なかなか上手くいかんなぁと思ってるうちに、頭痛・のどの痛み・洟が……
典型的な風邪の諸症状ってやつだね。
1時間早退して、薬をのんで1時間半ほど眠ったら、まぁだいたい復調。
なんだか、大事に至らぬまでも細々とした不都合が続く1日だったなぁ。

「クラシック名録音究極ガイド」の曲ばかりでは飽きるんで、たまには別の曲をとゆーことで、最初に聴いたのはキース・ジャレット・トリオ「My Foolish Heart」の1枚目。
CK4直刺しのSE535は音の輪郭が甘い(ただし、ボロを隠すとゆーメリットもある)。
このトリオの緊迫したやりとりを上手に表現できてたかといえば、不十分なところもあったかもしれないけれど、雰囲気のよい再生音で通勤の苦痛を緩和させるには十分。
BGM以上真剣リスニング未満?

昼休みに聴いたのは「……ガイド」紹介曲から、プロコフィエフ「スキタイ組曲」(ドラティ・LSO)。
この曲は、アバド・CSOによるDGG盤(アレクサンドルネフスキーとのカップリング)で聴くことが多かった。
どちらも、イイ意味で即物的な演奏だが、録音は相当に違う。
アバド盤は典型的なマイクを多用したマルチ録音だが、事後的なミキシングで各トラックの位相の狂いが出ないように念入りに配慮されている。
ただ、計算しすぎで、音が尖鋭すぎるところがあり、最近ワタシがこだわっている楽音の連担性には欠けるところがある。
これに対し、今日聴いたドラティ盤は、無指向性マイク3本の一発録りのようだ(無指向性3本とゆーマイク構成は初期のテラークと同じ)。
各楽音の溶け合う様子や連担性はコンサートホールの1階前方の席で聴いているかのようだ。
金管吼えまくりのこの曲の聴かせどころも損なうところは、ほとんどない。
「ほとんど」とゆーのは、2楽章の結尾だけはレベルオーバーで歪んでいるよーに聴こえるとゆー瑕疵があるからだ。

通勤復路はノラ・ジョーンズ「Not Too Late」を聴いた。
風邪の症状が出て、うつらうつらしながらの中でのリスニングなので、ほとんど耳栓代わりだった…
c/pの低い耳栓だね。

今日の読書
「コラプティオ」読了。
このタイトル、あまり聴きなれない言葉だが、退廃とか汚職とゆー意味だそうだ。
本作の描く政治家は、高い理想を掲げつつ、いつしか(ひょっとすると最初から)結果のためには何でもアリの独裁的な総理になってしまう。
イメージは、統治能力皆無の現総理・前総理とゆーよりは、小泉に近い。
さて、その野望はどーなってしまうのか=日本はどーなってしまうのか、が震災・原発事故後の現実の日本と二重写しになりつつ描かれていく。
ま、そーとーなタマだね、この作品の総理は。
それだけにラストでの総理の決断には「あれ?」って感じで拍子抜け。
最後までつっぱらかることをしそうなキャラだと思ったんだがなぁ…
ま、でも大変な力作で、推薦に値するポリティカル・フィクションであることには違いなし。
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