DT1350は古い録音のボロを隠す

全12回のマネジメントの学校も今日で11回目が終了。
あと1回だと思うと、気分的には終わったも同然？

今日のお供は、T51＋The Portaphile 627＋DT1350。
飾りっ気のない音調のDT1350であるがゆえ、選曲のほうも古めの曲を主体に。
三木敏悟とインナーギャラクシーオーケストラ「Back To The Sea」、エリン・ボーデ 「A Cold December Night」、ワルターのマーラー交響曲1番、伊福部昭のVn協2番と「ラウダ・コンチェルタータ」、シュタルケルのバッハ無伴奏Vc組曲1番・2番。

ワイドさを誇ったりしない音調で聴く三木敏悟は高校時代にこのアルバムを初めて聴いたときのことを思い出させる。
朝飯をサンマルクカフェで食いながら聴いてたのだが、ついつい時間を忘れて聴き続け、いつもより2本遅い電車に乗る羽目に（ダメ社員だね）。
エリン・ボーデは今日聴いた曲の中で唯一の最近のアルバム（といってもリリースされて丸1年経ってるけど）だが、寒くなってくるとこれを聴く回数が激増。
残りのクラシックはどれもワタシの嗜好によく合う鳴り方で十分満足だったが、とりわけ伊福部の２つの協奏曲が素晴らしい出来。
ハッキリ言って、この時代のフォンテックの録音は必ずしも良好とはいえない側面も持っているが、DT1350はボロをうまく隠してくれる。
ワイドレンジのハイエンドなヘッドフォンで聴くばかりが能ではないとゆー証左。

今日の読書
沼田まほかる「アミダサマ」（新潮文庫）読了。
う～ん、どこが怖いのかよくわからんうちに読み終わってしまった……
怖さには、理解不能の怖さとか、ロジカルに考えてゾッとする怖さとか、いろいろなパターンがあるが、本作のはホントよくわからん。
読み手（ワタシ）の感受性の問題なのかなぁ？

コメント 4

はじめまして　いつも拝見させていただいてます

popculteさんのブログにはコメントしてますがｗ　
初コメさせてくださいね

すいません質問なんですが
イヤホン・ヘッドフォン SE535LTD・T5p
PHPA The Continental・2SETEPDANCE
Solo等　所有してまして

初カスタムを挑戦しようと思うのですが　須山さんの
FitEar 　Private333とMH３３４とでは　値段に結構差が
あって迷ってるんですが　頑張ってMH334まで行った方が良いでしょうか？

基本オールジャンルですがJ-POPや女性ボーカルモノ聞くことが多いです
by たんたん (2011-12-09 20:36) 

＞たんたんさん
こちらこそ今後もよろしくです。
さて、ご質問の件ですが、333とMH334は下位機種・上位機種の関係ではなく、キャラクターの違う並列関係だと思います。
東銀座の須山などの試聴できるところで、ユニバーサルチップの付いた333とMH334を実際に聴き比べて決めるのがイチバンです。
ご参考までにワタシの印象を申し上げます。
音のキレ、クリアさは333です。
低音の充実に裏打ちされたスケール感はMH334です。
ヴォーカルものは、聴くヒトによって着目するポイントが違いますよね。
単純化して書いてみます。
キレイな声＝333、肉声の厚み＝334
バックバンドのストリングスや打込み＝333、ベースやドラムス＝334
ま、ワタシの印象はあくまでも主観なんで、参考にとどめ、是非とも試聴されることをお勧めします。

ワタシは未聴ですが、222や223が好みに合うって可能性もあるので、これらも試聴させてもらうとよいかもしれません。
by ｍｓ０６１０２７ (2011-12-09 22:12) 

ms０６１０２７さん　さっそくの回答ありがとうございます

大変わかりやすくて勉強になりました。

試聴してみたいですが　札幌に住んでるのでなかなか＾＾；

せっかく作ってもらうなら　がんばって交通費も稼いで上京しますかね

カスタムIEMもメーカーが多くて迷います　





by たんたん (2011-12-09 22:34) 

須山のカスタムを作るのなら、東銀座の須山の事務所で耳型を作ってもらうことになると思いますので、1度は上京が必須かもしれませんね。
ちなみに須山は試聴・耳型採取は予約制です。
by ｍｓ０６１０２７ (2011-12-09 23:05)