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フーテンとか苗字の読み方とか [世事]

この年末年始はWOWOWで集中放送している「男はつらいよ」シリーズをずっと流してる。
読書しながらのバックグランドヴィデオといったところ。
さて、主人公の車寅次郎は「フーテンの寅」と称されてる。
この「フーテン」だが、もともとは「瘋癲」と書く。
精神科病院を旧い言い方で「癲狂院(てんきょういん)」と称していたことからも分かる通り、「瘋癲」は狂人の意味である。
しかし、寅さんは狂人とゆー設定ではない。
ヒッピーのような風体の者が「フーテン族」と呼ばれていたこともあるが、寅さんはフーテン族とゆーことでもない。
劇中では「渡世人」とか「ヤクザな兄」などと自称している。
山田洋次は何をもって「フーテン」と称したのか?
俗世の常識と対極にある者の意だったのかな?

「フーテンの寅」は二つ名である。
真っ当な生活をしていると、フツーは二つ名を持つことはないはずだが、難しい読み方の苗字の者がシチュエーションに応じて、読み方を二通り使い分けることはあるよーだ。
沖縄の「玉城」さんが、「たましろ」さんだったり、「たまぐすく」さんだったりするよーに。
歴史的な経緯や本土との関係で、どちらの読み方を選ぶに至ったのかは、様々な事情があったんだろーと思う。
しかし、本人の都合で、その時々の職業や利害に応じて、読み方を変えるのはどんなもんなんだろーかと批判的に見てしまう。
その便宜主義的な苗字の扱い方には祖先への敬意に欠けるところがあるんじゃないか。
まぁ、「二つ名」からの連想で、古くからの知人にそーゆー人がいることを思い出した次第。


今日の朝飯兼昼飯は、雑煮用に合鴨と鶏肉を流用して、カレーを作る。
ジャワカレープレミアム(辛口)に鷹の爪、SB赤缶、黒胡椒を適宜追加して辛味増強。
鴨の脂の甘味と旨味に負けない辛さで、美味。
晩飯は、鶏肉で取った出汁(塩味なし)でカップラーメン(「もちもちの木」(明星食品(セブンイレブン福島・埼玉・千葉限定販売))を作り、焼いた餅を投入。
雑煮の変形というか、力ラーメンというか、何とも言えない出鱈目料理だが、出来は上々。
真面目に雑煮を作るよりも旨いかも。

今日の音楽
C4+K3003でキース・ジャレット・トリオ「星影のステラ(Standards Live)」、メータのペトルーシュカ。
The Portaphile627で鳴らすK3003に比べると、低音の押し出し感や高域のキレでは弱いところもあるが、音場の見通しが素晴らしくよいので不満は少ない(比較しなければ十分に「よい音」といえる水準)。

今日の読書
架空戦記1本読了。
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