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SR-71Aの音の滲み [オーディオ]

む~、今日はホントに何にも特別なことなし。

昼飯と買出しのお供は、T51+SR-71A+T5p。
最近ご無沙汰のSR-71Aを持ち出してみたが、なかなかビミョーなとこも。
音の輪郭が太いとゆーか、滲んでる感じがする。
高域の量が足りないわけではないのに、混濁気味に聴こえることもある。
とはいえ、ジャズ(キース・ジャレット・トリオ「Standards Vol.2」)、ヴォーカル(エリン・ボーデ「Photograph」)、小編成クラシック(ブーレーズのストラヴィンスキー「エボニーコンチェルト」)では、混濁とゆーよりも空気感の濃密さのよーな効果を産んで、さほど悪くない。
問題は大編成オケ(ラトルのベルリオーズ幻想交響曲)だ。
音数が多くなると、各楽音がお団子状になってしまうところが気になる。
そのまま音量を上げると、各楽音を聴き取りやすくなるのがフツーだが、妙に耳につく。
なんじゃ、これ?

その正体のヒントらしきものも分かってきた気がする。
最後に、シュタルケルのバッハVc組曲を聴き始めたときのことだが、このアルバムの冒頭に入っている相当大き目の水準でのヒスノイズが他のPHPAで聴いたときと様子が違う。
フツーはヒスは「シャー」とか「シー」という音なのだが、今日の組合せでは「ゾー」と鳴っているよーに聴こえる。
これがグラフィックイコライザーで音場補正するときに使うピンクノイズで、500Hzあたりをブースとしたときの音に似ている。
ジャズ、ヴォーカル、小編成では上手く機能したのも500Hz近辺のレベルが高いとゆーことならよく理解できる(この帯域の音量を上げるとヴォーカルは胴間声になって、肉声っぽさが増す)。
1,000Hzの半音が多いのか、250Hzの倍音が多いのか?
どちらなのかは測定する術も能力もないので正確なところは分からないけれど、これが音の滲みにもつながってるのだろーと思う。

500Hzあたりが弱いヘッドフォンと組ませるとイイのかな?
もう少し考究してみないと分からんなぁ……

今日の読書
西村健「地の底のヤマ」(講談社)に着手。
4部構成・863ページ2段組みの大著だ。
今日のところは第1部の半ばまで。
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