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iMod、久々に登板 [オーディオ]

先週、CK4の音に何故だかなじめなかった。
違った傾向のDAPは?ってことで、今日は久々にiMod登板。
ワタシのiModはFLAC再生のためにRockboxを入れている。
しばらく更新していなかったので、昨日のうちに最新のビルドを入れておいた。

音のことを考えると、P-Vcapを使うほうが音場の広さ、Dレンジなど期待できるんだけれど、今日は荷物を軽くしたかったんで、Mod用ケーブル(BG入りのオーグライン)を使う。
とゆーことで、今日のお供は、iMod+The Portaphile627+K3003。

iModの音といえば、そこそこの広さの音場、艶っ気のある中高音、低音のほうは音の輪郭がやや曖昧と記憶していた。
実際のところ、今日聴いたところでは、よくも悪くも記憶どおりの音。
最初に聴いた上原ひろみ「アナザー・マインド」では、ピアノの音色がナマっぽいし(ホンモノのピアノ以上にワタシのアタマの中で考える「ピアノの音」に近い音)、輪郭が曖昧なところもJAZZっぽい雰囲気作りに合っている。
ケーゲルのショスタコーヴィッチ「ステパン・ラージンの処刑」でも男声の力強さが魅力的だ。
と、ここまではよかった。
ところが、クナッパーツブッシュのワーグナー集との相性は最悪に近い。
この古い録音をDX100で再生すると、スケールの大きな音で圧倒されるのだが、iModで聴くとボワボワ・ゴーゴーと洞窟の奥で演奏されてる音を聴かされてるよーな感じになってしまう。
しかも、前述の中高域の艶っ気も、クナに対しては、ささくれだった音になるだけだった。
ジャンルをガラッと変えて、THE SQUAREの2ndアルバム「Midnight Lover」の後半を聴いた。
これはよい。
ワイドレンジな印象は皆無なのだけれど、このアルバムは高校時代にヴィニール盤LPでさんざんぱら聴いてたので、そのときの音とiModでの出音が似ているのかもしれない。

曲を選べば、iModも十分魅力的だなぁと再認識。
でも、どんな曲を聴きたくなるのかはそんときの気分次第なんで、それがiModと相性の合わなかったときのことを考えると、リスキーちゃあリスキーだしなぁ…

昨日・今日の読書
豊田有恒 「韓国が漢字を復活できない理由」(祥伝社新書)読了。
正直あの国のことは放っておきたい気分なのだが、1970年代からの韓国ウォッチャーが何を書いているのかも知りたかったし、SF作家としての豊田のファンだったんでご機嫌伺いの気分で読んだ。
内容としてはちょっともの足りないが、これは豊田へのご祝儀みたいなもんなので構わない。
それにしても本書のAmazonのレビュウが長文過ぎてちょっと粘着質っぽく感じられて怖い。

七尾和晃「琉球検事―封印された証言」(東洋経済新報社)読了。
米帝施政下のオキナワで日本の法曹制度とは異なる「琉球検事」とゆー存在があったことは知らなかった。
そのことに興味を持ったし、題材にしている事件がコザ暴動であったことも本書を読もうと思ったきっかけだ。
でも、琉球検事の功罪評価についても、コザ暴動を扇動したのが人民党ではないかとゆー事件ルポとしても内容が薄い。
どちらかにフォーカスをあてたほうがよかったのではないか?
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