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STAXのインイヤータイプ [オーディオ]

1つ前の記事でちょっと書いたが、ヘッドフォンは暑いし、イヤホン(カナル、カスタム)で耳孔をビッチリと埋めるのも気持ちが悪い。
明日からの通勤ではイヤホンを使わざるを得ないとして、休みの日にはどーしよーかと思案。
で、辿り着いたのはSTAXのインイヤータイプ。

どうせ聴くならとゆーことで、いろいろ試す。
ワタシはこのタイプが好きで、これまで3世代買ってる(SRS-001、SRS-001mk2、SR-002)。
このうちSRS-001は引越時に破損して現有は001mk2と002。
この2つのシステムでは、ドライバ部とイヤスピーカー部のどちらも更新されている。
ドライバ部は確実にナカミも更新されてるが、もしかしたらイヤスピーカー部は余り変わってないかもしれないけれど、使用年数が違うため振動膜の張りの熟れ感は違う。
とゆーことで、001✕001、001✕002、002✕001、002✕002の4通りを試すことにした。

上流はCK4のラインアウト、S/A Labのmini-miniケーブルで固定。
4通りを聴いてみると、すぐに分かるのはドライバ部の改善だ。
確実に001のドライバよりも002のドライバの方がDレンジが広い。
大音量方向にも小音量方向にもリニアリティが優れている。
問題はイヤスピーカー部。
002は三ツ瘤特性で、密度の高い低音、シャリつきはないもののハッキリした高音、両方の山に埋もれないVocal(中域)。
Popsには、この三ツ瘤特性がドンピシャに決まる。
でも、Classicにはクセが強い、強すぎるかな(Jazzは曲によってとゆーところ)。
一方の001は聴感上はフラットだが、ややノッペリした聴きごたえとも感ずる。
一長一短だが、音場の広さは001かな。
002の方も使い続ければ音場が広くなる可能性はあるけれど、f特のクセは弱まることはあっても、なくなることはない気がする。

とゆーことで、002のドライバ✕001のイヤスピーカーの組合せになった。
ここから小ワザ。
まずは、イヤピース。
STAX純正のLサイズでは耳にうまく固定されない。
代わりにゼンハイザーIEシリーズ用イヤチップシリーズからラメラ(ダブルフランジ)を使う。
まぁ、この辺りはヒト(耳孔の形や大きさ)にもよるんだろーけど、ゼンハイザーのIE、CXシリーズのイヤチップを持ってる場合にはもろもろ試す甲斐がありそう。

次は、mini-miniケーブル。
HPCシリーズでは001イヤスピーカーからの出音がますますノッペリに。
キンバーではフツーはハイ上がりっぽい出音になるのに、今回はイイ意味で艶っけにつながる。
ただ、曲によっては歪っぽくなる。
まぁ、S/A Labが無難かなぁ。
赤ベルデンも試したいところだが、どこに置いちゃったのか分からくて行方不明中で残念。

まぁ、組合せは決まったが(CK4+S/A Lab mini-miniケーブル+002ドライバ+001イヤスピーカー+IE用ラメライヤチップ)、これで聴いてみると、大体のソースで満足。
ただ、古いソースには相性がいろいろ。
クナのワーグナーとか、バイロン・ジャニスのラフマニノフP協3番とかは、音の粒立ちの粗さが目立ってしまう。
その一方で、ベルグルンドのショスタコーヴィッチは他のイヤホンでは聴くことができないスピード感で、ちょっと聴いた感じでは別の演奏みたいで驚くほどのよさ。

う~ん、通勤に使えないのが惜しい!
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